MY FOOLISH HEART
2006.02.24. 日本武道館

SET LIST(start 19:10 End 21:05)
1.TALI
2.CALL ME
3.SIDE BY SIDE
4.SADE JOPLIN
5.HATE
6.FALLIN' FALLIN'
7.BLOWN UP CHILDREN
8.20 GO
9.欲望
10.RAINBOW
11.MUDDY WATER
12.BLACK COCK'S HORSE
13.FOR ME NOW
14.SWEET CANDY RAIN
15.PHOENIX
16.FINAL COUNTDOWN
17.WHAT TIME
18.BEAUTIFUL
(アンコール)
1.HIKARETA
2.トブヨウニ
3.MY FOOLISH HEART

(感想)
初のアリーナ席です。Bブロックだったのですが、ステージ上の機材が予想以上に大きく見えたんでビックリしました…って…真ん前にあるマイクって吉井さんのだよね…ひゃ〜、期待してなかった割に良い席だよ!!オペラグラスはいらなかったよ…と、思っているうちに、吉井さん登場。
吉井さんは金属っぽい材質のボタンが多く着いたカンジのダークな色合いのジャケットに黒いTシャツに、これまたダークな色合いのボトム。エマちゃんはグレーのスーツに黒系のインナー(ノースリーブ)で、髪型はちょっとストレートっぽかったかな?(ヒゲの有無までは確認できず。)
アルバム引っさげてのツアーじゃないんで一曲目は何でくるんだろうな…と思ってたら「TALI」なるほどそう来ましたかってカンジから、「CALL ME」が続いて、目の前の吉井さんに圧倒されてしまいました。歌詞といい、なんか神懸かった雰囲気は何度聴いても凄い。
「SIDE BY SIDE」の間奏の所で、吉井さんがしゃがんで縫い物をしているようなお茶目な仕草がありました。
あまりなじみの無いイントロの曲だなぁ…と思ってたら、「SADE JOPLIN」。ラストのエマちゃんのギターがかなりカッコ良くて、ライブのアレンジだと、こうなるのね〜と感心しました。青と紫基調の照明も、これまたなんとも印象的でした。
「HATE」では途中、セリフが挿入されてたんですが、「母さん」とか言ってるような…な部分しか確認できませんでした。
「FALLIN' FALLIN'」では♪名前なんてないぜ♪の後が♪YOSHII LOVINSON 古臭いね いや、新しい?古臭い?♪と横跳びしながら続けていたのがウケました。…YOSHII LOVINSONはどちらかと言えば、むしろ斬新だったような…衝撃的だった事は確かだと思いますが…。
この辺に来て、やっと吉井さんの立ち姿に「うっわー、吉井さんってやっぱりカッコいいわ…。」と思うスロースターターなかめ。
再び吉井さんがアコースティックギターを持って、「不良高校生吉井和哉です。このジャケットは1994年製です。昔のジャケットをまだ着れるという事を自慢したかったんですけど…その頃の方が太ってました!!」等と、体型を自慢しつつ、「傷ついた大人子供のために歌います」という曲の紹介で「BLOWN UP CHILDREN」
「20 GO」は緑色の照明の中、空に向かって指を立てる吉井さんの姿が印象的でした。…いつの間にか、客席も空に向かって指を立てるのがおヤクソクになってたのね。
ゆらゆらしたカンジの「20 GO」から、一転してアップテンポな「欲望」では、サビの所で、赤い照明とスモーク?のゆらぎが燃えてるように見えてビックリしました。相変わらず照明が凄くいいカンジです。
「RAINBOW」でもサビでの七色照明乱れ撃ちされてましたがアリーナで見たせいか、NKホールの時とはちょっと違うカンジが…。間奏では吉井さんが華麗なスキーヤーの真似をフィギュアスケートのポージングで締めくくっていたような気が…。時事ネタ的にイナバウアー??(←違。)
「MUDDY WATER」の♪ど・れ・が・オ・レ・の・は・か…♪の後、吉井さんとメンバーの動きが止まったのですが、エマちゃんが微妙に動いていたように見えました…(^_^;)。
で、ややしばらく同じポーズで止まったままの後、「カメラが入ってるけどDVDが…(ここで客席から歓声が)…じゃなくて、受信料を払っていれば見れます。Nのつく所なので放送禁止用語を言わないようにしています。」等と言ってウケを取ってました。んで、キーボードで♪ちゃ〜ら〜ら〜ちゃらららら、ちゃらららら、ちゃ〜ら〜ら〜ちゃらららら、ちゃらららら♪と聴いた事はあるけどタイトル(「男と女」だっけ?)が思い浮かばないフレーズが…。「これにも、著作権料を払わなきゃならない。フレーズを変えようといったのに…新曲です」と言いながら、♪ど〜れが墓場かな墓場かなオレの墓場かな墓場かなオレは馬鹿なのか〜ど〜れが墓場かな墓場かなキミの墓場かな墓場かなオレは馬鹿なのか〜♪と歌っていました。
会場でWOWOWの中継車を見たんでWOWOWだったらどうしようと思ってたんですが、日本ハードゲイ協会ぢゃなくて日本放送協会の方か…きっとBSじゃない方でも夜中にやってくれるよね。
その後も、「BLACK COCK'S HORSE」「FOR ME NOW」と盛り上がる曲が続きましたが、「ジャンキーの少女がある時、自分の中に流れているたくさんの人の血に気がついて、立ち向かって行こうという歌です」という紹介で始まった「SWEET CANDY RAIN」しっとりとしたかと思えば、「PHOENIX」でまた、盛り上がり路線に戻りました。
「FINAL COUNTDOWN」では吉井さんがエマちゃんの肩に手を回して歌を歌うように促したんでちょっとフレンチな歌声が聴けました。ピンライトが客席にもくるくる回ったりもしてちょっとまぶしかったっス。
ちょっと、この辺から体調がアヤシくなってきて記憶がうろ覚えで申し訳ないのですが「WHAT TIME」の前後で、夏のイベントに出て、秋頃にアルバムを出すという今後の予定を教えてくれました。
「BEAUTIFUL」の冒頭で吉井さんが天井を指差したのでそっちの方を見ると、天井に吊るされたハートのオブジェの蝶(?)が光ってました。アレ光るようになってたんですな…。 そんでもって、吉井さんに「日の丸が…」と言われて、初めて日の丸の存在にも気がつきました…。武道館の日の丸…懐かしいっスね…と遠い目になりつつ、この曲で本編終了。

吉井さん達が再び登場。エマちゃんは黒のノースリーブになってました。
アンコール一曲目は「HIKARETA」で、春っぽいカンジで良いなと思ったと同時に、やっぱりライブ受けする曲である事を再確認しました。吉井さんの動きも激しかったような…。
「武道館でまた(ライブを)出来て、本当にツイていると思います。だから皆も大丈夫。」とか、とても前向きな事を言っていたような気がするのですが…ウロですみません…m(__)m。
「トブヨウニ」の後のメンバー紹介では、ギターの日下部正則さんの時に「初武道館です。2日目です。」と一言があっただけで、今回はさらっとしたカンジでした…って、放送禁止用語連発はお互い困りますし…(^_^;)。
「これが終われば俺たちも皆もいろいろな事情を抱えていていると思います。この歌が少しでも安らぎになりますように」といったカンジの紹介に…なんか…大人発言だなぁ…吉井さん…「今年で4歳と0歳になります。」だもんなぁ…(遠い目)。といった、感慨を抱きつつ、「MY FOOLISH HEART」を聴かせてもらいました。
…アンコールでの吉井さんのトークが結構、記憶の彼方に行ってて申し訳ないです…m(__)m。
吉井さんが退場した後は、割と間髪入れずに公演終了の放送が入ったので、かめも会場を後にしました。

正直に告白すると、最近、自分の入れ込み具合が微妙に薄くなってる(笑)と思ってたのですが、やっぱり、吉井さんは凄いなぁというか、離れられないなぁと思うライブでした。…立ち姿のカッコ良さには敗北感すら覚えました。
是非是非、「大人のロック」の模索を続けていつまでも惹き付ける存在であって欲しいと思った、7年ぶりの武道館でした…(遠い目)。


*注* メモもろくすっぽとっていなかったので非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。 お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。

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