THANK YOU YOSHII KAZUYA
2006.12.28. 日本武道館
SET LIST(start 19:10 End 21:25)
1.I WANT YOU I NEED YOU
2.LIVING TIME
3.HOLD ME TIGHT
4.人それぞれのマイウェイ
5.LONELY
6.黄金バッド
7.CALL ME
8.20 GO
9.Paint it, Black
10.Ziggy Stardust
11.SPARK
12.ALL BY LOVE
13.WEEKENDER
14.楽園
15.TALI
16.BEAUTIFUL
17.バラ色の日々
18.LOVE LOVE SHOW
19.BLACK COCK'S HORSE
20.FINAL COUNTDOWN
(アンコール1)
1.恋の花
2.パール
3.BELIEVE
(アンコール2)
1.JAM
会場に入ると、おお!!あんな近くに日の丸が!!流石、武道館!!ってカンジのスタンド2階席なんで、もう双眼鏡に頼るしか…といった気持ちでいたのですが、ステージバックと両サイドにモニタがあって、これはこれでステージ全体を見ながら楽しめそうな雰囲気です。
10分程した所でKREVAの文字がモニタに映り、オープニングのラップ(?)で盛り上がった所で左腕を挙げたポーズで吉井さん登場。かめ的ツボにジャストミートな赤いミリタリーテイストなジャケットにフリル系のブラウス、赤み系黒のラメパンツという衣装も相まってかなりカッコいい…。どうしよう…。
オープニング映像のKREVAも赤い衣装だったんで一瞬、一応、ファイナルだしKREVAが来たのかと思ったのと、どこのオースティン・パワーズだよ!!と思った事は秘密です…(^_^;)。
多分、歌詞にちなんでいるであろう「東京〜!!今日はお前達の穴っちゅう穴を広げにきたぜ!」という、アレなカンジの第一声から「I WANT YOU I NEED YOU」
背後のモニタには歌詞のフレーズやフレーズにちなんだ効果も映って面白かったし、サイドのモニタでは吉井さんも映ったりするので、2階席でも全然、気にならない作りになってました。
途中で、吉井さんは最前列の女性の手を取って手にキスしたりしてたんですが…アレって仕込み…?(汗)
いや、リアルタイムでは、客席の悲鳴しか聴こえなかったんですけどね…。もう、一曲目から翻弄されているよ…。
「HEY!武道館〜!」の叫びとともに白いフラッシュ照明で「LIVING TIME」
この曲の前にサングラスを、曲の間に手袋を外したようです。…って、白い手袋もしてたのか!!(でも、左手だけなのは何故…?)
「イェ〜イ!元気ですか〜?東京!アゲアゲで行くぜ!」との通り、次は「HOLD ME TIGHT」でアゲアゲです。ステージバックのモニタの模様が何ともサイケに派手でした。
一転して、しばしの静寂の後、アコギを持った吉井さんが「元気でしたか、東京〜!なんか、すげぇじゃん。ヤバい。気合い入った。オレ、今日やっちゃうよ?やっちゃうよ?最後までよろしくね。」と言った後、「人それぞれのマイウェイ」「LONELY」とちょっとしっとりしてきた所で、あのギターイントロが入り、「黄金バッド」がっ!
一直線の黄色い光を背景に吉井さんのシルエット…これ、正面から見たらすっげーカッコいい絵面だろうなぁ…と、生中継のカメラワークを楽しみにしてたんですが、微妙に期待を外されたコマ割になってて、テレビの前でガッカリしてしまいましたが、とにかくカッコ良かったからいいや。
あと、曲のタイトル通り、黄色いコウモリとか頭蓋骨とか野球のバッターが背景に入ったのが印象的でした。
「どうもありがとう。ご覧の通り、キンキラキンになって帰ってきたぜ!ちょっと、時代錯誤かもしれないけど…しかし、靴下は流行の最先端!五本指ソックスです!」個人的にはこういう時代錯誤はバッチコ〜イ!なんですが、五本指ソックスは…流行の最先端なの…?(^_^;)ってか、何故か握りこぶしで両手を上げて力が入っている所が妙に可笑しかったです。
「え〜、ほんとに、「THANK YOU YOSHII KAZUYA」へほんとにようこそ。年末の忙しい時に、どうもありがとう!え〜、いろんな時代があって、まぁ、こんなに、今キンキラキンになってしまった訳ですけど、いろいろ悩んだり考えたりしている時の曲を聴いて下さい。「CALL ME」」という、前振りの「CALL ME」で、またしても吉井さんの歌声と演奏に圧倒されてしまいました。何度聴いても、凄い曲だと思います。そんでもって、赤〜紫系の照明がこれまた綺麗でした。
「20 GO」では、間奏部分で吉井さんが「Faxを送信します。Faxを送信します。Faxを送信します。記録紙がありません。」と機械的に言っていたのがとてもシュールでした。
ギターイントロとともに「さぁ、カバータイムの始まりだぜ!イェイ!後ろに歌詞が出てくるから、知ってる人がいたら一緒に歌って頂戴!」と言ってひとしきり、客席を煽った後、エマちゃんを指差して「Mr.キース・リチャード」と紹介して、エマちゃんのギターで「Paint it, Black」がはじまりました。
不勉強で元歌を知らないのですが、吉井さん的(?)に訳されてる歌詞とリアクションは大ウケ。
特に、吉井さんが♪これはどうやら女の子に♪と歌いながら、なよっとしたカンジでひざまずいた所で照明がピンクになり「ちょっとだけよ(はあと)」と期待通りのリアクション(…年がバレそうな期待だな…(汗)。)を取ってくれた所と、♪大人のア〜レ〜よ〜♪の手振りや表情が「アラ、やだ、奥さん。」みたいだったのがウケました。
「黒く塗って」と呟いた後、「俺の命の恩人のカバーやります!」という紹介で、「Ziggy Stardust」になり途中、「武道館!」と叫んだりしてました。最後に♪Ziggy は俺を救った♪と歌ってたあたりがすごく良かったです。
吉井さんは赤いコートを脱ぎ、一転してTHE YELLOW MONKEYの「SPARK」の激しいイントロが…。カバータイムの延長なのか、持ち歌披露なのかが微妙にあいまいで上手い流れです。
背景の映像がPVを意識して作られていた所が、泣かせる。…というか、微妙に嬉しくもあり寂しくもあり…。そんなカンジでした。
「やべぇ、今日、やべぇ。今日は絶対、伝説のライブになる。絶対ヤバい。この会場を愛で一杯にしたいです。「ALL BY LOVE」」で始まった「ALL BY LOVE」の後は、間髪入れず、「年末ですよ〜!生まれ変わるぜ!生まれ変わるぜ!」「WEEKENDER」でした。
季節はずれな所は♪今日も晴れましたね!今年一番の東京になるそうで〜♪になってましたが、蝉とか、花はそのままだったです。…冬に咲く花もあるし。
シナプスとか赤血球っぽい映像は「生まれ変わる」にちなんでるのかな?
「楽園」イントロの途中に「年末に楽園に行くぜ!」、曲中で「武道館最高!」と叫んでました。
「WEEKENDER」の目指す先は「楽園」ってコトで、これまた上手い流れかも。
しばしの間の後、アコギを持った吉井さんが…。
「サンキュー。どうもありがとう。サンキュー。え〜、今年の10月8日のお誕生日の時にですね、生まれて初めてアコースティックライブみたいな事を、やらしてもらったんですけど…なんか非常に…自分の声ってまんざら悪くないじゃん、と思って。ずっと自分の名前とか、自分の声とか、ほんと、あんまり好きじゃなかったんですけど、なんか、こう40歳になるとずうずうしくなるもので、ちょっといいかも…と思うようになってきて…(客席から拍手)…いいです、いいです。そんな…そういう同情はいらない…。あの…そう、それで、アコースティックでやると声の感じとか、すごく伝わるのかなと思って。YOSHII LOVINSON君のデビューシングルの「TALI」という曲を、今回、ちょっとアコースティックで…メニューで…メニューにとりいれてみようと思って…やります。当時の…え〜、シングルカットされたんですけど知ってます?あの〜、え〜、プロモーションビデオをアニメーションで作ってもらって、すごいそれが、あの〜、作っていただいた方と、俺がその「TALI」を作ったその時の、当時の気持ちと見事にシンクロして、依頼して出来たアニメーションじゃなくてお互いが作っていた、本当に驚く…なんか偶然と言うか…なので、今回はそのアニメーションと一緒に「TALI」をアコースティックで。好きな人が今いる人は好きな人を思い浮かべて、いた人は忘れるか…解んないけど…これからって人は、いつか素敵な王子様を思い浮かべたり、素敵な伴侶を思い浮かべたり…とにかくそういう感じで聞いてもらいたいと思います。」と、微妙に笑える所があるトークが入りました。
「TALI」の間中、ステージのモニタにはPVのあのアニメーションが流れていましたが、久しぶりに見たせいか、「ロングバーション?こんなカットあったっけ?」みたいな新しい発見があって、結構、見入ってしまいました。
「ホントに今日は素晴らしい日だ。」と言った後、「BEAUTIFUL」でさらにじっくり聴かせてくれました。
「バラ色の日々」のピアノイントロに乗せて、「サンキュー。ありがとう。やべぇな。メンバー紹介します。大きな拍手で。」とメンバー紹介が始まりました。
「ドラムス!21歳!フロム…(良く聞き取れなかった。)鈴木敬、イエィ!おめーはいいな。若くてな。」
「ベース!今回のツアーではたくさんの綺麗な海を見てきたね。海が好きなんだよな?ベース三浦淳吾!今日はちょっと日本人っぽいじゃん。」…確かに、ちょっとパパイヤ鈴木入ってる気が…(^_^;)。
「キーボード!ホントに優しい男です。キーボード鶴谷崇!」
「アーンド、リードギター!もう…ずーっと…なんか、猫を飼っているらしくて…名前が「にゃんざえもん」だという事が、昨日、この武道館で発表されて…よかったですね。ね、発表される場所がここで、ね。よかったよね?よかったよね?ギター!日下部正則!バーニー!高いギター。高いギター…ちょっと…後でぶっ壊して」
「アーンド!リードギター!菊地英昭!前…エマ…前」って、ライブの時は前に出るように促しているのかと思ってたんだけど、中継で見たら、前の時に自分の股間を指差してたんですね…吉井さんってば…(^_^;)。でも、エマちゃんの肩に手をかけてた
のは嬉しい絵面でした。
「え〜、あ、なんか、ちょっと12月28日って、ま、ちょっと感慨深い日なんだけど…そう、元々、あの〜、バンドが結成された日だったんだけど、たまたま、あの〜、SOGO東京さんがこの会場を、毎年、押さえていて…今回もワタシに…この貴重な素晴らしい日を受け取りました。12月28日は毎年俺がココでやる!吉井武道館にする!ここを!素晴らしい日々を送りましょう。一緒に歌って下さい!」との喋りにノせられて、歌いつつも、マヂで毎年28日にやるのか!?(汗)と嬉しいような、何とも言えない気持ちになっていたかめです。
「サンキュ〜!武道館!LOVE!LOVE!SHOW!」のかけ声で「LOVE LOVE SHOW」のイントロでは客席が大合唱でした。
途中、四つん這いになって、「さあ、おいでなはれ!おいでなはれ!俺はロック界のディープインパクトだぜ!ほら、乗りなされ!乗りなされ!あっ!あっ!あっ!あっ!一発1500万だぜ!」と言ってた所がなんとも…競馬良く知らないんだけど…時事ネタ?…ってか、「ブラ外しましょう」って…(^_^;)。
この曲でも、PVを意識したっぽい映像が使われてました。
ここで、聞き覚えの無いイントロの曲が…新曲?って、結構、真剣に考えたんだけど、「BLACK COCK'S HORSE」でした。う…馬繋がり?
もの凄くハイスピードでノリのいい編曲になってて、この曲はどこまでいくんだろう…。でも、カッコいい。背後のモニターには疾走する馬のアニメーションとか、色々な時期の吉井さんの写真が使われていました。
「もう俺はALL RIGHTだぜ!」の叫びの後、モニタにデジタルの数字が映り「FINAL COUNTDOWN」…と、言う事はラストナンバーですね…。
「年内ファイナルだぜ〜!」…ん、確かに。
ギターソロの所で「バーニー!」と呼びかけて、♪ちゃらららら〜ちゃららら〜♪のメロディに乗せて♪俺の飼ってる猫可愛い〜♪と歌って「ここだよ〜ここだよ〜」といたずらっぽく手を振ってました。
間奏部分では「もうね、2006年は最高だった!2007年はやりたいようにマイペースで刺激的にやるぜ!これからもどうぞごひいきにお願いします。カッコいい曲いっぱい作ります!」と来年の活動を期待させてくれる発言がありました〜。…刺激的って…楽しみじゃないっスか。
「それでは、皆さんの素敵な声を聞かせて下さい。はい!」に続いて会場も大合唱。「この髭の人と…あれ、髭ばっかりだ…。」と、ここで、中継では髭の人が映る絶妙のカメラワーク。
「来年、来年も最高の一年にしようぜ!あと数日しかないけど、旅立ちへの♪FINAL COUNTDOWN♪」と、歌の方に戻り、「ありがとう!生まれ変わるんだぜ!」「武道館最高!」と言って吉井さんは退場して行きました。
アンコールまでの間、ステージ中央のモニタに「THANK YOU YOSHII KAZUYA」という文字が赤く表示されたのですが、ちょっとすると「FUCK YOU YOSHII KAZUYA」と交互になってて、自虐加減とファンの心理を微妙に突いているところが笑えました。
吉井さんがバーニーの肩に手を回しながら登場して、ステージ中央マイクの所で一礼…「ゴッ」って…バーニーが額をマイクにぶつけていました…。
「サンキュー!ありがとう。もう、え〜、大体の人が解っていると思いますけど、今回のツアーのテーマは、アンコールは大人のバラードで盛り上がろうです!イェイ!この国はどうも、バラードになると静かになってしまう。ほらもう、なってる。ハイ!伝説のアンコールにしたいと思いますので…。」との喋りに、この国って…政治家みたいだな…と思ってたら、その間、顔芸(?)みたいなのをしていたのですね。どんどん客席の声援が大きくなって行きました。
「ありがとう。ありがとう。ありがとう。うん、なんか演歌の王子様みたいな気分になってきた。ちょっと、こう、一回、フラットにフラットに。え〜、ね、今回のツアーは、ホントに、思いがけないハプニングがたくさんありました。え〜、お風呂上がりに全裸でウロウロしていたら、お掃除のおばさんが急に入ってきたりとか…え〜、逆にアラヤダって、言われたりして…こっちがアラヤダだったり…。しかも、2回もあったりして。で、ロックすればいいんだと思って、鍵してロックして正々堂々と…こうやって…風呂上がりに、こうやって(タオルで身体を叩く真似)やっていたら、今度は窓ふきの人がスパイダーマンみたいにこう(窓ふきの人の真似)…もうてんてん見え…見られまくりです…カットカットカットカット(指ハサミで切る仕草)…てんてん…てんてん…てんてん見られまくり…そんな紆余曲折を経て、ここまでたどり着きました。え〜、とにかく、伝説のアンコール、始めたいと思います。頼みますよ。それじゃ、サンキュー…(良く聞き取れない)…。」
ドリンクを飲もうとして、手に取ったらミニ植木鉢…のリアクションといい、微妙に可笑しかったですが、大人のバラードタイムの前振りに……を連呼するのはいかがなものかと…(^_^;)。…ってか、…生中継だからカットはされませんから〜!!
「言いにくいタイトルだな…ホントにこれ…それじゃぁ、サンキューヒャクハチの中から…言えてねぇ…恋の花」
「恋の花」だけに、上の方のモニタに薔薇や百合などが映っていました。
曲の出だしや間奏の時とかは盛り上がってたような気がするけど、流石に吉井さんが歌い上げている最中は、もう聞き入っているしかなかったような…。バラードの盛り上げ方がよくわからなくてスミマセン…。
「ギター!アントニオ古賀!」…う、また、わかるようなわからないような微妙なネタを…。
「さあ!今回のツアーの目玉コーナーがやってまいりました。年末年始、忙しい男性五人組…男性グループのコンサートのMCのカバーをやります。」と言った後、仕草や顔真似をしつつ、「ねぇ、皆。今、皆が持ってるペンライトをちょっと一回、消してくれる?消して。消して。いいから、いいから。この後、俺が歌ったらそのペンライトを天井に向かって皆一斉につけて。そして、俺に星空を見して。わかった。じゃあ、やるよ。」
途中、自分でやって自分でウケてる風な所がまた笑えました…。
ピアノのイントロで「パール」が始まりました。会場は、ペンライトならぬミラーボールで一面の星空に…。特に、2階席は天井に近かったんで、ミラーボールの光が天井に当たる様はまるでプラネタリウムのように綺麗でした。
間奏でも「皆、ペンライトありがとう!一緒に歌って下さい!」と言ってたりして…まだ、やってたんかい…ってか、芸が細かすぎます。
「パール」はジャズっぽいアレンジ(ちょっと、五人グループの曲を思い出したような…)になっていてじっくり聴かせてくれました。
「サンキュー!どうもありがとう!ありがとう!え〜、THANK YOU YOSHII KAZUYAというね、ホントに、図々しいタイトルをつけさせてもらいましたけど、なんか、何回もね、人間って生まれ変わるって言うけど、今生で吉井和哉というスーツを着てるんですけど、とても気に入っています。え〜、30歳から40歳の十年というか、え〜上半期、吉井和哉の集大成ということで、やりたい曲を好きなようにやらしてもらってます。こんな楽しいツアー、もしかして、ある意味、初めてかもしれません。え〜、とにかく、え〜、いろんな人と出会っていろんな別れがあって、その度にいろんな感情になったんだけど、生きてく上でホントに必要な感情なのかなぁと。え〜、その感情があるから、きっと、なんか音楽的理論とか才能とか、全然無い俺が曲を作れるのかなと思います。これからもそういう思いを大事に歌っていきたいと思います。どうもありがとう。え〜、なんだろう、ある意味ね、今日はすごく記念のワンマンコンサートで、とても、オーディエンスも演奏も素晴らしくて、良いライブが出来てると思います。本当にサンキュー、どうもありがとう。こりゃ、DVDにするしかねぇな。…また是非、会いに来て下さい。サンキュー、エブリバディ!」
そんな、色々、考えさせられたり(…才能がないって…謙遜だよなぁ…。)、DVD出るのか〜!なMCのあとは、締めに相応しく「BELIEVE」で、いよいよライブも終わっちゃうんだなぁ…。と、寂しい気持ちになりました。けれど、美しい歌で…やっぱり、ナマで聴くのは良いです。
「サンキュー!」と吉井さんが両腕を上げながら退場した後、ステージのモニタには「THANK YOU EVERYBODY!!」の赤い文字が浮かびました。
が、ややしばらくして、文字が消えてステージが明るくなり、アコギを持った吉井さんが再び登場しました。
「もう一曲やる!」「え〜、もう、今日ね、朝、すっげぇ練習した。え〜、ね、あの〜、全国ネットという事で、お茶の間の皆さん、どうも。吉井和哉です。ご紹介が遅くなりました。え〜と、ま〜、あの〜、さっきも言ったように、え〜、ね、12月28日の武道館というのはホントに、自分でも思い出が深い場所で…ま〜、あの、いろいろ、とにかく…なんだろうな…この場所で、今日は今、俺一人で、好きな場所で好きな歌を歌う。」
好きな場所で好きな歌を歌う…「JAM」ですか!と思ったらやっぱり「JAM」で…でも、目頭が熱くなってしまう。
きっと、「BELIEVE」の後に、立て続けにMC、「JAM」ときてたら、目から水が…だったんではなかろうかと思います。
「THANK YOU EVERYBODY!THANK YOU BOWINMAN MUSIC!THANK YOU YOSHII KAZUYA!」と叫び、ギターを下ろした後、投げキッスをして吉井さんが退場していくと、会場内の照明がついて終了を告げる放送が流れました。
…確かに、もの凄いライブでした!
いや、もう、あの格好で出てきた瞬間にやられちゃった気もするんですけどね…(^_^;)。
最初は「THE YELLOW MONKEY曲やや多め」という話を小耳にはさんでいたので、どんなもんかいな…と、思っていたけど、セットリストの中に自然に組み込まれていたし、アレンジが大幅に変わっていた曲もあって、昇華されていたと思います。
吉井和哉は、好きな場所で好きな様に好きな歌を歌っていた。そして、客席もそれを楽しんだ、そんなライブだったと思います。
*注*
MCは書き起こしてみたのですが、非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。
お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。
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