2004.11.22.  SHIBUYA-AX
エレファントカシマシ
平成理想主義の旅

*caution*
かめがお送りする、真性エレカシファンにはいただけないであろう、いんちきを通り越して無謀レポートなので「しょーがねーな、所詮かめだし。」と思える人だけドウゾ。
そうじゃない人はこちらへ。

SET LIST(start 19:10 End 20:35)
一万回目の旅のはじまり/パワー・イン・ザ・ワールド/生命賛歌/人間って何だ/定め/夜と朝のあいだに/DJ in my life/ああ流浪の民よ/友達がいるのさ/平成理想主義/達者であれよ/クレッシェンド・デミネンド /化ケモノ青年/俺の道
EC
デーデ/奴隷天国

(感想)
10分ぐらいで押したところで会場が暗くなりメンバーが登場しました。
2階席と言ってもステージは結構、近く見えるんですが、黒シャツに黒ズボンの宮本さんの細さにビックリ…。ギターの石くんの坊主な髪形にもビックリ。
勝手に一曲目は「平成理想主義」なのではないかと単純に予想していたところに、「一万回目の旅のはじまり」が来たのには、かなり驚きました。
確かに、初っぱなから15分ぐらいある楽曲ってのもちょっと飛ばしすぎな気もするので、ツアー初日と引っかけると一曲目に相応しい選曲なのかもしれません。
その後はもう「パワー・イン・ザ・ワールド」「生命賛歌」と、息をもつかせぬ怒濤の展開ってカンジ…。最初っから飛ばしてるなぁ…。
「パワー・イン・ザ・ワールド」は、また生で聴きたいと思ってたんでかなり嬉しかったです。♪ここは渋谷だ〜♪という地域ネタも折り込まれてたし。
しかし〜「風」からの曲がまだ来ないんですけど〜と思ってたら、「人間って何だ」「定め」…この辺の曲順って、良く考えられているような気がする。
「人間って何だ」は生だとかなりハードな印象を受けました。イントロのドラムとかも凄く効いてるカンジ。
「定め」のあの科白も聞けて大満足。
ここで、ちょっと即興で曲をやってたような…その後、宮本さんは「曲が出来なくて、夜眠れなくて…作った曲です。…楽しかったです。」(←あんましよく聞こえなかった。)と作曲エピソードを交えつつ、ギターを換えて「夜と朝のあいだに」で爽やかなカンジになった(?)後は「DJ in my life」…この曲はなんとな〜くセクシーだなぁと思う(ドキドキ)。
石くんがギターを取り換えている間に「昔の曲をやります…上手くできるかな??」と宮本さんがプチ曲紹介。石くんがチューニングの確認(?)でジャーンってやったら、宮本さんがマイクで拍子を取った後、「ポクッ」とかって謎の音(もしかして頭叩いた??)をさせて「ああ流浪の民よ」
「友達がいるのさ」は一瞬、イントロが「きらきら星」に聞こえてしまってちょっとビックリ。この曲は静かな中に沸々としたパワーを感じてすっごい好き。
この辺だったか、曲の後に宮本さんがマイクスタンドにコードが絡まってたのを直しながら「蔦が絡まってる…」とか言ってたような……蔦って…心の中でツッコミを入れてしまったワタシ。
んで、「平成理想主義」は「大事な君と〜」のくだりがカットされてて、より硬派なカンジになってました。
「達者であれよ」もまた、ちょっとアルバムとは印象が違うカンジでした。意外とアップテンポなのねん…。
アルバム「風」からの曲が続く中に「クレッシェンド・デミネンド 」いきなり入ってきてちょっとビックリした後に、「化ケモノ青年」
やっぱり、あそこは手拍子で”チャッチャッチャチャチャ”って合いの手を入れるのか興味があったのですが、おヤクソクってカンジでもないのかな??しかし〜、「今夜は酒持ってこい!!」はイイなぁ。男の浪漫だ。(←そうなのか??)
そして、「俺の道」で本編ラスト。
最後にこの曲を持ってくるのが、何というかまだまだヤル気なんだなぁ…ってカンジでした。(って言うか、初日だし!!)

ステージが明るくなり、再びメンバーが登場しました。宮本さんは白シャツに着替えてました。
一瞬、イントロで「ファティング・マン」かと思ったけどアンコール一曲目は「デーデ」でした。…うって変わって、♪友達なんかいらないさ〜♪ですか…(笑)。
更に「奴隷天国」で大盛り上がり。宮本さんは「踊れ踊れ」とか言ってたような気が…って、ワタシの思い込みかも知れないけど、気持ちもかなりヒートアップというか、変なスイッチ入ったかも〜。
次は何が来るんだろう…と期待していたら、メンバーは楽器を置いて退場していきました…あっれ〜??
勿論、アンコール状態になったんだけど、客電がついて退場を促す放送が入ってしまい、客席は「え〜??」ってどよめいた雰囲気でした。
かめも梯子外されちゃったよ〜ってカンジで「そんな殺生な〜!!まだ「風」聞いてないし!!」と思いました。
てっきり、「風」がオーラスだと思ってたし、これを聴いたら自然に「ライブも終わっちゃうんだなぁ…」と納得できる曲だし…と思いつつも、聴いたら絶対、泣いちゃいそうなんでツアー初日のラストがシメシメしちゃうのもなぁ…という気持ちもあるんで、「奴隷天国」で踊らされたままで終わるのも良いのかも。

かめ的には意外性のあった濃いライブで非常に楽しかったです。
「風」以外からの選曲が多くてビックリしたのですが、「俺の道」からの流れが続いてるんだな〜ってカンジがとても良い。
ツアーの後半はどんなふうになるのか見に行ける人が羨ましい〜。
エレカシはまだまだ行くところまで行くカンジがするのも羨ましい…。
またエレカシのライブを見に行くんだろうな…と思うライブでした。


*注* メモもろくすっぽとっていなかったので非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。 お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。
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