2007.09.30.  SHIBUYA-AX
エレファントカシマシ

*caution*
かめがお送りする、真性エレカシファンにはいただけないであろう、いんちきを通り越して無謀レポートなので「しょーがねーな、所詮かめだし。」と思える人だけドウゾ。
そうじゃない人はこちらへ。

SET LIST(start 17:10 End 19:00)
笑顔の未来へ/この世は最高/クレッシェンド・デミネエンド〜陽気なる逃亡者たる君へ〜/さよならパーティー/甘き絶望/面影/覚醒/誰かのささやき/悲しみの果て/東京の空/コール・アンド・レスポンス/男は行く/流れ星のやうな人生
EC1 
傷だらけの夜明け/今宵の月のように/(新曲)桜の歌?
EC2 
ガストロンジャー/俺たちの明日

(感想)
開演時間から10分過ぎたあたりでステージ上にメンバー登場。宮本さんは白シャツ×黒ボトムでした。せいちゃんの黒シャツ×黒ボトムが対照的だなぁ…と思いました。
今回座席の位置はステージ中央がよく見えましたが、石くんとせいちゃんは見えたり見えなかったり。
一曲目は「笑顔の未来へ」でかめは初めて聴く曲なのですが前向きな力強さが感じられる、中々いい曲です。曲の後に最初は「涙のテロリスト」と呼んでいた様な説明があったような…。…え?既に記憶がアヤシイのかよ…(汗)。ここで、「こんばんはエレファントカシマシです!今夜は最後までドーンと行きます!」と御挨拶が入り、「この世は最高」のイントロが入り、 確かに、ドーンと火がついたカンジでした。
「陽気なる逃亡者たる君に捧げます」と紹介された「クレッシェンド・デミネエンド」の後は、新曲の「さよならパーティー」が披露されました。ポップな曲調だった様な印象が…。
「甘き絶望」の後、この曲をシングルにすると言ったら、皆、黙っちゃって…宮本節が強すぎると言われたという趣旨のエピソードを披露してました。かめ的にはかなり気に入っている曲なので、残念な気もします…。
「面影」の曲紹介の時に「古い曲」と称されていたのがなんとも…そんなに昔の曲じゃないよね…少なくとも21世紀の曲だし…(^_^;)。(←や、そうゆう問題なのか?)
「覚醒」の後に、「37歳の時に作った曲です。34までは若いけど35過ぎて男は37歳過ぎるとガクッときます。40過ぎると開き直ってもっと楽しいことをどんどんやって行こうと思う。」といった流れのちょっと長めのトークが入ったんですが、何がツボに入ったのか客席から「あひゃひゃひゃひゃ」といったカンジのもの凄い笑い声が上がりました…(汗)。
あまりにアレすぎて「そいつをつまみ出せ!」と宮本さんが言ったときにゃ、ここまで宮本さんも饒舌(本人もそう言ってた)でノってていいカンジのライブだっただけにもうどうしたらいいのか…と2階席でオロオロしてしまいました…。
でも、「こういうのは相手をするからダメなんですよね」と話を続けてくれてホッとしたり…(^_^;)。その後は静かだったんだけど…どうなったんでしょう…?(汗)論語とか読んだとかとも言ってたかな。
あと、「女の人の同情はいらないです。石くんは同情されたいタイプで、俺は同情されるとへそを曲げてしまうほうです。」みたいな事を言ってました。
この後は、「誰かのささやき」「悲しみの果て」と、懐かしめの曲が続き、更に「東京の空」が来ました。この曲はライブでは滅多に聴ける機会はない曲だと思うのでちょっと得した感じがしました。トランペットのフレーズは石くんのギターで演奏されてました。
「コール・アンド・レスポンス」では、「死刑宣告」の所で照明が真っ赤になったのが印象的でした。
「男は行く」で聴き入りモードに入った後はさらに「流れ星のやうな人生」で、メンバー退場して行きました。
中盤辺りにメンバー紹介があったんですが…記憶が飛んでて、いつもに増して使い物にならないようです…。…あと、宮本さんはギター持ってる事が多かったかな…。

アンコールに応えて宮本さん登場!!って、一人でステージの右端まで駆けて行き、スピーカーの上に登りました…。アピールの後、スタッフの人がスピーカーを押さえていたのが微妙に笑えましたが、しっかり左のスピーカーにも登りにきてくれ、その後は中央のパイプ椅子の背もたれの上で「傷だらけの夜明けに」を弾き語ってくれました。
スピーカーに登る身のこなしとかパイプ椅子の背もたれに腰掛けるバランス感覚とか…なんか、色々な意味で凄い41歳です。…あ、ここじゃないけど、せいちゃんに宮本さんが飛びついておぶさる一コマがあったんだけど、ベースを弾き続けるせいちゃんも凄いなと思いました…。
「うれし涙もいいものです。いつかうれし涙をながせる日が来る様に」といった紹介で「今宵の月のように」
「荒野に咲いた一輪の花」というフレーズを引用したMCが始まったので「パワー・イン・ザ・ワールド」がくるのかと思ったけど、「輝く歌を沢山作ってきたけど、花の歌も同じぐらい作ってきたと思います」という紹介で桜舞い散るという歌詞が印象的な新曲が披露されました。桜の歌と言っても、やはりエレカシらしく力強いカンジの曲でした。

ちょっとして、再びメンバー登場。
相変わらず力強い「ガストロンジャー」の後、「同じ曲を演ってもその時の体調でも違うし、お客さんとの綾というか…皆で作って行くものだと思った。」といったような嬉しいお言葉がありました。
「俺たちの明日」でラスト。
力強いのだけれども、うっかりすると泣けてくる心に染みるいい歌だと思う自分は、遠くまで来ちゃったんだなぁ…と思ったりしながら、じっくり聞いてしまいました。
曲の終盤になるにつれ、客席を含めて照明が明るくなった様な気がしました。
宮本さんは投げキスをして「また逢いましょう」と言い残し退場して行きましたが、ライブの終了を告げる放送がかかるまで客席からアンコールが続きました。

新曲から古い曲、定番から意外な曲までと、アルバムタイトルを冠していないライブらしい選曲が多くて良かったです。
ちょっとひやっとする場面もあったけど、宮本さんの調子も良さそうで、全般的にいいライブだったと思います。
これからもいい曲を作っていくといったような発言もあったので、今後のアルバムリリースを期待しています。
…しかし、脳の隅々まで糖が回り切っていないせいか(…ってか、トシ?)、いつもにまして穴だらけのレポで申し訳ないです…。


*注* メモもろくすっぽとっていなかったので非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。 お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。
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