2005.10.15. 代々木第一体育館
浜田省吾
ON THE ROAD 2005 "MY FIRST LOVE"

*caution*
かめがお送りする、真性浜省ファンにはいただけないであろう、いんちきを通り越して無謀レポートなので「しょーがねーな、所詮かめだし。」と思える人だけドウゾ。
そうじゃない人はこちらへ。

SET LIST(start 18:05 End 21:35)
ある晴れた夏の日の午後/光と影の季節/この夜に乾杯!/旅立ちの朝/HELLO ROCK & ROLL CITY/終わりなき疾走/誰かどこかで/片思い/青空のゆくえ/さよならゲーム/君がいるところがMy sweet home
(休憩 19:10~19:25)
マイホームタウン/Thank you/I am a father/花火/SWEET LITTLE DARLIN'/MONEY/J.BOY/日はまた昇る
(センターステージ)
初恋/バックシートラブ/土曜の夜と日曜の朝/星の指輪/ラストショー/さよならの前に
愛奴のテーマ/君と歩いた道/家路
(アンコール)
Midnight Blue Train

(感想)
開演前のBGMはビートルズが使われてたりして、"MY FIRST LOVE"な気分が盛り上がってきたところで、「All You Need Is Love」が流れ、ステージのモニターにラブアンドピースな雰囲気の映像が映り、薄い青っぽいシャツに光沢のある黒のボトムの浜省登場。
男の人が多いせいか、歓声が微妙に低音です。口笛なんかも吹かれたりする盛り上がりの中、「ある晴れた夏の日の午後」で意外にもしっとり。
モニタの映像が、歌いだしに合わせたのか「青い稲」で始まったりするところが個人的に微妙にウケましたが、ここで使われた映像自体は日本の美しい自然ってカンジでした。
アルバムを聴いて勝手に一曲目なんじゃないかと思ってた「光と影の季節」がきて、新しいアルバムからの曲が続きました。
「この夜に乾杯!」でレイザーラモンHGばりに「フォー!!」ってやりたかったけど、かめは内気なので出来なかったヨ…(^_^;)。
「HELLO ROCK & ROLL CITY」では、東京の風景から代々木体育館のステージセット設営に切り替わっていく映像が凄く面白かったです。これって、ご当地によって違うのかな??
「終わりなき疾走」で盛り上がった後は、「座れる時は座って下さい」と言われたので、お言葉に甘えて座ってみる。
ウロ覚えの記憶が確かならこの辺でちょっとトークが入りました。
今年でデビューして30年という話で会場から拍手が上がるんだけど、「ここで(拍手)しなくていいよ?」みたいな事を言ったんだけど、その言い方がお茶目なカンジでかめ的に非常にヒット。
ライブの選曲について、「自分のやりたい曲とか、リクエストとかで考えたら120〜130曲ぐらいになってしまったんだけど、3時間15分ぐらいで帰してあげなきゃと思って選びました。今日やる曲は今、浜田が大切に思っている曲です」といった事を言ってました。
一人称が「浜田」だったところがなんか、新鮮。こんなにもお茶目で可愛いおじ…ゲフンゲフン…お兄様なのね。ワタクシますます浜省が好きになりました。
70年代の曲からという前フリで「片思い」を歌ってくれたのにはビックリ。歌声にちょっとゾクッとしてしまった…(萌)。
代々木、渋谷界隈にまつわる初のソロライブの思い出話から、さりげなくオーディエンスの初参加会場調査(と言っても、渋谷公会堂と代々木だったけど)へ。当然、「今回初めての人〜??」の質問もあったんで、会場の隅っこでちょっとアピールしてきました(笑)。浜省は「初めまして〜!!」と言ってくれて、出会いの曲として「さよならゲーム」う〜む。
で、「君がいるところがMy sweet home」で第1部終了。
ライブビデオではよく見ていた、休憩に入る前のあの「俺たちもすぐ戻ってきます」も聞けて感動。

15分程の休憩の後、ダークグレイのシャツに黒のタンクトップに衣装換えして浜省登場。
「マイホームタウン」で第2部開幕。
ここで使われた映像はちょっと殺伐とした都会の風景で、気分が盛り上がります。
で、次にきたのが「Thank you」例のセリフをドキドキしつつ待ってたら、ちゃんと言ってくれて非常にウケた。ま、嬉しかったけどさ(笑)。
「メンバーも殆ど父親です。父親の曲を2曲。」と言ったような前フリで、「I am a father」「花火」には、それぞれ、「I am a father」は時任三郎出演のPV、「花火」は多分、ベイブリッジの夕景から夜景に移り変わって締めに花火が打ち上がる映像が付いていました。
でも、浜省には子供がいなくて、自分の人生のピースが足りないんじゃないかと思った事もあったとか、子供は皆で育てていこうとか、考えさせられる話をしてくれました。
んで、当時小さかった姪の為に作った曲という紹介で、「SWEET LITTLE DARLIN'」…えっ!!この曲って、心密かに想う女の子の為に歌われた曲じゃなかったのね!!なんて懐の広い男の歌なんだ…と思ってたヨ…(^_^;)。十数年目にして初めて知る真実!!…しかし、素敵なおじさまがいるってうらやましいっスね(萌)。
と思ってたところに、「MONEY」…ちょっぴりミもフタもない曲順なカンジが…(^_^;)。と思いつつも、生で聴けるのが嬉しくてたまりません。映像の炎もカッコいい。…しかし、♪愛してる愛してるもっと〜も〜っと〜♪の所はオーディエンス(女子限定??)が歌うんですね…(^_^;)。
そして、「J.BOY」も聴けたし、浜省のライブにきたってカンジでホントに満足。
第2部締めの「日はまた昇る」の後に「青空」のイントロが入った時には、もう「我が生涯に一片の悔いなし!!ありがとう浜省!!」ってカンジでした。

その後、「滑走路−夕景−」が流れたりしたのも泣かせるなぁ…などと思っていると、センターステージを覆っていた幕がするすると取り除かれてました。…って、もしかしてそこまで来てくれるの??はぅ。
すると、モニターに公園(場所は良く聞き取れなかった)にいる浜省の映像が「この映像を見ているという事は、アンコールで呼んでくれたんだね。ありがとう。」みたいな事を言ってて、なんだかウケた。
すると、ステージには白いシャツに白いタンクトップの浜省が登場。「A列車に乗っていこう」と言いながら、センターステージまで来てくれました。
センターステージでの一曲目は「初恋」で、近くで見える浜省を堪能しました。楽しそうでした。って、自分が楽しかったかも。
今日は何曜日??明日は??という掛け合いの後で、「土曜の夜と日曜の朝」
この辺で、ツアー前にいつも見てもらっている先生に「もう無理が出来ない年齢なんだから、ライブは1時間半ぐらいにして、10曲にしてあとはずっと喋っていたらどう??」と言われたとか、土日ライブやると、月曜日にはボロボロになってしまうけど、月曜火曜水曜木曜ときて、金曜日になると「大丈夫じゃん??」状態になるというエピソードを紹介してくれました。
確かに、凄いよなぁ…マイクスタンドもってくるくる回ったり、ステージの右へ左へ移動したり…身体に気をつけて、出来る限り歌を聴かせて欲しいです。
「前のツアーから4年も経ったし、皆がどのくらい成長したか見るために年齢調査をします。」…正直、しなくて良いです(笑)。
という事で、浜田先生による年齢調査が始まりました。「10歳未満で来ている人には2つのパターンがあると思うけど…、胎教で聴いていて♪J.BOY〜♪っていう子と、親のエゴでつきあわされている子。遊園地が良かったのに〜、まだ終わらないの〜??って。」…鋭いツッコミ…(^_^;)。
「初めて行ったのは浜田省吾って言ったら、友達に「もうコンサートやってないじゃん」って言われるから。」って、セルフツッコミしてる所がウケました。ちなみに、浜省の初めて行ったコンサートはレッドツェッペリンで、「移民の歌」のイントロにビックリしたとか、その話をアメリカの友達にしたら「え〜〜〜」(言い方が個人的に面白かった。)って言われたとか、話してくれました。んで、10代には「クラスで、孤独でしょ??代々木に行ってきたって言ったら、今は立て替えられちゃったよね。と言われるよ。」と時事ネタをさりげなく織り込んでいる所がまたウケた。
20代は「チョー孤独でしょ??大人になったと思ってるけど、まだ青春まっただ中。好きな人と付き合って好きな事をして下さい。」、30代は「30になったら成人。ちょっとは未来の事を考えよう。」みたいなことを言っていたかな…40代はちょっとウロ。50代は町支さんを引き合いに出して、「赤いシャツを着ても大丈夫。金髪にするのはどうかと思うけど。」、60代の人には、「敬語になってしまいます。また来て下さい。」と言ってたかな。
んで、カップル、または夫婦で来た人とか、調査しつつ、サイトの掲示板に寄せられた、いつも二人で見に来てたけど離婚してしまったけど、また二人で来ます…といった話をして、「星の指輪」になったのだけど、ワイパーがおヤクソクなの??…や、かめの周りの人はしてなかったけど…。(ちょっとモンキーさんの「悲しきASIAN BOY」を思い出して別口でホロリ。)
「人生を頑張っている人に別れ際に声をかけるとき、なんて言ったら良いんだろう??」「さよならの前に」…さよならソングが続いて寂しくなってきました…(;_;)。

浜省退場して、しばらくセンターステージで演奏が続きました。が、いつの間にか、前方ステージのドラムを浜省が叩きながらのメンバー紹介で、メンバーがステージに戻っていきました。
「LOVE HAS NO PRIDE」のフレーズセッションに続いて、「愛奴のテーマ」
そういや、元々はドラマーだったんだよね…と、思っていると本人も「ドラム続けてたらどうなってただろう??」みたいな事を言い出して、客席の反応に「なんで何も言わないんだよ??やめといて良かったって??」と、微妙なツッコミを入れていたのがウケました。…や、ドラムも良いけど、歌を歌ってくれないと、かめの萌えポインツが一つ減ってしまう…。
「君と歩いた道」は老夫婦の映像が相まって、泣きそうになっていると「家路」で締め。

アンコールは「Midnight Blue Train」…ホントに、お祭りは終わっちゃうのね…と、寂しい気持ちになりました。
エンドロールでセットリストが流れる、「とりあたま」なかめにも親切設計。しかし、混雑が怖いのであまり見ずに退場してしまいました。

浜省の声が好きなかめは、ナマ歌が聞けただけでも感動なんですが、新しい曲から古い曲、定番まで盛りだくさんの濃密なライブで大満足でした。
モニタの映像が効果的に使われていたしセンターステージでの演奏も合ったので、隅っこでもあんまり気にならなかったです。
長い事、ぬる〜く好きだったけど、実際生で見ると新しい魅力の発見がいろいろありました。
勝手に、黙々と歌を歌うタイプだと思ってたんで、あんなに喋りがイケるとは思わなかったです…。間の取り方とか微妙なツッコミとか、面白すぎる…。
やっぱり1度はライブを生で見なきゃいけないなぁ…と思いました。
…って、1度ですまなさそうな気がするのは気のせい??(^_^;)


*注* メモもろくすっぽとっていなかったので非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。 お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。
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