紙風船上げ


日 時:1998年 2月10日 15時から21時まで
会 場:秋田県仙北郡西木村上桧内地区(せんぼくぐん・にしきむら・かみひのきない)


 「紙風船」と言っても、けっして「富山の薬売り」の販促品ではありません。一言で言えばとても大きな「熱気球」です。高さは5〜10メーターもあり、その名のとおり和紙で作られています。

 江戸時代に平賀源内が秋田の鉱山指導のため当地に立ち寄った際、村人に熱気球の原理を教えたのがその始まりとか。当時の村人の純朴さが偲ばれます。

 昔は茅葺きの屋根も多く、紙風船が民家の屋根に落下して火災になったこともあり、一時中断していたそうですが、近年になって復活したそうです。当日も下部につけた火球から、紙風船本体に燃え移り火の玉になって山中に落下していくものもありました。
16時から打ち上げられた「撮影用」紙風船
「西木の冬祭り」開始をつげるたいまつ点火
夜空に舞い上がる紙風船
TVイーハトーブのスタッフが取材に来ていました。放送は2月14日(土)12時からだそうです。左は秋田朝日放送の石井陽子アナウンサー、右は小山羊右(ようすけ)レポーター、中央は地元上桧内小学校の高橋校長先生です

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