平成捨参年新年御挨拶
粥川善洋／美和
平成捨参年、明けまして御目出度ふ御座居ます。
21世紀の門出を迎え、皆様におかれては益々御清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私事ではありますが、21世紀より８年４ヶ月在籍したトヨタ自動車広報部より異動することと相成りました。何分初めての異動であり、私どもにとっては大きな転機であります。
これまでの「広報」、とくに私の携わった「財界」活動の広報という職務は、メーカーの本分である製造分野に関わることなく、昨今の経団連、日経連の統合問題で顕著であった様に、言語を操り、砂漠の嵐の如き空中戦を主戦場として、地上戦に至る段階ではその手を離れる職業でありました。勿論空中戦で得るものが多くあったのも確かですが、既に７年に亘り財界担当を務めたこともあり、必要以上に自由が効き、右から左へモノを流すのが旨くなり過ぎた点は否めません。
そこで21世紀を迎え、望んで同社渉外部政策Ｇに異動することとなりました。平たく言えば「政治」渉外担当であり、引き続きメーカーらしくない、上空に浮遊する事象の多い仕事であることには変わりありません。恐らくこれまでと異なるのは、広報が先方のからの働きかけへの応対が主であるのに対し、より求められるものは少なく、求めるものは多い、「商品のない営業活動」になるということでしょうか。７年間の経験を糧に、大望に向けて一歩一歩邁進したいと存じます。
永田町で見かけたら気軽にお声掛け下さい。本年も拙ＨＰともどもよろしくお願い申し上げます。
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