再び待望の誕生である。前触れもなく三週間前に登場した祐旭に対し、予定日より1ヶ月半も前に早産の恐れありとして入院、
37週を迎えて何時生まれても良かろうとお墨付きが付き退院してからなお2週刊余も気を持たせながら、いざ朝に陣痛が始まると昼前には誕生という疾風怒来であった。
兄弟が如何なるものなのか私には判らないし、ひとりっ子に決定的な不利益があるとは思わない。
しかしながら社会生活を送るに必須な近隣世代の他者との接触を、家族という最小単位の中で得ることの出来る兄弟姉妹という存在を
出来るならばわが子に与えたいとの想いは常にあり、それが兄弟互いに叶えられたことに望外の喜びを禁じ得ない。
月並みだが兄同様に、世のため、人のため、わが国のために生きていく
人間に育って戴ければと思う。(6/7 粥川善洋)
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