池田藩主と津田永忠の干拓したこの岡山平野を津波から守る方法は! GoogleMap
     
     八丈岩山から犬島・小豆島方面  
     
    八丈岩山から眺めた児島湾口   八丈岩山  
池田藩主と津田永忠の干拓したこの岡山平野を津波から守る方法は!     ツイートする
岡山は、桃太郎伝説でも知られる吉備の国からの古い歴史がある地中海性気候の「晴れの国」。
南は四国山脈(祖谷地区)、北は中国山脈(花見山大山蒜山大佐山那岐山など)に挟まれ、加えて南東は紀伊半島(熊野古道)、南西は九州に囲まれているため台風の来襲や積雪、雨が少ない。
しかも瀬戸内海に面している為、気候も温暖、果物をはじめ新鮮な農、水産物も豊富で住むにも旅行にも最適。
これからエネルギーが高くなる時代、太陽光発電には「晴れの国」おかやまが最適。
そのような岡山であるが、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」以来、「東海・東南海・南海連動型地震」による津波や液状化による被害の可能性が、より現実のものとして叫ばれている。
そして、江戸時代、池田藩主の命による津田永忠の干拓を中心に、宇喜多以来の干拓によって生み出されてきた、広大な岡山平野の多くが、津波や液状化の被害を受けると指摘されている。
参考資料⇒岡山市津波ハザードマップ岡山県内予測震度
とは言っても、岡山県、特に岡山県南は、全国でもまれな地震被害の少ない地域である。⇒岡山県に被害を及ぼす地震及び地震活動の特徴(地震調査研究推進本部)
一方、津波被害はどうであろうか?
太平洋の南海トラフで地震による津波が生じたとしても、岡山県に到達するまでには、紀伊水道、淡路島の友ヶ島水道、鳴門海峡明石海峡、さらに家島諸島小豆島日生諸島等によっても大きく弱められると考えられるがこれは私の思い過ごしであろうか?⇒瀬戸内海東部地域GoogleMap
今までは3m程度の津波予測が発表されていたが、昨年末に発表された見直しによると、震源域が従来想定の2倍になると発表され、もっと高い津波の到来も取りざたされている。
私は全くの素人なので津波や土木についての知識は全く無いのだが、広大な岡山平野は、上の写真ように非常に狭い児島湾口でのみ瀬戸内海とつながっており、この湾口さえなんとかすればこの広大な岡山平野を津波から守れる可能性があると考えるのだがどうであろうか!岡山平野・児島湾口GoogleMap
津波は、表面だけの通常の波と違って、海水全体がそのまま押し寄せて来るので水位の増加は防ぎようがないかも知れないがその力の方向を他方に向ける方法はあるのではなかろうか。
例えば、東から西に向かう津波の力が少しでも児島湾内に向かうのを押さえるよう、防波堤や埋立地の形状を考えることはできないだろうか!
こうすることによって、「児島湾口から入って来る津波の力を押さえることが出来れば潮位の増加は堤防で防ぐ事ができるのでは?」と考えるのは余りにも素人考えなのだろうか?
   
  三頂山から岡山市街・旭川河口方面 百間川・操山(中央手前)方面(左上の山腹・岡山空港) 三頂山付近から吉井川河口方面(秋)  
瀬戸内海を西から押し寄せて来る津波はどうであろうか。佐田岬半島、芸予諸島(宮島安芸灘とびしま海道瀬戸内しまなみ海道などの島々もその一部)、塩飽諸島(笠岡諸島鷲羽山から見える瀬戸大橋周辺の島々)、さらに直島諸島や出崎半島等によりかなり弱められると思うが!
十禅寺山から見る瀬戸内海国立公園
西側からの津波対策も必要であり、またそれが可能ならば児島湾口西側への対策もあった方がより万全となろう。瀬戸内海西部地域GoogleMap

上の写真での児島湾口は、岡山県の三大河川の内、高梁川を除く、旭川、吉井川の二大河川の流出口となっており、県下面積の半分以上の流域からの水を排出する非常に重要な所である。
岡山の三大水系(岡山県庁ホームページより) 
従って、この湾口を堤防で仕切って津波を防ぐことは不可能である。また、堤防で仕切らなくても、津波が来た時に構築物が破壊してこの流出口をふさぐ事があってもならない。
さらに、この周辺は、瀬戸内海国立公園に属し環境破壊を起こすような工事も行うことはできない。
しかし、東から襲ってくるであろう津波の力を何らかの方法で湾口から反らす方法を考えれば、湾内の堤防の破壊を防止出来、広大な岡山平野と岡山市街を津波から守ることができるのではないだろうか。
   
三頂山より四国屋島方面 三頂山より出崎半島・坂出方面 三頂山より直島方面
岡山県ホームページの「岡山港の概要」の中で「みなとの将来計画」に児島湾の出口、岡山市正儀地区への築港計画を上げている。
この築港時、港をもっと東の陸側に寄せて津波にも耐えうる、また津波の力を児島湾から反らせるような丈夫な構築物とすることにより、津波対策を兼ねた港に計画変更をすることが出来ないものか。
もしこの方法で津波の力をそぐことが可能としても、美しい瀬戸内海の環境を破壊するような計画は絶対にさけるべきである。
岡山市東区(東方)・中区(西方)から児島湾口方面 操山より
操山 山裾
岡山市のハザードマップによれば、東海・東南海・南海連動型地震による大津波はこの山裾まで影響するとなっているのだが・・・・。
岡山北区市街(さらに向こうは中区から児島湾方面) 魚見台より
岡山北区市街(さらに向こうは南区から児島湖方面) 魚見台より
東海・東南海・南海連動型地震」に起因する津波が押し寄せてきたとき、これだけの広大な地域の土地や資産があの狭い児島湾口での対処方法如何にかかっていると思えば、その重要性を分かって頂けると思います。上の2枚のパノラマ写真は、このハザードマップのオレンジ色のG付近の魚見台からの眺望写真。前方の白いドームは岡山ドーム
岡山の地形

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