大廻(めぐ)り小廻(めぐ)り古代山城跡 GoogleMap
    
    小廻山  
     
  草ヶ部大池より小廻山を望む     大廻山  
国指定史跡 大廻・小廻山城跡
草ヶ部地区の大廻山、小廻山に遺存する古代山城で、標高198.8メートルの小廻山と尾根続きの大廻山からなる。主峰と北西および西側の谷を取り込んだ単郭式の縄張りになる。
城郭の外郭施設は基本的には土塁築城になり、これが山頂から谷部にかけてとりかこみ、三箇所の谷筋には水門状石塁を構えている。
構造的な特徴から神籠(こうご)石系山城の部類に入り、瀬戸内型に細分される。外周総延長約3.5キロメートル防禦正面を旧赤坂郡南部に向けた内陸指向を示している。
城郭遺構は三ヶ所の石塁と随所に残る外周土塁地形だけである。この城跡の築城主体者と年代については諸説はあるが、確定を見るに至っていない。
(現地案内板より)
                                                                                  大廻・小廻山城跡周辺案内図
     
  浦間茶臼山古墳付近からの遠望 一の木戸 小廻山山頂  
大廻小廻山城跡は、平成17年3月2日に国の史跡に指定された。
その後順次整備計画が開始されているようであるが、現地へ行ってみてまだ、整備はこれからという印象を強く受けた。
旧城内の多くの部分が、戦後の開拓団の入植地の様子でブドウ畑など畑が多く立ち入り禁止の場所が多い。
一の木戸への道も入口がよく分からない。
たまたま、行き逢った方に一緒に連れて行っていただき、一の木戸を訪れることはできたが、現地に詳しい人の案内無しでは、行くことができないのではと、強く感じた。
二の木戸へは行く道がわからず(たぶんまだ造られていない)、三の木戸は個人の所有地内の様子で、残念ながら訪れることができなかった。
今後の整備に期待したい。
大廻小廻古代山城跡 築捻山池 一の木戸への道
国指定史跡 大廻小廻山城跡 平成17年3月2日指定
大廻小廻山城(おおめぐりこめぐりさんじょうあと)は「日本書紀」などの歴史書に記録のない山城で、総社市の「鬼ノ城(きのじょう)」と同じく7世紀の古代山城と考えられます。
全周3.2.km、城内の面積約38.6haを測ります。
整然と並べられた列石(れっせき)と版築盛土(はんちくもりど)からなる土塁(どるい)を周囲に巡らせており、土塁が谷部を渡る3箇所には石積みの防塁(ぼうるい)を伴った水門が造られています。
城門や城内の施設についてはわかっていませんが、西に備前国府、北に国分寺・国分尼寺や山陽道、南には国府付属の港といわれる「岩間津(いわまのつ)」と、政治的な中枢や交通の要衝(ようしょう)を見渡す立地となっており、663年の「白村江(はくそんこう)の戦い」の後、国内の防備を固める目的で築城された城のひとつとする説が有力です。                                                                                      大廻小廻山城跡説明図
           平成18年3月   岡山市教育委員会
現地案内板
岡山市平島方面 築地山常楽寺 北向地蔵
湯屋の井戸 草ヶ部大池 赤磐市山陽地区