Holy式ミカンダイエット

★必ず読んでください★
・注意を守らないと効果がないばかりか、健康を損なう可能性があります。
・得られる効果には個人差があります。誰にでも効果が期待できる万能ダイエットではありません。
・服薬中の方や妊娠中の方には、おすすめできません。どうしてもという場合には、 必ず医師に相談をした上で自己責任において行ってください。
・このダイエットを行う場合は、個人の責任において行ってください。 効果がない、逆効果だったなどの苦情は一切受け付けません。
・以上を守れない方は、絶対にダイエットを行わないでください。

Last update on 2004.01.27

朝食には果物(ミカン)を取りましょう
健康的に痩せるためには、適度な運動をし、栄養バランスの取れた食事をし、 飲酒・喫煙はひかえ、睡眠を十分に取り、ストレスも溜めないようにするのが一番です。
しかし、特に都会に住んでいる人ほど、誘惑も多く、なかなか実行できないのが実情ではないでしょうか。
そんな時、「今より健康になるのはもう無理」と諦めているかもしれません。 それでも、少し食生活を変えるだけなら、やってみようと思いませんか?
以前の私は、忙しさにかまけて運動を殆どせず、またジャンクフードを好んで食べていました。 ところが、「朝食」を変えただけで、血液がサラサラになり、 ジャンクフードを食べたいという気持ちがなくなってしまいました(食べると非常にまずく感じます)。 体重は7kg減少し、1年以上経過した今でも全くリバウンドがありません。
さて、そのダイエット方法ですが、
「朝食に果物(特にみかんや房ごと食べられる柑橘類が有効)とヨーグルトのみを食べる」
だけなのです。
とは言っても、メインはミカンなので、私は勝手に「ミカンダイエット」と呼んでいます。
ちなみに、ランチや夕飯は、普段どおりで構いません。 マズイ健康食品を食べるというような方法でもないので、 とりあえずダイエット願望がある人なら、手軽に始められるのではないかと思います。
もちろん、注意点はいくつかあります。
以下の注意点をしっかり守って行ってください。
 ※注意事項を守れない人は、絶対にこのダイエットを行わないでください。

<注意事項>

  • 朝食に果物(ミカン)とヨーグルトのみを食べてください。 量は、「ミカン中2個と生乳100%のヨーグルトを小鉢1杯」程度です。
  • ミカンは必ず“房ごと”食べてください。最も効果的です。 じょうのう(房の皮部分のこと)が薄いミカンを選べば、抵抗がありません(個人的に色々試した結果愛媛産がオススメ)。 ミカンが入手できない場合、なるべく房ごと食べられる柑橘類を選んでください (デコポン、はるみ、あまか、オレンジなど)。
  • 必ず「果物⇒ヨーグルト」の順で食べてください。 エネルギー効率の良いミカンを先に食べるのがコツです。
  • 朝食がどうしても物足りない場合には、ミカンの量を増やしてください。
  • お昼までの間に、どうしてもお腹が減った場合には、ミカンを食べてください。 味に変化をつけたい人は、干しいもや豆乳(成分無調整が望ましい)をプラスしてもいいですよ!
  • ランチと夕食では、絶対に果物を食べないでください 特に、デザートとして食後に果物を食べないでください!←すごく重要です!
  • ランチや夕食に揚げ物を食べたり、単品(カレーライスだけ、どんぶりものだけ) を食べると効果が激減します。肉・魚・野菜・豆類等をバランスよくしっかり (とは言っても2人前とか食べないでくださいね!)摂ってください。
  • 早く痩せたいからといって、ランチと夕食を抜かないでください。
  • 一度にたくさん食べないでください(朝・昼・夜食共に)。同じ量を食べるのでも、回数を分けた方が効果的です。
  • 寝る前2時間は、食事をしないでください。
  • ミカンの代わりにグレープフルーツを食べる場合、服薬中の薬に気をつけてください。 グレープフルーツの成分により、効き目が過剰になるなど問題が出る薬があります

朝食に果物がいい理由
以前は、果物の“果糖”も精製された“砂糖(ショ糖)”も“糖”だから、効果も 同じと見なされていましたが、最近ではその誤りが指摘されています。
果物には、“ブドウ糖”、“果糖”、“ショ糖”の三種類の糖分が含まれています。 多糖類である“ショ糖”は、単糖類であるブドウ糖や果糖に分解された後、エネルギーになります。 つまり、単糖類である果糖が多い果物は、すばやく脳にエネルギーを供給できるのです (脳はブドウ糖しかエネルギーとして摂取できません)。 睡眠中に外からのエネルギー供給がストップしていた脳には、 朝すばやくエネルギーを供給することが必要ですので、 果物が朝食に最も適した食物と言えるのです(ちなみに、ご飯などのデンプンも多糖類です)。
逆に、夕食後などにデザートとして食べる果物は意味がありません。 必要なエネルギーは夕食で足りている上に、さらに過剰なエネルギーを摂取することになってしまい、 余剰分が脂肪として蓄積されることになります。 また、果物より吸収しずらいたんぱく質や脂質などを摂った後では、 果物の吸収が阻害され、吸収の良い果物の意味がなくなってしまいます。

「果物は糖尿病に悪い」の誤解
砂糖は精製していく過程で、食物繊維やたんぱく質などが除外されてしまっているため、 急激に血液に吸収されます(血糖値が急上昇)。 これが、インシュリンを過剰に分泌させる原因となるため、 砂糖を過剰に摂取すれば、脂肪やコレステロールの代謝が困難となり、 中性脂肪やコレステロール値が上昇し、糖尿病などの成人病の原因ともなります。
ここまで読んで、果物にもショ糖(砂糖)が含まれているでしょ?と思うかもしれませんね。 実際、少し前まで「糖尿病の人は果物はやめた方がいい」などと言う医者もいたくらいです。
しかし、果物には植物繊維や栄養素が豊富に含まれているため、 果物自身の成分だけで分解される(体内の分解酵素を必要としない)ため、 血糖値も穏やかにしか上がりません(米飯の6割程度の上昇)。
最近の研究結果では、果物の摂取により中性脂肪値が減少すると報告されています。
つまり、砂糖の過剰摂取は糖尿病の原因となりえますが、果物の果糖の摂取はむしろ良いことなのです。
また、最近の研究ではミカンには他の柑橘類と比べ、大変多くのβ−クリプトキサンチンが含まれており、 この物質は発ガン物質を抑制する効果があることが分かってきました。 他にも、ミカンには風邪予防や便秘解消など様々な効果があります。

「果物は太る」の誤解
果物に多く含まれる果糖は、砂糖の1.5倍程度の甘味があります。 これが、「果物=太る」というイメージを抱く要因にもなっているようですが、これも誤解です。
果糖の甘味は砂糖より強くても、カロリーは控えめなのです。 例えば、Mサイズのミカンを2個食べても、摂取カロリーはショートケーキ1つの3割程度に過ぎません。
そうは言っても、果糖も摂取しすぎれば問題になります。 しかし、「過剰摂取」に相当する果糖の量は、1日に数百グラムであり、 これだけの果糖を全て果物で摂取しようとすると、1日に数キログラム食べる必要があるのです。 いくら何でも、これほどまでに果物を食べるのは難しいですし、その前にお腹を壊してしまいますよね。
つまり、ミカンを1日に10個食べたとしても、果糖の過剰摂取にはならないのです。
また最近、柑橘類の香りが福交感神経を刺激して細胞内での脂肪燃焼効率を活発にするという研究結果も 発表されました。実を食べるだけではなく、香りも楽しむとよりダイエットには効果的です。

どうですか?
朝食をミカンにする程度なら、忙しい人でも出来るのではないでしょうか? できれば、朝食は自宅で取ってほしいですが、どうしても寝坊して朝を抜いてしまうような人は、 会社にミカンを持っていくといいかもしれないですね。
私はこのミカンダイエットだけで、体重が7kg、体脂肪が7%減少しました。おまけに便秘もスッキリ解消。 また、先日の血液検査でも血液の栄養状態が良いという結果が出ました(私くらいの歳では、 血管内壁に脂肪や糖分がこびりついたりしていて、血液中にもそれらが流れ出し、 赤血球同士がブドウのようにくっついてしまったりする人が多いようです。 これを放置しておくと、糖尿病や脳梗塞などの原因にもなるそうです)。
ちなみに、私がミカンと一緒に食べているヨーグルトには、腸内環境を健康に保ち、 全身の老化をふせぐ効果があるので、食べています。 が、朝に食べることで相乗効果はあるのかという意味では未検証です。 一緒に食べるようになったのは、ミカンだけではちょっと口寂しいからでした。(^-^;
でも、かなりの効果に自分でもびっくりです。
ちなみに、これが私のファーストダイエットです。 学生の頃はそれなりに運動していたし、会社員時代は過労で痩せていたので、 ダイエットの必要性がなかったのです。
会社を辞め、SOHOで仕事を開始してから太りだしてしまったのですが、 手近にいつも食べ物があるというのは、本当に良くないんですねー。 今から思えば、お菓子などジャンクフードを本当によく食べていたと思います。
しかし、今そういうジャンクフードは滅多に食べません。
食べないようにしているのではなく、食べたくなくなっちゃったんです。 果物やヨーグルトをはじめとする体にやさしいものを食べるようになってから、 カップ麺やスナック菓子がすごくまずく感じてしまうので。 不思議ですよねー、前は好きで食べていたはずなのに。(^-^;
さて、私の次の目標は、セルライト完全撃退!です。
ミカンダイエットでだいぶ無駄な脂肪(セルライト)が減ったのですが、 恐ろしいかな一度ついたセルライトは、そうそう簡単に全部なくなりはしないのです。 やっぱり、仕上げは運動なんでしょーか。でも、運動は面倒だなぁ。
運動しなくてもいいセルライト完全撃退法を知っている方がいらっしゃいましたら、 是非是非教えてくださいませねー。あ、脂肪吸引で取るとかお金のかかることはナシでお願いします。:-p


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