鹿 の 湯
那須湯本温泉
那須で最も古い木造の共同浴場で、情緒ただよう温泉。
泉 質: 硫化水素泉、おおび砒素含有の酸性明ばん泉
効 果: 疲労回復、胃腸病、心筋衰弱、神経性血行障害、高血圧、低血圧、月経異常、
皮膚病、外科疾患、外傷後の処置、痔病、座骨神経痛、背髄疾患、末梢神経痛、
ロイマチス、運動器疾患、糖尿病、カリエス病、眼病、金属中毒、中風、水虫、しもやけ
那須の中心的な温泉街。宿泊施設多数あり。
料 金: 大人300円、小人200円
営業時間: 8:00-18:00、TEL:0287-76-3098
●このHPの作者がこの湯の感想をレポートします。
この温泉は、古い木造で、男子湯(女性湯は入ったことがないので知りません。
だれか教えて下さい)は湯舟が4つあり、それぞれ、41,43,44,46度の湯温です。
特に、46度の湯は熱く(私は入ったことがあるが、数秒で出た)その湯舟には、
自然と湯の主みたい人(地元の常連のおじさん?)が、そのお湯を管理している。
この人は、湯舟が波を立てないようにして、風呂に入るようにみんなにおんど
をとっている。聞くと、湯舟が波を立てていると、湯温が高いのでやけどする
とのことです。
とにかく、温泉ファンにとっては、この湯は情緒があり、かつ、安い300円ので
最高です。1800時に閉館になるのでご注意を!!
●Maki-ron様よりレポートをもらいました。(2000/11/3)
このHPで女湯のレポートを求めていたので、私が書かせて頂きます。鹿の湯の外観か
らも分かるように、(向かって左側)女湯は建て増しされたのかとてもきれいです。
脱衣場(という程でもない。脱ぐスペース、という感じ)の右側でお湯をかぶり、脱
衣場の左側に温度の違うお風呂が4つあります。41度・42度・44度・46度
だったと思います。それぞれは畳2畳ほどのスペースです。そしてそこから階段があ
り、大きなお風呂があります。6畳くらいでしょうか。こちらの温度は低めです。ほ
とんどの人はここに入ります。一応、私はここに入った後、温度の違うお風呂に挑戦
しました。41度・42度くらいが丁度よかったです。大きいお風呂はそれよりもぬ
るかったので39度くらいでしょうか。体が温まるとお風呂の縁(というのか?板張
りのところ)で休んでまたつかる、という感じです。脱衣場と続いているのでなんだ
かこっけいな感じがします。どうしても裸の人が行き来するので脱衣場は濡れていま
す。私はタイツをはくのに苦労しました。靴下の方が良いかもしれません。そして、
大荷物は厳禁です。またおしゃれも無理です。お化粧をするところもありません。も
ちろん石鹸やシャンプーは使えません。ご注意ください。私は女湯に入り、彼は男湯
に入ったのですが(当たり前か)、男湯はその温度の違う4つのお風呂しかなくてと
ても混んでいたということでした。でも男湯は昔ながらのつくりで、情緒があってと
てもよかったということでした。ま、両方に入れる人はいないので比べることはでき
ませんが、男湯は情緒があり、女湯は広くて新しい、という利点があるということで
しょうか。いずれにせよ、とてもいいお風呂でした。
鹿の湯からいただいた、那須温泉元湯入湯心得帳を掲載します。
★湯治の心得
湯治の日数
疲労回復3ー7日
軽度の皮膚病又は強状を目的とするもの1ー3週間
慢性諸病の療養 3ー6週間
慢性諸疾患の治療及び身体改造 1ー6ケ月
入浴の回数と温度
1日の入浴回数と温度は体質、病気によって夫夫異なりますが、一般的には
1日3ー4回、温度は41度から46度が適当としてあります。猶乱浴はかえって害になります。
湯疲れの現象を起こし易く6回以上は慎むべきであります。
★入浴の心得
かぶり湯
入浴前に湯をひしゃくで約百回ー3百回くらい後頭部にかぶると薬分を吸入すると
同時に浴後のめまい、はきけ等の防になります。
半身欲の励行
普通の温泉でも、全身を一時につけると血行がよくなり、一時的に血圧が
高くなるものですが、本泉は特に高温で、又薬分も強いから最初2分間位胸の
あたりまで沈め、その後全身を沈めるとよい。
お湯につかる時間
1回のお湯につかる時間は2ー3分位で上がって休み、又お湯につかるを繰り返して、
15分間が適当で、本泉の療法は短熱浴の浴法ですから、長湯はさけて下さい。
こすらない事
強い酸性の温泉ですから強くこすると、肌をあらしますから御注意下さい。
飲用しない事
本泉は浴用ですから、飲用しますと胃腸、腎臓、歯牙等を害するので飲用しなで下さい。
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