雑誌の付録のCDは、パソコンのCDドライブにセットするだけで自動的に起動して開いてくれます。 
自分で、ホームぺージなら作れるので、これと同様に、CDドライブにセットしたら、そのホームページが自動的に見られるように作って友達とか、お孫さんに贈ったら喜ばれ尊敬されるでは!。 
ところが、この原理を知っている人が意外と少ない。 
チョッとした、フリーのソフトとを使えば、簡単に出来上がりますので、
ぜひ、オリジナルCDを作ってみてください。 
  
- 、自動起動の原理
  
CDがドライブにセットされると
パソコンはautorun.infというファイルがCDに中にないか捜すようになっています。 
autorun.infを見つけると、
そのファイルに書かれた、プログラムを自動的に開いてくれます。 
 
- 、自動起動用ファイル
  
メモ帳などを使って
 
[autorun] 
OPEN=自動起動するプログラムファイル名
 
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たったこれだけ書いて「autorun.inf」というファイル名で保存すれば出来上がりです。 
 
- 、プログラムファイル
  
問題はプログラムファイルです、インターネットエクスプローラ(iexplore.exe)のように拡張子が「.exe」とついたものでなければ起動しません。 
ホームページ用のindex.htmのような拡張子が「.htm」のファイルでは開いてくれません。 
iexplore.exeとセットで 
 
[autorun] 
OPEN=c:\Program%20Files\Internet%20Explorer\iexplore.exe index.htm
 
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のように呼び出せば不可能ではありませんが、
iexplore.exeが保存されている場所がパソコンによってまちまちなので、
それも不可能です。 
 
- 、フリーソフト
  
通常パソコン上の「.htm」ファイルはダブルクリックするとインターネットエクスプローラが起動して.htmの内容を表示してくれますが、 
この働きをしてくれるフリーソフト
「ShellExec.exe」
をダウンロードして、CDに保存した上で
 
[autorun] 
OPEN=ShellExec.exe index.htm
 
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と書いて「autorun.inf」というファイル名をつけてCDに保存すれば
index.htmが自動的に開くようになります。 
 
- 、圧縮・解凍
  
ShellExec.exeはダウンロード時には「zip形式」で圧縮されていますので
ダウンロード後に解凍しなければなりません。 
解凍ソフトを持っていない人は事前に
「Lhasa」などの解凍ソフトをダウンロードしてインストールしておく必要があります。 
解凍自体は、解凍ソフトのアイコンに、ダウンロードしたファイルをドラッグ・ドロップ(アイコンを重ねてはなす)するだけです。 
 
- 、完成
  
完成したCDには最低
autorun.inf 
ShellExec.exe 
index.htm 
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のファイルが保存されていていれば完成です。
 
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