Book/創造性を高めるメモ学入門
概要
3×3の9マスでメモを取り思考を行う「マンダラート」の紹介です。
紹介
創造性を開放し、メモを通して効率的に思考活動を行う手段として、著者が曼荼羅図にヒントを得て開発したメモ・発想手法が「マンダラート」です。
従来のノートやメモ帳は、罫線に基づく「リニアな思考」にとらわれていますが、マンダラートでは、3×3の9マスを利用して、メモを取り思考を行う「視覚思考」「空間思考」を行います。
マンダラートの手法を「マンダラート・メモロジー?」で発表した著者が、マンダラートという手法(=ソフトウェア)を動かすハードとして考えたのがマンダラート手帳です。本書の各章では、マンダラート手帳のマンダラリフィルをベースに5W(Who、When、Where、What、Why)それぞれについて思考する方法を説明しています。
マンダラート手帳は、8穴手帳になっており、本誌上で紹介されるリフィルサイズはシステム・ダイアリーと同じサイズ、穴ピッチとなっています。
交通会館ステイショナリーの店頭在庫で見ることのできるマンダラートリフィルが、まさにこれだったようです。
書影
作者
著:今泉 浩晃
発行日
1987.09.30
ISBN
ISBN4-534-01295-0