トップ 差分 一覧 最終更新 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

Book/発想法

概要

定性情報の整理・分類・分析手法「KJ法」に関する説明です。

説明

 KJ法は定性情報の整理・分類・分析に用いられる手法であり、アイデア創出や問題点抽出、観察事象の整理などに幅広く利用されています。
 本書は、KJ法考案者が著した原典とも言える書です。KJ法の基本的な進め方は単純明快であるため、様々な場所で要約して語られていますが、本書ではKJ法のような手法が有効となる理由や背景の説明から、KJ法のバリエーション、組み合わせて行うと相乗効果のある手法などについて多方面に渡り説明しています。

 1967年初版以来81版を重ねるベストセラー。情報整理方法例としてパンチカード(検索棒による串刺しでアナログ式多角検索を行うためのカード)を紹介するなど、今日では通用しない情報も含みますが、基本的な考え方について、いまだに示唆に富んでいます。

ポイント

  • KJ法A型(整理後図解化)、B型(整理後文章化)、AB型(整理後図解化し、文章化)
  • ブレーンストーミング→KJ法→PERTの組み合わせが良い。
  • 情報のグループ編成はボトムアップ方式で。

書影

作者

著:川喜多 二郎

発行日

1967.06.26

ISBN

ISBN4-12-100136-2