Item/能率手帳
概要
能率手帳は、日本のビジネス手帳の元祖とも言える手帳です。
説明
能率手帳は、(株)日本能率協会マネジメントセンターが発行するビジネス手帳です。
1949年に初めて発行され、日本で初めて時間管理の概念を応用した、時間目盛り入りスケジュールページを備えた手帳として、多くのユーザを持つ商品です。
オリジナルシリーズの他に、サイズやページ内容を変えた様々なラインナップが存在しています。
また、能率手帳の機能、考え方から生まれたバインダー式システム手帳シリーズとして「Bindex」もあります。
Bindexシリーズのラインナップのひとつ「Bindex-N」は、本サイトのテーマ「8穴手帳」となっています。
能率手帳略史
1944年、大野化学機械(株)の社員手帳で、時間メモリ入り週間スケジュールページが取り入れられる。後の能率手帳の元となる。
大野化学機械(株)社長・大野巌氏は、日本能率協会理事、コンサルタントであり、大野化学機械(株)の社員手帳のアイデアを譲り受ける形で能率手帳が考案される。
1949年、日本能率協会会員3000名に、最初の能率手帳が無料配布される。
1951年、法人向け販売が開始され、日本の主要企業に採用される。
1959年、個人向け販売が開始される。