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Memo/メモの取り方・カタカナ速記法

概要

メモを取る際に便利な、カタカナを利用した速記法です。

説明

すばやくメモを取るために、メモに速記法を取り入れると便利です。
システム・ダイアリーのナラコムでは、中根式スピードメモ法を推奨メモ法として紹介していますが、ここでより簡単なカタカナ速記法を紹介します。

ルール

1.原則として全てをカタカナで記述する

漢字、ひらがなと比較して画数の少ないカタカナで記述することで、書く量を削減できます。
また、「全てをカタカナ」という単純ルールのため覚えやすく、新規に記憶すべき記号もありません。
なお、英字・数字・記号はそのまま書きます。

2.濁音は、濁点を1つだけ書く

1つだけ書けば濁音であることを明示できるので、省略します。

3.半濁音は、半濁点をそのままつける

半濁点(「゜」)はわかりやすくそのままとします。

4.長音は、全て長音符で書く。

標準的記法に関わらず、すべて長音符で書きます。
例:
ねえさん→ネーサン
えいよう→エーヨー
こうたい→コータイ
おおきい→オーキー

5.促音は、後ろの字を下に半字下げる

「ッ」を省略して記述量を削減します。

6.撥音は、前の文字の最後に髭をつける

「ン」の2画目の「髭」を、前の文字の最後の画につけて書きます。

7.拗音は、そのまま書く

「ャ」「ュ」「ョ」「ィ」等はそのまま書きます。

備考

長音の標準的記法

長音の標準的記法は以下の通りです。これらを全て長音符「ー」で記述します。

  • 外来語、擬音語等には長音符「ー」を用いる。(例:ダイアリー、ガーン)
  • 伸ばす音節が「あ」「い」「う」段の場合、母音の文字を続ける。
  • 伸ばす音節が「え」段の場合、「い」の文字を続ける。(例:えいよう)
  • 伸ばす音節が「お」段の場合、「う」の文字を続ける。(例:こうたい)
  • 伸ばす音節が「お」段で、後続音が歴史的仮名遣いで「ほ」「を」の場合、「お」の文字を続ける。(例:おおきい)

情報源

以前持っていた書籍に記載されていたのですが、現在手元になく不明です。