Memo/手帳年表
概要
手帳に関する歴史年表です。
説明
時期 | 内容 |
---|---|
1796 | レッツ社創立。 |
1812 | レッツ社、世界初の商用ダイアリーを発売。 |
1883 | リド社、ドイツ・ビーレフェルトに小さな製本所として設立。 |
1921 | Norman & Hill社、ロンドンに設立。後のfILOFAX社。 |
Norman & Hill社、後にシステム手帳の世界規格となるパーソナルサイズ(日本での呼び名はバイブルサイズ)の手帳を考案し発売。 | |
1933 | 卓上ダイアリー「rido-merker」ヒット。リド社の手帳メーカーとして不動の地位に。 |
1938 | 考古学者ヘンリー・ジョーンズ、聖杯の行方に関する研究メモをモレスキンに記録し、息子の考古学者インディアナ・ジョーンズに送る。 |
1940.12 | Norman & Hill社、ロンドン大空襲で社屋全焼。当時の臨時秘書グレース・スカール、自分のファイロファックスに収められていた全顧客の名簿により事業を再開。 |
1944 | 大野化学機械(株)の社員手帳で、時間メモリ入り週間スケジュールページが取り入れられる。後の「能率手帳」の元となる。 |
1949 | 日本能率協会会員3000名に、最初の能率手帳が無料配布される。 |
1951 | 能率手帳の法人向け販売が開始され、日本の主要企業に採用される。 |
1952 | フランス・マルセイユにて、Dr.ベルトラミが最も使いやすいダイアリーとして、1週間見開きバーチカルフォーマットを考案。そのフォーマットでスタンプを作り、白無地ノートに押して使用する。 |
1954 | Dr.ベルトラミのダイアリーが評判となりクオバディス社を設立。 |
1958 | 世界最初の蛇腹式手帳「rido-mini-planner」発売される。 |
1959 | 能率手帳の個人向け販売が開始される。 |
1963 | 能率協会、能率手帳シリーズ製品の一つとして「能率手帳バインダー」を販売開始。8穴タイプのバインダー手帳で、数種類のリフィルバリエーションを備えていた。この製品が、日本初のバインダー式手帳と考えられる。 |
1968 | システム・ダイアリー発売。60種類以上のリフィルとファイリングシステムを備えており題になる。日本初のシステム手帳と考えられる。 |
1969 | 梅棹忠夫著・「知的生産の技術」出版。 |
情報整理学がブーム化。 | |
「知的生産の技術」などの書籍と情報整理学ブーム、およびシステム・ダイアリーが起爆剤となり、第一次システム手帳ブームが起こる。システム・ダイアリーがビジネスパーソンに普及する。 | |
1976 | イギリス陸軍エベレスト登山隊が、データブックとしてファイロファックスを装備に採用。 |
Pocketfax社、ファイロファックスの通信販売を開始。ファイロファックス、飛躍的に成長を遂げる。 | |
1980 | Norman & Hill社、Pocketfax社に買収され社名をfILOFAX社に変える。 |
1981 | 本格的な手帳特集のムック「別冊太陽 手帳の本」が発売される。本書の記事は「システム手帳」という語が確認できる現状最古の記事である。ここではシステム手帳として「システム・ダイアリー」「コレト手帳」「ハンディピック」「リド ミニ・プランナー」をあげており、バインダー式であることではなく、「システマチックに内容を構成できる」ことをシステム手帳の定義として想定している。 |
1984 | ファイロファックス日本上陸。 |
ファイロファックスの流行を受けて、第二次システム手帳ブームが起こる。6穴バイブル手帳を中心にバインダー型システム手帳が多数販売される。また、システム手帳関連書籍や、システム手帳専門雑誌、リフィルタイプの付録をつけた雑誌などが相次いで刊行される。 | |
1986 | オリジナルモレスキン、生産中止。 |
1987 | 日本能率協会マネジメントセンター、「Bindex」バイブルサイズを発売。後に様々なサイズのラインナップを整備。 |
1989 | 日本能率協会マネジメントセンター、「Bindex」シリーズ製品の一つとして8穴・能率手帳サイズの「Bindex-N」を販売開始。本製品は、1963年販売開始した能率手帳バインダーのフルモデルチェンジ製品で、能率手帳40周年を記念してラインナップに加えられた。 |
1990 | 映画「ファイロファックス/トラブル手帳で大逆転(原題:Taking Care of Business)」が全米で公開される。 |
1992 | fILOFAX社、米国・Lefax社を買収。 |
1992.09.30 | 日本最初のホームページが茨城県つくば市・文部省高エネルギー加速器研究機構計算科学センターの森田洋平博士によって発信される。この記録は、当時の森田博士の手帳から確認された。 |
1998 | モレスキン、イタリア・ミラノでModo & Modo社により復活 |
1998 | fILOFAX社、アメリカ・Day Runner社の傘下となる。 |
2001 | fILOFAX社、イギリス・Letts社の傘下となる。 |
2004 | 夢実現系手帳の販売相次ぐ。 |
「夢手帳☆熊谷式・スターターパック」販売開始。 | |
「Date your dreamシステム手帳」販売開始。 | |
夢実現系手帳の流行に伴い、第三次システム手帳ブームが起こる。 | |
2008 | システム・ダイアリー発売40周年。 |
情報源
ファイロファックス fILOFAX 年表
http://info.amitynet.jp/fILOFAX_info_story_2.html
ブランド物語 Vol.1 リド
http://www.ito-ya.co.jp/communication/story1.html
モレスキン - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%B3
QUO VADIS - BRAND HISTORY
http://www.quovadis.co.jp/collection/index.html