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Memo/第4世代手帳

概要

第4世代手帳は、「7つの習慣」の中で述べられているタイムマネジメントツールの考え方です。

説明

タイムマネジメントツールとしての手帳について、これまでの機能を見てみると、以下のように整理できます。

第1世代の手帳

予定を単純にメモするもの。
さまざまな予定を整理しておくことはできるが、予定が立て込んでくると混乱を来たしかねない。

第2世代の手帳

カレンダーにスケジュールを書き込むもの。
単純に予定を込むだけではなく、1週間、1ヶ月先を見据えてスケジュール化しようとする意思をもったものになるが、活動に優先順位がなく価値観とのつながりもないため、目標達成感がない。

第3世代の手帳

目標設定と優先順位付けを加えて行動を管理するもの。
第1、第2世代からは格段の進歩となるが、目標とタスクに十分納得せず行動している場合が多く、本当に自分がやりたいことを見失い、バランスを欠いたスケジュールになってしまう傾向がある。
その結果、ストレスが溜まってしまう。

以上の問題点を踏まえ、これからのタイムマネジメントツールとしての第4世代手帳は、以下の条件を満たすべきたと「7つの習慣」では述べています。

第4世代手帳

第一の特徴:一線化(アライメント)
自分自身にとって「最も大切なこと」と計画、行動を一線化した上で調和できるようにする。
第二の特徴:役割のバランス
人は、仕事上では上司、部下、プロジェクトメンバなどの役割があり、家庭での役割、地域社会での役割もある。これらの役割のバランスを取ることを可能とする。
第三の特徴:優先事項をスケジュール化する
スケジュール化された課題に自分の優先順位をつけるのではなく、自分にとって優先的な課題・事柄をスケジュールに入れるようにすることが大切。つい緊急事項の優先度を上げ勝ちだが、緊急でない重要事項に十分な時間を割けるようにする。
第四の特徴:人間関係のより一層の重視
優先事項から実行しようとしても、さまざまな人間関係の中で相手の意向や予定を無視するわけにはいかない場合もある。その際、スケジュール通りに実行できることより、人間関係作りを優先することを重視する。