Tips/ToDo管理方法
概要
手帳の使い方の一つとして、ToDo管理を行う方法の紹介です。
説明
「ToDo」とは、「Things to do」の略で、日常で湧き起こる「やるべきことがら」を指します。
仕事にせよプライベートにせよ、ToDoは放置しておくと数が増えて手に負えなくなります。
数が増えたToDoを、記憶を頼りに処理しようとしても覚えきれず、ふとしたときに思い出してあわてたり、頭をもやもやさせる原因になります。
そこで、それらを一覧にして管理する「ToDo管理」という手法が便利です。
第一段階
とにかくToDoを洗い出すことを行います。
分類や優先度付けはあとから実施することにして、まずは思いつく限りどんどんあげていきます。
重大な事項から瑣末な事項まで、あらいざらい書き出し、頭の中をすっきりさせることが重要です。
たまったメールに書かれた依頼事項や、机・PCの周りに貼り付けた付箋メモなども、ToDoにまとめます。
第二段階
分類と優先度付けを行います。
第一段階で洗い出したToDoを眺め、自分の生活や仕事にあわせて分類を考えます。
一例として、以下のような分類が考えられます。
最初から完全に分類する必要はなく、徐々に行っていけば良いです。
大分類 | 小分類 | 内容 |
---|---|---|
Office | 仕事上の雑務 | |
Home | 個人上の雑務 | |
Project | 仕事上のメイン業務 | |
重要A社プロジェクト | 仕事上の重要事案 | |
重要B社プロジェクト | 仕事上の重要事案 | |
その他のプロジェクト | 仕事上の一般事案 | |
Private | 個人上のメイン活動 | |
重要テーマX | 個人上の重要事案 | |
需要テーマY | 個人上の重要事案 |
優先度については、いくつかの考え方があります。
- ABC法
- 優先度をABCの3段階に分けて管理します。日常的に良く使われる優先順位付けの方法です。
- 4象限法
- 重要度の高低、緊急度の高低の組み合わせで4つに分類します。フランクリン・プランナーなどでも採用されている、優先順位付けの方法です。
- タスクポートフォリオ法
- 重要度、緊急度を3段階ずつに分類し、組み合わせます。能率協会がBindex利用方法などで説明している方法です。重要度は、高〜低を、A:最優先課題、B:優先課題、C:課題、に分けます。緊急度は、高〜低を、1:今日中、2:1週間以内、3:2より先、に分けます。これらの組み合わせで、A1〜C3までの9種類にタスクを分類します。
ここで、各ToDoに一連番号を振っておくと、スケジュールに実施時期を転記するのに便利です。
分類を行った場合は、分類記号+番号とすると管理しやすいです。
利用可能リフィル
ToDo管理には、以下のようなリフィルが適しています。
種別 | 型番 | 名称 | 備考 |
---|---|---|---|
SD | S-4 | 着想/計画チェックシート | |
BN | N-201 | ウィークリーチェックリスト | |
BN | N-202 | プロジェクトチェックリスト | |
その他、各種罫線リフィル |