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名前: HAPPY
<E-mail>
題名: Re: アンコール曲etc.・・・やっぱり書こう「LIVEへの提言」
日付: 2000/09/07 00:33:18
返答先リンク: msg5/03050
秋の扉さん、はじめまして。
レスがたくさんありそうな話題なのに、皆さん書かないですね・・・
これって、共感?反感?どっちかな?
自分もちょっと書かせてもらっていいでしょうか?
9月6日に、秋の扉さんが書いたメッセージは>以下です。
>ここ数年感じるのですが、アンコール曲がマンネリ化していませんか?
>というより、私が曲目が好きではないせいかもしれませんが、一番盛り上がる瞬間に
>「輝いた季節に飛び立とう」「素敵にonce again」ではない気がするのです。
>(曲名、間違っているかも・・・)
>もっと名曲がたくさんあるのに、なぜこの曲ばっかり選ぶのか理解できません。
僕は横浜のライブを見終えた時に、正直同じような感想でした。
「あらららら・・・・」みたいな感じで。
2年前と同じだしね。
でも、じゃあ他にどの曲を選べば良かったのかって言うと・・・
どうなのかな?
今回の全体的な演出・構成をよく考えてみると、
まず80年代の曲は「20分大メドレー」で一気にやりたかったんだろうし、
そうすると、90年代のまぁいわゆるセルフ作品から選ぶとなれば
こうなるわけでしょうね。
ニューアルバムは別にして、聖子さんとしてはたぶん「ベストアルバム」的な
選び方をしたかったんだろうな。
80年代、90年代ともに。
数あるセルフ作品のなかでも、アンコールの2曲と「あなたに逢いたくて」「大切なあなた」は
聖子さんからすれば、おそらく「自信作」。
「はずせない」でしょうね。
だから、やむを得ず(?)「納得」。
それと、大多数の観客が「知ってる」曲を選ぶってのも
大切なポイントかも。
例えば「眠れない夜」は、ファンの間ではもちろん知られてるし、
アンコールでもイケそうな曲。
だけど、アリーナクラスの公演になると、みんながみんな聖子さんの
アルバムを聞いてきてるわけじゃないですよね。
「輝いた」も「素敵に」も「聴いたことはある」でしょう、たぶん。
これがシングルの強みですよね。
ここからちょっと長くなりますが・・・
僕はアンコールの選曲がどうとかって言うよりね、今回はとにかく
特別な年のライブだから別としても、来年以降への期待感を込めて書きますが、
やっぱり「旧作」と「新作」をもっとうまく「シャッフル」させて欲しいと思うんですね。
「輝いた〜」を例にとれば、この曲って「アンコール」以外で使われたことが
一度もない曲なんですよね。
「アンコール用の曲」になってしまってる。
これ、とっても「もったいないな」って思います。
この曲は自分が好きだってこともあるけど、この曲を「魅せる」場面で
使ったっていいと思うんですよ、たとえばね。
自分は91年の「Amusement Park」ツアーがすごく印象に残ってます。
このツアーでは、「時間の国のアリス」「ピンクのモーツァルト」を
前半の「魅せる」場面で使いましたよね。
「ヒットメドレー」じゃなくて。
こういうこと、見事にしなくなりましたよね、92年の「完全セルフ」以降は。
あぁーいうことをね、もっとして欲しいと思うわけです。
これをもっとはっきり言えば、どうして前半は「新作」だけなのか。
どうして後半は「旧作」にこだわるのか・・・ってこと。
これ、最近の話しじゃないですからね、セルフ以降ずっとこれだから。
こんなにはっきり「区別」しないくてもいいのになって。
今年もね・・・ニューアルバムから「連続7曲」でした。
オープニングから7曲連続じゃ、ニューアルバム聴いてない人は
ちょっとテンション維持するの難しいでしょうね。
これはあんまり効果的な演出じゃないと思うな。
たとえ1、2曲でも、旧作の有名どころを入れておくだけで、
全然違ってくると思う。
アルバム聴いてない人を前提にするのもなんだけど、でも
「知ってる曲」があるから、「知らない曲」が逆にひきたつってことも
あるでしょ?
それで「知らない曲」に興味を持つってこともあるはず。
だからこれも「もったいない」。
古い話しだけど、最近やらなくなった「バリバリのダンスコーナー」(?)で、
たとえば「You Can't Find Me」あたりをやれば、けっこうハマルだろうになぁー
なんて思った時もある。
でも、聖子さんは一貫して「新作」しかやらなかった。
「旧作」から、その場面にフィットする曲を選ぶってことをすれば
もっと広がるのになぁってね。
そういうこと、聖子さんだったらできるはず。
400曲もあるんですからね。
そりゃ選ぶの難しいでしょうけど、究極は「なんでもいい」と
思うんですね。
聖子さんがその「場面」で「やりたい」と思った曲であれば、なんでもいい。
メインはやっぱり新作でイクべきだと思うから、1,2曲でいいんです。
要は「旧作」を「ヒットメドレー」と「アンコール」だけじゃなくて、
もっと「魅せたり」「聴かせて」下さいってことです。
いろんな曲があるし、CDだけで埋もれてしまってる曲が
本当にたくさんありますね。
「もったいない」。
「あの曲をやってくれたライブ」って、あとで思い出せるライブを
やって欲しいなぁって思います。
92年以降のライブは、聖子さんがひとつの「かたち」を作ったという意味で
僕はとっても共感したし、本当に楽しめてこれました。
それを単純に「マンネリ」だとは全然思わない。
それが「松田聖子」の「ライブ」なわけで、誰にも真似できない「ライブ」だと
思いますよ、やっぱりね。
ただそれも20周年記念ライブを終えて、21年目の来年は
そろそろ一度すべてを「こわして」みたらどうかなって。
全然違う「かたち」を、また聖子さんに作って見せて欲しいなぁって
そんなふうに思ってます。
書かないと言っておきながら、やっぱり書いちゃいました。
書き出すと止まりません。(笑)
この記事は、あくまで気の早い個人的な「21年目のライブ」への期待です。
今回のライブは本当に「楽しかった」ので、それでいいんです。
誤解のありませんように。