なるほど。 たしかに「ボーイの季節」の詞って、難しいかも。 幼なじみの男の子が先にどんどん大人になってしまって、 自分の夢を追って違う街に旅立ってしまった・・・・。 主人公の女の子は昔よく二人で行った夕陽のきれいな丘で 夏が来る旅に一人、男の子を思い出している・・・。 そんなストーリーの曲だとずっと思いますが、 いかがでしょう? 歌の詞って、景色が鮮明に浮かんできて、 なおかつ深読みできるものが好きです。 その点、松本隆さんや尾崎亜美さんの詞って最高!! 「上海ラヴソング」の矢野顕子さんの詞もよかったなぁ。 今回の松井五郎さんの詞は、「景色」には乏しいけど、 その分、込められた「情感」がすごくて、 質の高い詞だと思いますよ。 「優れたボーカリスト」である松田聖子は、 「優れた詞」を歌ってこそ真価を発揮します。 次のアルバムではもっと「詞」を大切にしてほしいな。