新規メッセージ投稿

返答メッセージ投稿

このメッセージのキャンセル

先日から、この掲示板で巻き起こっている、
｢聖子さんはアイドルかアーチストか｣という論議。
基本的には、ファンそれぞれの捉え方だから、あまり過熱しても
意味がないと思いつつも、あえて･･･。

私は、聖子さんは82年くらいからずっとアーチストだと思っていました。
TV界や芸能史的には、80年代の彼女の位置づけはアイドルなのかもしれませんが、
私は、彼女のことをずっと｢松本隆の詞の最高の表現者」という意味で、
アーティストだと思ってファンをしていました。

アイドルはアーティストより格が下だと言うつもりはありませんが、
音楽的に普通の人をはるかに凌駕する特定の能力を持った人物のことは
やはり敬意をもって｢アーティスト」と呼称すべきです。
聖子さんの場合、その｢特定の能力」とは、他でもなく
｢松本隆の詞を最高の説得力をもって歌えること」です。
それは例えば、竹内まりやさんが｢山下達郎サウンドの最高の表現者」
であることと同義です。

あと、｢ちゃん付けで呼ばれている」｢コンサートでグッズがたくさん売れている」
から、聖子さんはアイドル」というHappyさんの定義はとても面白いけれど、
先日行った今井美樹さんのライブで、今井さんはホール中から｢美樹ちゃ〜ん!!」
コールを浴びまくっていましたし、市原悦子さんのトークライブでは、
悦子トランプや悦子ブロマイド(!)が飛ぶように売れているのですよ。
それは聖子さん特有の現象ではありません。

聖子さんの存在については、人それぞれの捉え方があっていいですが、
この掲示板の発言者の中では、私はwatermoonさんの捉え方に近いかな。

10代に占拠された現在のJ-pop界で、大人のためのポップスのマーケットを
拡大できるパワーを持つ数少ないアーティストである松田聖子･･･。
彼女には、いつまでも特定の範囲のファンの為の｢アイドル」に
甘んじていてほしくない。
｢優れた言葉｣を持った人と出会って、J-Popを変えて行ってほしいと思います。