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名前: アートシアター <E-mail>
題名: ときには努力も必要だと思います。
日付: 2001/06/22 17:01:30

私は理屈っぽい人間ですので、いまから書くことはすべて
理屈として読んでいただいてかまいません。

なにをするにも努力は必要です。
もちろん、無条件に受け入れることができれば結構ですが、
いままで無条件に受け入れることができる歌を歌っていた人が、
自分には良いと思えない歌をうたうようになった場合、
自分が理解できていないと考えるほうが自然です。

特にSEIKO女史の場合、最初から事務所に、歌いたくない歌を
無理に歌わされていた訳ではないし、独立してからも常に歌いたい
歌をうたってきたと思う。
今も気に入って歌っていることは、数々の発言からもわかる。
無理矢理だれかに言わされている訳ではないでしょう。
もしそうなら、さっさとやめる人です。

事務所の売り方にしても、売ることだけを考えるなら
もっと違った売り方をするでしょう?
素人が考えるくらいのことは、当然考えているはずです。
いまSEIKO女史がやっていることは、ハンパに売れるよりも
大切だからじゃないでしょうか?
ファンが喜ぶことだけやっていれば良い訳ではないし、
そうやっていれば売れる訳でもないと思います。

他人は100%理解出来るわけではありません。
もし、100%理解できていると感じたなら、
それは、その作品の50%なり70%に、自分の中の50%なり30%が
プラスされたからで、本当に100%理解できたわけではありません。
つねに、作家はそれを感じているはずです。
SEIKO女史は、ファンが理解しやすい部分ではない、
もっとほかの部分も知ってほしいと思っているはずです。

ゆえに、嫌いなのはかまいませんが、
SEIKO女史が好きだったなら、努力も必要でしょう。

追伸、アレンジに関して、私の個人的な好き嫌いでは、
   原田氏も小倉氏もそんなに変わりません。
   じゃあ大村氏が大好きかというと、そうでもない。
   わかりやすかったとは思いますが。
   わかりやすいことが全てではないですし。