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近頃、コンサートの構成が毎回同じ様とか、曲が同じ曲ばかりとか
いう意見があるけど、そうそう違った構成も出来ないと思う。
新アルバムの曲は当然歌わねばならないし、昔の曲やメドレーも
必要。やはりバラードは真ん中あたりというのが無理がない。
当然、「フレッシュ、フレッシュ」も「ウインク、ウインク」も
「ピュアピュアリップス」もやりたい！（私は「シャイニング、シャイニング」
もやりたいのだが・・・）
そう考えると、たった20数曲では、やる曲は限られてしまう。

私は、ここ10年くらいSEIKO女史に楽しませてもらおうとは考えていない。
どちらかといえば、SEIKO女史に楽しんでもらいたいと考えている。
SEIKO女史に、楽しませたいという気持ちがあるのは当然だから、
我々もSEIKO女史にたのしんでもらえれば、みんなが楽しいではないか。
ただ楽しみたいと思うより、一緒にコンサートを作っていくほうが
ずっと楽しいと思う。
コンサートは観客がいてはじめて完成するのだから、より完成度を
上げるのは、我々観客の仕事ではないでしょうか。