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もちろんマスターサウンド盤が良い音なのは知っていますし
レコードが音が悪いとも思いませんが（とくにアナログ録音時代のものはレコードがいい）
CDを聴くにはCDのためのシステムを組むべきで、
レコードの音に合わせたシステムでは正当な評価はできません。
もしCDの音が悪いのならクラシックファンがほとんどCDに乗り換えている
のは理屈に合わないでしょう。

もちろん、すべてのCDが良い音なわけでもなく、最近のはとくにラジカセや
カーステレオで聴いて良く聴こえるように狙っているものも多いと思います。
そのようなCDにくらべればSEIKO女史のCDははるかに良心的に作っていると思う。

CDウォークマンと書いたのはあくまで「最低」での話しです。
しかしオーディオのアンプのヘッドフォン端子はあくまで「おまけ」なのに
対して、CDウォークマンのものはメインでありアンプのよりすなおな音
が出る場合が多いように思います。
あくまでラジカセレベルの値段でもっとも良い音が聴ける“可能性”がある
ということです。もちろんCDウォークマンも良い音の機種でなければ
意味ないですけど。

だれもが何十万もするシステムを組めるわけではないのでは？