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ＳＡＹＡＫＡ が10月10日スタートの「ヤンキー母校に帰る」（ＴＢＳ系、金曜後10・00）でドラマ初出演することになった。映画「ドラゴンヘッド」などで女優としての才能を開花させつつあるＳＡＹＡＫＡは、ドラマ初出演にもかかわらずいきなり連続作品のレギュラーに挑戦。役どころは問題を抱える女子高生で、ストーリーの重要なポイントになる。

　ＳＡＹＡＫＡが演じるのは、全国から中退者らを受け入れる制度を取り入れた北友学園余市高校の生徒・古賀なな恵。実際の年齢より二つ上の18歳の設定。エスカレーター式お嬢様中学校の模範生徒だったが、親の反対を押し切って同高校へ進学。優等生だが、心に問題を抱える難役だ。

　ドラマは元不良で学園を卒業し、母校に戻ってきた教師役の竹野内豊（32）が主演。ＳＡＹＡＫＡは、竹野内に次ぐ物語の中心人物となる。

　デビュー前の米国留学中に出演した短編映画「おはぎ」が01年のカンヌ国際映画祭で短編パルムドール（最高賞）を受賞。日本映画初出演となった「ドラゴンヘッド」では過酷なウズベキスタンロケにもチャレンジした。先月30日に公開されたばかりの同作の評判も上々で、女優として大きく羽ばたきつつあるＳＡＹＡＫＡは「ドラマは前から挑戦してみたかったので、とてもうれしい。今から楽しみです」と意気込みを語る。

　起用した同局の伊與田英徳プロデューサーは「“おはぎ”を見て、興味を持った。今回、彼女が魅力的に見える役にうまくはまったのでオファーした。テレビで演技を見せるのは初めてだけど、存在感はピカイチ。問題を抱えた役をどう演じるかこちらも楽しみです」と期待する。

　すでに役柄について監督と話し合い、自ら意見を出すなど積極的に取り組んでいるＳＡＹＡＫＡ。周囲のスタッフなどには「ドラマは初めてなのでよろしくお願いします」と“新人”らしく初々しい姿も見せているという。