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名前: アート <E-mail>
題名: Re: ちょっとだけ気になりまして
日付: 2004/07/08 18:37:23
返答先リンク: msg5/05207

7月8日に、パッくまンさんが書いたメッセージは>以下です。

>6月前夜祭の武道館コンサート楽しんで参りました者ですが、
>皆さんの支持者からなる率直なseiko論を知りたくて
>投稿しました、。あの、とても些細な事で恐縮なのですが
>このコンサートの中盤辺りで「Sweet Memories」を
>seikoさんが歌ってくれたのですが、英語の部分から
>歌い始めたのでちょっとパニックってしまいました、。
>私も、若い頃は、応援していていたので、、。
>コンサートでは、いつもseikoさんはシングルで言えば
>2番から歌うのですか?

それはたんなる演出上の事だと思います。
他にもフルコーラス歌わなかった曲もありますし。
上演時間の問題もあるでしょう。それでも全体で2時間超えていました。
もっと長くやるアーティストもいますが、
実際問題ほとんどのファンをマジメ主婦がしめている
聖子さんにとって2時間以上のコンサートはむずかしいでしょう。

>当時、seikoさんの英語の発音を
>非難する芸能人がいて、しかも番組スタッフが触発され
>アメリカに飛びヤングガイにその音源を聴かせたのでした。
>結果は、「Don't Kiss Me Baby!」だけ解かるといった
>失礼な極まりないものでした、。

それは最初に発売された時点の「Sweet Memories」の事だと思います。
今は当時とは発音も全く違うでしょう?
それに今のバンドには外国人もいるわけで、
通じない英語で歌っているとは思えません。

聖子さんが最初にアルバム「SEIKO」を発売した時に
オーストラリアでプロモーションをやったとき
ワイドショーで現地のオーストラリア人の記者が
“悪口で”歌も見た目もぜんぜん日本人に見えないと言っていました。
“悪口で”言ったのだから英語はうまいと考えて良いのでは?

アルバム「SEIKO」の時はレコード会社のいうなりに
レッスンをし、英語の発音も口に指を突っ込まれて舌の使い方を
習ったといいます。その結果イギリス英語(本当は綺麗な英語なのですが
聖子さんの歌いたい歌には合わなかったようです)になってしまいました。
これではダメだということで、それから後アメリカの友人をたくさん作り
アメリカの生の英語を学んでいきました。
その結果週刊誌にはいろいろ書かれましたが。

日本での聖子さんは歌の世界そのものを伝えることに重点を置いています。
英語でもたぶんそうなのではないでしょうか?
アメリカにも“桑田圭介”もいれば“ミスチル”もいます。
英語がわかっても何て歌っているかわからない歌も多いと聞きます。
片や日本を例にとれば“テレサ・テン”や“チョー・ヨンピル”など
のように、けっして上手な日本語じゃなくても日本人以上に
歌の世界を伝える外国人のアーティストもいます。
聖子さんがめざしているのは後者なのではないでしょうか?

聖子さんは以前「アメリカに住んでみて日本人が知らない良い歌がたくさんある」
というような発言をしていました。
それは言い換えれば“売れてない歌にも良い歌がたくさんある”という
ことでもあると思います。(ビルボード上位の曲は日本にも入ってきますから)

そう考えていけば、今の聖子さんがどう考えているのか
おのずと想像できてくるのではないでしょうか。