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名前: アート <E-mail>
題名: Re: きっかけは聖子ちゃん◎◎
日付: 2005/09/09 03:38:21
返答先リンク: msg5/05691

2005年9月8日に、翡翠さんが書いたメッセージは>以下です。

>わたしは聖子ちゃんの英語のアルバムを聞いて英語に目覚めました。
>聖子ちゃんと英語の上達を競うように(?)練習に励み、聖子ちゃんの英語詩は
すべてソラで歌えるようになりました。もちろんほかの洋楽のレパートリーも増えました。
>英語ができるようになって聖子ちゃんの英語詩の世界がはっきり理解できるように
なったのは嬉しいのですが、その反面英語の歌(聖子ちゃん&ほかの洋楽全般)の
意味がなまじわかっちゃうので、昔のように英語をただの「音」として聞き流すことができず
流れてる音楽が”耳障り”に感じるようになったことです。
最近の洋楽の詩はあまりにも過激になってて「暴力」か「エロ」ばかりの
内容の無いのが多いので困ります。昔のように純粋に音楽を楽しめるようになりたいです。
そのために最近はほかの言語の音楽も聞くようになりました。
(アジア、欧州)歌詞の意味はよくわからないですがその分メロディーのよさや
声の美しさを楽しむことができます。


翡翠様

やはり英語詩の意味が解ると感動できないことってあるんですね。
それは私もずっと疑問に思っていたことでした。
昔、それこそレッツゴーヤングなどNHKの番組などでは英語の歌は訳詩で
歌っていたのですが、とても曲のイメージと掛け離れた内容だったりしたので
アメリカ人はああいう内容の詩をどう思って聴いているのか?と不思議に思いました。

しかし、何年か前あるアーティストが(誰か忘れましたが)言っていたことで
その人は日常会話くらいは英語が出来るのですが、海外のアーティストと
同じ曲が好きだと判って意気投合したそうですが、その海外のアーティストが
「あの曲は詩がいいんだ!」といったそうです。日本のアーティストはそのような
聴き方はしたことが無かったと言っていました。
そんな事もあるだろうな。と興味深く思ったのを憶えています。

でも良く考えてみれば、同じ日本人が聴いても訳がわからない日本の歌もあるし、
よくよく歌詞を読んでみれば「そういう事を歌っていたのか」と思うこともあれば
歌詞を読んでも「何のことやらさっぱりわからん」というのもありますからね。
英語の歌でも同じような事もあるかもしれないなとも思います。
アメリカにも聖子さんのように詩を歌う人もいれば、サザンのある曲のように
語感だけで歌っている人もいるのではないかという気がします。

テレビの番組で日本人はビートルズの歌をタイトルしか歌えない人が多いが
他の国の人はどうなのか?というのを調べていましたが、
英語圏の人はみんな歌えましたが、フランスやドイツの人は日本人と同じで
タイトルしか歌えていませんでした。
日本人は特別歌詞を気にしないのかな?と思ったこともありますが
そういうのを見ると外国語の歌詞を気にしないのは日本人が特別という訳でも
ないみたいです。

私は勝手に聖子さんの書く詩は、洋楽(アメリカの)的なのではないかと
感じているのですが、どうなのでしょう?
私は嫌いではないのですけど、同じ言葉を多用するところや、
歌詞がストレートすぎるくらいストレートなところとか、
気持ちを直接歌詞にしてしまうところとか、訳詞で読んだ洋楽に共通するようにも感じます。
そんな聖子さんの詩に批判的の人も多いようですが、
それはロックを日本語でやろうとした松本隆の気持ちにも通ずるものも
あるような気もします。

なんか長々と書いてしまいました(笑)