一定期間貸し出されるオブジェクトやセッションなどを管理するCollection。
次のような特徴がある。
TimerHolderはキーが自動生成されるHashの様なCollectionである。
登録、取り出し、更新の三つの操作を持つ。
設定された期間を過ぎてアクセスがなかったオブジェクトはホルダーから 忘れられる。
1.0b1
最初の公開バージョン
TimerHolder.new(sec=600)
TimerHolderを生成する。オブジェクトはsecで指定した秒数間保持される。 デフォルトは10分間である。
TimerHolder#add(data)
TimerHolderにデータを登録し、そのデータを格納したキー(文字列)を返す。 以降、データはこのキーでアクセスできる。キーは時刻を元にした md5 値 である。 同じdataを何度もaddすると別のキーで登録される。
TimerHolder#fetch(key)
keyに格納されたデータを取り出す。keyはadd()で求める。 期限の切れたキー、無効なキーを使用すると 例外TimerHolder::InvalidIndexErrorとなる。
TimerHolder#store(key, data)
keyに格納されたデータを更新する。keyはadd()で求める。 期限の切れたキー、無効なキーを使用すると 例外TimerHolder::InvalidIndexErrorとなる。
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