Last updated:12/06/2020__v1.9



MIDI

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楽器の設定は邦楽器(箏、三絃、尺八)にしているのですが、時間が経過していますので、お聞きになるパソコンの音源によっては、変な音で再生される可能性があります。また、このMIDIファイルから五線譜を出力した場合、一部楽譜と異なる場合があります。

MIDI FILE:3ca0011a.mid(07:03,39KB)

曲の説明

この曲は、2つの楽章から構成されています。
第1楽章は、尺八4本の歯切れのよいリズムに始まり、つづいてのびやかなテーマが展開します。やがて第2・第4尺八によるスタッカートが印象的なフレーズが現れ、第1・第3尺八がこれに加わります。これが繰り返されたあと、曲はテンポをゆるめ、第1尺八がゆったりと歌い始めます。再び、最初のテーマが現れて静かに終息します。
第2楽章は、やや速いテンポで終始します。2本の尺八によりモゴモゴとした旋律が展開していきますが、尺八が3本、4本と増えたところで、第1楽章導入部のリズムが現れます。つづいて第1・第2尺八によるゆったりとしたテーマが広がりますが、第3・第4尺八はリズムを刻み続けます。コーダに入ると、第1楽章を連想させるフレーズが現れて、終わりが近づいたことを知らせます。

どんなに腹が出ていても、どんなに髪が薄くとも、
    オジサンにも心の国があるのです。
 シワシワコートにヨレヨレズボン、酒のニオイと大イビキ、
    それでも理想の国があるのです。
 日経片手にラッシュに耐えて、仕事のストレスはねかえし、
    住宅ローンを返すため、残業、接待何するものぞ。
 深夜の星はますます冴えて、
    夢の世界は広がるのです。   (S大学三曲同好会第23回定期演奏会プログラムより)

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