Last updated:12/06/2020__v1.3



MIDI

ここに掲載した曲およびMIDIの著作権は稲田馬聖に帰属します。改変、転用はご容赦ください。著作権に関するお問い合わせは、ホームページ管理人までお願いいたします。
楽器の設定は邦楽器(箏、三絃、尺八)にしているのですが、時間が経過していますので、お聞きになるパソコンの音源によっては、変な音で再生される可能性があります。また、このMIDIファイルから五線譜を出力した場合、一部楽譜と異なる場合があります。

MIDI FILE:3ca0021a.mid(03:07,13KB)

曲の説明

鯉江丈山師が主宰する「尺八丈清会」の会歌です。MIDIでは歌まで表現できませんので、伴奏の尺八だけになってしまうのが残念ですが、誰でも伴奏ができるように1尺8寸管3部による練習曲としての意味ももたせてあります。
作詩は石橋令邑(いしばしれいゆう)氏です。
青丹(あおに)よし  奈良の都に  渡りきし
もろこしの笛  代(よ)をへては
普化尺八(ふけしゃくはち)と  時をすぎ
古今(ここん)にわたる  日本の竹韻(ひびき)

 都山(とざん)・茶山(さざん)の  伝統の
 芸風うけし  丈山(じょうざん)は
 故(ふる)きを温(たず)ね  新しく
 竹道の標(しるべ)  かえりみて
 楽(がく)の基(もとい)は  本曲と
 古曲・新曲・現代曲
 糸竹(いとたけ)の道  きわめあい
 指南(しなん)の灯(あかり)  消ゆることなく

会員(ともがら)の 結び和をもて いやかたく
求道(ぐどう)の波路(なみじ) 洋洋(ようよう)と
丈清会(じょうせいかい)の邦楽ぞ
国の内外(うちと)に ひびきわたらん
時をかぎらで ひびきわたらん

3番の最後の歌詩は、「響き渡らん」であって「響きは足らん」ではありませんので、くれぐれもお間違いなく。

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