森の声

Mori no Koe

作品16 2021. 5.23作曲


新治の森 新治の森 新治の森 新治の森

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曲の説明

森(もり)の声(こえ)

マーク駅を降りて、商店街を抜け、大規模なマンションが広がる先に、その森はあります。谷戸田(やとだ)の先に広がる里山ですが、その森は深く、起伏もあります。道はしだいに細くなり、すれ違う人もほとんどありません。若葉の季節に、この森を訪れました。そのときの印象をもとに、「木漏れ日(こもれび)の道(みち)」「若葉(わかば)の香(かお)り」「金色(こんじき)の木々(きぎ)」の3つの部分で構成しました。

マーク深い森に入っていく道は、木々の間から明るい陽射しが差し込んでいました。見上げれば、青空と新緑とが調和して、明るい気分にしてくれます。日が降り注ぐ平地から少しずつ登っていくにつれ、太い木々が迫り、だんだんと暗くなってきますが、森の中に日の光はきらきらと輝きます。

マーク尾根道(おねみち)に至る手前に、小さな池がありました。昼下がり、あたりは鳥の声がときどき聞こえてくるほかは、雑然とした音もなく、時が止まっているようにも思えました。水面には波紋一つなく、周りの木々の若葉に包み込まれてしまいそうです。

マーク夕暮れが迫ると、日の光が森に横から入り込むようになります。垂直に聳(そび)え立った木の幹に夕方の光が当たると、木々は金色(こんじき)に輝きます。尾根から下る道の傾斜に促されて、光る柱が立ち並ぶ森の神殿の中を突き抜けていきます。再び平地に出て振り返ると、水が張られた谷戸田の先に、あの森が変わらず静けさをたたえていました。


音源

mp3 FILE:3ka016a_森の声 v1.0.mp3(6:51)


楽譜

楽譜(縦譜・五線譜)は、大日本家庭音楽会から出版されております。

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。