実りの郷

Minori no Sato

作品18 2021. 6.20作曲


カキ クリ

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曲の説明

実(みの)りの郷(さと)

マーク今や、洗練されたマンションや一戸建て住宅が立ち並び、駅前の商業施設に多くの人々が集まるこの地も、かつては里山や野原が広がり、自然の中に人々の営みがありました。歴史をさかのぼり、この地の原風景をイメージして、「麻(あさ)の葉(は)風(かぜ)」「栗(くり)の木蔭(こかげ)」「柿(かき)の彩(いろど)り」という3つの部分で構成しました。

マークこの地はかつて麻が自生していたそうで、朝廷に麻布(あさぬの)を納めていた時代もあったそうです。麻の生命力に支えられて、その繊維を紡ぎ出す人々が力を合わせて暮らす郷(さと)だったのでしょう。人の背丈を超す麻を風が揺らして通り過ぎます。

マーク里山の木々も、燃料として、また食料をもたらすものとして、郷(さと)の暮らしを支えていたのでしょう。今は地名にしかその跡は見られませんが、秋になれば、どんぐりや栗が実り、人や動物たちの食を支えたことでしょう。美食に慣れた現代人には失われた、実りを待つ気持ちがあったのかもしれません。

マーク柿の木は、庭にも植えられ、その若葉はみずみずしく、秋になれば橙色(とうしょく)の実をつけます。見渡せば、柿の木があちこちに見え、集落を彩ったことでしょう。お寺の再建のための木を求めて山に入ったお坊さんが、秋の日差しを浴びて赤く熟した柿の実を見つけ口にしたところ、あまりのおいしさに持ち帰って植えたものが、郷(さと)にも広がっていったとか。


音源

mp3 FILE:3ka018a_実りの郷 v1.0.mp3(7:11)


楽譜

表紙:3ka018b_実りの郷(表紙) v1.0_compressed.pdf

音域表:3ka018c_実りの郷(音域表) v1.0.pdf

五線譜(スコア):3ka018g_実りの郷 v1.0.pdf

縦譜(スコア):3ka018j_実りの郷(縦譜) v1.0_compressed.pdf

 

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。