四大連奏

Shidai Rensoh

作品21 2021.11. 3作曲


大地と空と夕陽

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曲の説明

四大(しだい)連奏(れんそう)

マーク四大とは、地・水・火・風の4つの元素。あらゆる物質は、この4つの元素から成り立っているとか。辞書を引くと、最初に仏教の用語として出てきますが、古代ギリシア・ローマ、イスラム世界、そして18~19世紀頃までのヨーロッパにも広がっていた考えのようです。化学が進歩するにつれ、こうした考えは過去のものとなっていったのでしょうが、朝、起きて、夜、寝床に就くまで、地・水・火・風は身近に感じられる存在です。逆にいえば、今日の便利な暮らしは、地・水・火・風から離れた不自然なものになっているのかもしれません。

マーク四大がすべての物質的存在の構成要素であることから、人間の肉体も意味するそうです。人は外から食べものを摂り入れ、気温や光を肌で感じながら生きてきましたが、今や人工的な食品が溢れ、部屋の気温はエアコンで一定に保たれ、昼も夜も電子機器の光を浴びて暮らす毎日です。

マーク地・水・火・風というと、迷信のような古さを感じますが、あらためて地・水・火・風に触れ、感じてみれば、おかしいのは自分、人間のほうだと思えてきます。

マーク尺八四重奏曲を作ろうと思って、四大というテーマを選びましたが、各パートが地・水・火・風の元素に割り当てられているわけではありません。短いイントロダクションのあと、「地(ち)の段(だん)」「水(みず)の段(だん)」「火(ひ)の段(だん)」「風(かぜ)の段(だん)」を連続して展開していきます。4つのパートが絡み合って、地・水・火・風の複雑な世界がほんのひと時現れたら、生きることを見直す一つのきっかけとなるかもしれません。


音源

mp3 FILE:3ka021a_四大連奏 v1.0.mp3(8:36)


楽譜

楽譜(縦譜・五線譜)は、大日本家庭音楽会から出版されております。

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。