光芒の天地

Kohboh no Tenchi

作品29 2023. 1. 2作曲


津別峠 津別峠 津別峠

曲の説明

光芒(こうぼう)の天地(てんち)

マーク北海道の東部にある津別峠(つべつとうげ)から見る風景は、どこまでも広がる大地と大いなる空に包まれて、その広大な空間に圧倒されます。展望施設に登ってみると、360度のパノラマが広がっていて、眼下には屈斜路湖(くっしゃろこ)、その先には摩周岳(ましゅうだけ)や斜里岳(しゃりだけ)などが見えます。西を向けば大雪連山(たいせつれんざん)が、その左手には雌阿寒岳(めあかんだけ)・雄阿寒岳(おあかんだけ)が望めます。

マーク太古から続く火山活動によって形成された雄大な風景を前にして、「大地胎動(だいちたいどう)」「湖水白雲(こすいはくうん)」「寂光暮色(じゃっこうぼしょく)」の3つの部分から構成しました。

マーク津別峠から見渡すと、どこまでも広大な森が広がっていますが、今も火山活動は続いており、大地の下に大いなるエネルギーが躍動しているように思えてきます。

マーク日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖を眺めると、木々の緑の中に湖水が青空を映し、その上に白い雲が流れていきます。

マークやがて夕暮れが迫るころ、雲の間から太陽がやさしい光を放ち、山なみを浮き立たせて、時が進んでいきます。

 

マーク(注) 縦譜につきましては、当該楽器のほかに他の楽器のパートを補助的に記載しています。ただし、複数のパートを集約し、オクターブも変えているところがあります。また、十七絃は箏に置き換えて記載しています。正確には、五線譜(スコア)をご参照ください。尺八は、1尺8寸管で記載していますが、1尺6寸管でも可能(特に多孔尺八の場合)です。


音源

mp3 FILE:3ka029a_光芒の天地 v1.0.mp3(7:55)


楽譜

縦譜(箏・十七絃譜、三絃譜挟み込み)、縦譜(尺八譜)は大日本家庭音楽会から出版されております。

縦譜(表紙、調弦表):3ka029bj_光芒の天地(縦譜/表紙・調弦表) v1.01.pdf ←調弦表に三絃が表示されていなかったのを修正しました。

五線譜(表紙、調弦表):3ka029bg_光芒の天地(五線譜/表紙・調弦表) v1.01.pdf

五線譜(スコア):3ka029g_光芒の天地 v1.0.pdf

 

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。

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