変わりつつある横浜の照明文化
正しい照明を設置する恩恵は、明るく快適な照明環境実現、省エネルギー、
CO2削減、環境保護など多方面に広がります。市町村の経費節減にも大きく貢
献し、電気使用量を半減することも可能です。
スマートライトプログラムでは、横浜市で使われている照明の継続調査を実施
しています。その三回目、だんだんと広がりつつある適切な照明の設置例を紹
介します。
適切な照明の代名詞となったフルカットオフ型照 明の好例です。 水平方向の光を抑制することで、ドライバーに眩しさを与えず、必要な路面に 充分な配光をもたらします。広い照明範囲を確保するには、光源を出来るだけ フラットガラスに近づけること、適切な反射板を設計することです。 そうすれば、これまで以上に優秀な配光特性を得ることが出来ます。 |
ここでも、平面ガラスを下部に使った フルカット オフ型 の器具が使われています。 レンズを使わない ため、眩しさがな く、上方へ光が漏れることなく、全ての光束が下方に向いています。そして、 効率が良くなります。 ズーラシアは、横浜市西部にある緑区と旭区にまたがる、広い森や林の中に作 られています。周囲には、自然を生かした森林や公園、農地が残る場所で、蛍 の生息地も直ぐ近くにあります。ズーラシアの照明は、周囲の自然環境を十分 に配慮し、生態系や植物の成育に影響のない器具が選ばれています。 |
赤外線センサー を持ち、玄関に人が近づいた 時だけ、照明が点灯する工夫がされています。このセンサーを警備室にも接続 し、同時にテレビカメラで周囲の様子をモニターしています。 常時照明を点灯するのに比べて、より大きな防犯効 果が期待出来るのではないでしょうか。 省エネルギーの効果は、非常に大きく、ほぼ理想的なシステムと言えます。 |
歩道を歩いたり、車を運転するとその適切な性能を知ることが出来ます。 眩しさがなく、大変快適なのです。 眩しい光源が見えないため、照明が設置してあることが気にならず、それでい て、路面は、適切に明るく照明されています。これからの街に望まれる照明の 好例ではないでしょうか。 頑張れ、横浜市!
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