今月の惑星は明け方の空に集まっています。一番目立つのは明けの明星の金星です。4月中旬、明け方3時ごろにまず土星、続いて火星、金星、最後に木星が午前5時頃に上ってきます。
夕方の空では、太陽が沈むと水星が見えています。
4月23日にはこと座流星群が極大を迎えます。4月23日の未明から明け方が見頃ですが、あまり多くの流星は期待できません。ただ突発的に多数の流星が流れる記録もあるので、観測しておくことに越した事はありません。寝転がって夜空全体を眺めていると見ることができます。願い事を用意しておくといいですね。
冬の星座がまだ見えています
暦の上では春になっていますが、西の空にはまだ冬の星座が輝いています。人気オリオンやぎょしゃ座、ふたご座がまだ観測できる状態にあります。
頭上には春の星座が現れています
頭上にはかに座、しし座、北の空にはおおぐま座、東の空からうしかい座、そしておとめ座が上っています。中でも誕生日星座のかに座はあまり目立たない星座ですが、その中にプレセペという散開星団があります。肉眼でもぼんやりと確認出来て、双眼鏡で見るその姿は秀逸です。