Mini Life


下から上に向かって話が進んでいきます。


・「高速道路で抜かれまくりました!」1999.4.25
 この日、初めて高速道路に乗りました。横浜から東京まで湾岸線を使いましたが、なにせまだまだ「ならし運転」の身分。
速度85キロぐらいでエンジン回転数が3000回転近くなってしまうので、一番左車線をチントロ走って、初めて「ずっと抜かれまくり運転」を体験しました。
運転中、私の車を抜いてから左車線に入ってくる車の多いこと・多いこと。
この車の前までは、スポーツ系の車に乗っていたので、今回で「抜かれる車の気持ち」がよ〜くわかりました。

・「どしゃ降りの中の運転」1999.4.24
 久しぶりの本格的な雨となりました。「Miniは雨に弱い」という話を聞いていたので、思わずローバーに「こんな雨の中、走って大丈夫?」と電話をしてしまいました。
あちらの担当者の人が笑って「今のMiniは大丈夫ですよ」と答えてくれたので、意を決してこの雨の中、仕事にMiniを駆り出しました。
 今回は「ガラス曇り」が襲いかかってきましたが、ローバーの人からデフロスターの使い方を教えてもらっていたので、なんとかしのぎました。
ただ、サイドの窓の曇りがひどく、このおかげでドアミラーが見づらくなり、かなり怖い場面もありました。
やはりフェンダーミラーの方がいいかな。

・「ワイパーがかわいい」1999.4.18
 初めての雨の日運転。この日は比較的暖かったので、有名な「ガラスの曇り」はそうでもなかったでした。
そういえば試乗の時も雨が降っていました。あのときには気がつかなかったけど、落ち着いてみると雨を拭くワイパーのかわいいこと!
 なんたってワイパーブレードの長さが日本車のワイパーの半分ぐらいしかないんだからほんとにコミカルでかわいいのです。

・「なんだこの音は!」1999.4.16
 納車時はわからんことだらけのNo2。
 ちょうど家への帰りは渋滞していました。  交差点待ちの最中、突然運転席の前の方から「ウィーン」という大きな音。
「おいおい、もうなにか問題が起こったのかよ」。いやいやこれが例の電動ファンの音だったのですね。
とにかく日本車では考えられないようなことが次々と体験できるおもしろい車です!

・「イルミネーションがなくてスイッチ類が見えない」1999.4.16
 納車時はわからんことだらけ。
 結局、ローバーから出発したのは夜7時を回り、当然ライトをつけて走り始めたのですが、ふと見るとハザードスイッチ等やオーディオのイルミネーションがなくて真っ暗!
 ラジオをつけるのにも手探り状態でした。「うーん、これがMiniか」

・ 「鍵がわからん!」1999.4.16
納車ですぐつまづいたのがこれです。
 渡された鍵が3つ。そうです。Miniには「ドア・トランク」、「エンジン」、「ガソリンの口」の3つの鍵があるんですね。
 はやくも、どの鍵がどこに合うのかわからず、てんてこ舞いになってしまいました。

・「納車」1999.4.16
 契約からこの日までの長かったこと、長かったこと!
 毎日カタログやパーツカタログを見て、「今が一番楽しいときなんだ」と思いつつも、逆に待ち遠しい気持ちが強すぎて、とてもきつい日々でした。
 ローバーにこの日夕方に輸送されるとのことだったので、それに合わせてこちらも車を迎えに行きました。
 そして、ご対面!思わず顔がニヤついてしまいました。

・「購入決定」1999.3.27
 とうとう決めてしまいました!
 この5日間のあいだにも、父親に「あんなマッチ箱みたいな車に乗るのか」(言われてあまりにも適切な表現だったので妙にうなずいてしまった)などと反対されましたが、もう気持ちは動じませんでした。
 最後までメイフェアにしようかクーパーにしようか迷いましたが、どうしても「白屋根」・「ホワイトメータ」・「本皮シート」が欲しくて、クーパーにしました。
 色は、欲しかったタヒチブルーが在庫があったので、もう即決でした!
 ちなみにクーパーにしたら、値引きが10万円にアップしました。ラッキー!

・「止められない思い」1999.3.22
 Miniにあこがれる者は、もう試乗してしまったら、最終ゴールは決まったようなものなでしょうか。
 昨日の興奮が冷めやらず、またもローバーに行ってしまいました。
 相手の担当者も再度の見積もりで、メイフェアで値引き7万円、アクセサリー10万円クーポン、ローン利率1%を提示してきました。やはり3月の決算月はすごいですね。
 ほんとは、6月に出るであろう40周年記念車を狙っていたのですが、このお買い得感にかなり心がぐらつき始めました。

・「初めての出会い」1999.3.21
 念願のMiniを見るため、最寄りのローバーに行ってみました。
 そしてあこがれのMiniに初めて試乗です。まずは運転席に座ってみて「なかなか広いじゃん!」、そして走り始めようとすると担当の人が、「Miniはハンドルの下半分を使って、送りハンドルで回してくださいね。」とのこと、確かに普通にハンドルを握ろうとすると座席を前に持っていかなければならないため足が窮屈になるんだけど、ハンドルの下半分で動かすつもりでいけば、ちょうどピッタリのシートポジションになった。
 いよいよ駐車場から道に出ていきます。「オー、このハンドルの重さは何なんだ!」そうなんです、Miniには「パワステ」がついていないんですね。
 そして、周りの道を2週ほどさせてもらって一言「こりゃ、公道を走れるゴーカートだ!」
 なにか心の中に興奮を覚えながら、とりあえずパンフレットとパーツカタログと見積もりをもらって退散しました。

・プロローグ
 いつのまにか芽生えた「Mini」へのあこがれ。しかし今までは、仕事の関係上父親の車に乗る宿命みたいなものがあって心の奥底に秘められていました。
 これが、1999年3月に自分の車を持つことができることになり、Miniへの気持ちが一挙に燃え上がったのでした。