最近ドコモを解約しました。(その直後ドコモから「携帯の留守電はいかがですか」という電話とはがきがありました。面白い会社です。)現在デジタルツーカーだけになっています。なぜ気に入っているかをお話します。
以下は東北地方におけるドコモとデジタルツーカー(DT)の独断と偏見に基づく比較です。
それにしても、携帯電話はもう少しまともな音になって欲しい。次世代に期待しましょう。
ついでに、「音が悪い」と感じている方に「イヤホンマイク」のご利用をお薦めします。ドコモですら、ずっと聞きやすくなりますよ。さらに機種によりますが、スイッチ付のイヤホンマイクなら着信は勿論、1つの発信先ならポタンひと押しでかけられますから、特に車の中での利用に最適です。しかし携帯電話はあくまでも一旦停車して利用しましょう。
これはDTの契約者数がドコモに比べて少ない(ドコモの約半分)こともありますが、さらに次の要因も良い方向に働いているように思われます。
それは使用周波数の違いです。ドコモは800メガ帯の電波を使用していますが、DTは1.5ギガ=1,500メガ帯を使用しています。このため同じ電力で送信しても減衰が激しいこと、さらに直進性が強いためどうしても1つの中継局がカバーできるエリアは小さくなります。この対策としてDTは同一市内に2局以上の中継局を配する等の対策をしています。これによって使用できる回線数が多くなり、回線の塞がりによる話中の頻度が少なくなります。
<例>
酒田駅付近 | 創業当初より稼働中 |
酒田市広野 | 創業当初より稼動中 |
古湊地区 | 98年 5月 |
宮野浦地区 | 98年 9月 |
両羽町・大宮町 | 99年 1月 |
余目町 | 97年11月 |
遊佐町 | 97年 8月 |
鶴岡駅前 | 創業当初より稼働中 |
「いこいの村庄内」 | 創業当初より稼働中 |
市内南部 | 98年 3月 |
湯野浜温泉地区 | 98年 9月 |
大山地区 | 98年12月 |
藤島町駅前 | 99年 1月 |
櫛引町黒川地区 | 99年 1月 |
市内楢山及び市内寺内 | 創業当初より稼動中 |
山王・大町付近 | 98年 4月 |
御所野・上北手方面 | 98年10月 |
将軍野・外旭川 | 98年12月 |
ところで数年前にドコモのパンフレットなどに「災害時に強い」などと掲載されていた時期がありますが、阪神大震災でまったくウソであることが暴露されてしまいました。それは震災により中継局が直接のダメージを受け機能しなくなったこともありますが、それ以前の問題として当初からまったく回線数が不足していたのです。契約者数を中継局の数で割ると1,000〜3、000という数字が出ますが、中継局1つ当たりの回線数は、その一桁下と言われています。したがって、広域にわたる大災害時には携帯電話は回線の閉塞により使い物にならないことを頭に入れておくべきです。なお、この数字は当然ドコモの方が倍以上高いと推定されます。はてドコモユーザーのみなさん、どうしますか?
しかし私はこう考えます。自宅や職場など自分が一番長い時間居る場所で安定して使えること、これが一番の選択ポイントです。この点DTは自宅から3キロほどの所に中継局があり、安定して届いています。ドコモはこの点で不満足でした。自宅1階では使えないことが多かったのです。この状況は今日現在も変わっていません。(補足:2000年8月ようやく3キロほどのところにドコモのアンテナが立ちました)
さらに職場についてですが、職場の窓から200メートルほど離れたビルの屋上にアンテナが見えます。このため所謂「バリ3」(この言葉は書くだけでも恥ずかしい)状態で、トイレに入ってもそのままで、「電話がかかってきたらどうしよう」と余計な心配をしてしまいます。
一方、他の選択枝が無い場合は別として、「サービスエリアが広い」、ということだけでドコモを選ぶ方を見受けますが、「そのドコモしか入らないサービスエリアに、あなたは年間何日もしくは何時間居るのですか?それとも、そこに住んでいるのですか?」と聞いてみたい衝動に駆られます。(^_^;;
中央にあるトップに2本エレメントのアンテナが載っているのがそれです。なおアンテナ部分の形状は設置場所により異なるものがあります。 | |
こちらは本体部分のアップ。こちらはどこもほぼ同じ形状のようです。 |
一見PHSのアンテナのように見えるほど小型でちょっとした空き地に建てられています。カバーするエリアは当然小さいですが、設置コスト・運用コストとも従来の施設よりかなり少ないのではないかと思われます。
これらは