ホワイト・ジャーニー

White Journey

作品56 2025. 6.29作曲


雄阿寒岳・雌阿寒岳(永山峠) おーろら号 国後島(羅臼山) 硫黄山

曲の説明

ホワイト・ジャーニー

マーク冬の北海道は雪や氷に閉ざされたイメージがありますが、道東には冬ならではの旅の楽しみがあります。「雄阿寒遠望(おあかんえんぼう)」「流氷の海(りゅうひょうのうみ)」「国後の山(くなしりのやま)」「硫黄山の夕暮れ(いおうざんのゆうぐれ)」の4つのシーンで構成しました。

マーク釧路(くしろ)から北に向かい、弟子屈町(てしかがちょう)へと続く阿寒横断道路(国道241号)の途中に双岳台(そうがくだい)というスポットがあります。そこからは雄阿寒岳(おあかんだけ)、さらにその向こうに雌阿寒岳(めあかんだけ)を望むことができます。針葉樹の原生林の深い緑が広がる先にパウダー・シュガーを振りかけたような火山の雄大な姿が迫ってきます。

マーク屈斜路湖(くっしゃろこ)から美幌峠(びほろとうげ)を越えてさらに北に向かうと網走(あばしり)に着きます。2月頃になると、遠くアムール川の河口付近で生まれた流氷がオホーツク海側の地にやってきます。流氷観光の砕氷船に乗ると、そのエンジンの響きに期待が高まります。港の外に出ると一面の流氷が広がり、船に沿ってウミネコやカモメが飛び交い、オジロワシやオオワシがこちらを眺めています。氷の下ではクリオネが踊っているのではないかと、勝手に想像したくなります。

マーク根室海峡(ねむろかいきょう)に突き出た砂州(さす)の野付半島(のつけはんとう)。ネイチャーセンターでは、凍り付いた野付湾(のつけわん)の氷上を歩くツアーもあるそうですが、湾の反対側に立つと国後島(くなしりとう)の泊山(とまりやま)や羅臼山(らうすさん)がすぐそこに見えます。16kmの距離だそうですが、白い雪をまとい何か神聖なものを感じさせる姿です。

マーク摩周湖(ましゅうこ)と屈斜路湖の間、川湯温泉(かわゆおんせん)にある硫黄山(アトサヌプリ)は、噴気孔まで歩いて行くことができる活火山です。夏場は岩がゴロゴロしているところに硫黄の臭いのする噴気が噴き出しているのですが、冬は白い雪が岩を覆い、日が沈む頃、白い光が山の端を浮き立たせます。

 

マーク(注) 縦譜につきましては、当該楽器のほかに他の楽器のパートを補助的に記載しています。ただし、複数のパートを集約し、オクターブも変えているところがあります。また、十七絃は箏に置き換えて記載しています。正確には、五線譜(スコア)をご参照ください。


音源

mp3 FILE:3ka056a_ホワイト・ジャーニー v1.0.mp3(8:33)


楽譜

楽譜(縦譜/尺八譜):千代之音からダウンロードできます。

楽譜(縦譜/三絃譜):千代之音からダウンロードできます。

楽譜(縦譜/箏・十七絃譜):千代之音からダウンロードできます。

五線譜(スコア):3ka056g_ホワイト・ジャーニー(五線譜) v1.0.pdf

 

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。

マーク非営利目的での演奏については、原則として楽譜・音源は無償(出版しているものを除く)でお使いいただけますが、ここに掲載した曲の著作権は加羅古呂庵一泉に帰属します。改変、転用、複製等はご容赦ください。

マーク営利目的でのご利用の場合等、著作権に関するお問い合わせは、ホームページ管理人までお願いいたします。