きのこの森

Kinoko no Mori

作品68 2026. 9.27作曲


土の中から、きのこが出たよ 毒きのこ登場(テングタケ) ひっそりと目立つ(タマゴタケ) きのこの行進(コガネタケ)

曲の説明

きのこの森(きのこのもり)

マーク梅雨(ばいう)前線や秋雨(あきさめ)前線が停滞する頃、里山の森にはきのこがたくさん出てきます。なかなか名前まではわからないのですが、さまざまな形や色を楽しむことができます。短い前奏の「土の中から(つちのなかから)」に始まり、「きのこが出たよ(きのこがでたよ)」「毒きのこ登場(どくきのことうじょう)」「ひっそりと目立つ(ひっそりとめだつ)」「きのこの行進(きのこのこうしん)」の5つのシーンで、さまざまなきのこの姿を描いてみました。

マーク里山の地面は、枯れ葉や小枝、木の実などにおおわれていて、それが一夜のうちに盛りあがり、きのこが現れます。

マーク地中の菌糸が、胞子を飛ばすための「子実体(しじつたい)」に変化したもの。それが「きのこ」です。1本だけ出ることもありますが、あちこちに出てきて、里山の地面はにぎやかになります。

マークきのこの中には毒があるものがあります。テングタケの仲間は、毒に守られているせいか、けっこうたくさん出てきます。もっともきのこにしてみれば、毒があるかないか、人間にとって食べられるか否かで悪者にされてしまうのですから、迷惑な話です。

マークタマゴタケは毒々しい赤い色をしていますが、毒はないそうです。白い「ツボ」と呼ばれる部分が卵の殻に似ているので、この名前があるとか。下草(したくさ)の蔭(かげ)などで、ひっそりと目立っています。

マークコガネタケは黄色いきのこ。群生していると、華やかな印象です。きのこの役割は胞子を飛ばすこと。そのせいか、美形の期間はわずかで、どんどん傘が広がり、かたちが崩れ、最後は哀れな姿で土に還っていきます。短い時を謳歌(おうか)するきのこの行進です。

マークなお、野生のきのこの判別は難しいので、安易に食べないようご注意を。

 


音源

mp3 FILE:3ka068a_きのこの森 v1.0.mp3(7:25)


楽譜

楽譜(縦譜/尺八譜)は、千代之音からダウンロードできます。

五線譜(スコア):3ka068g_きのこの森(五線譜) v1.0.pdf

 

マーク五線譜は「MuseScore」、縦譜は佐藤祈采氏ご提供の「JapoScore」を使用しています。イメージ写真はphotoAC素材を使用しました。

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