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ハイク・クルーズ インフォメーション日常から ちょびっと 飛ぶこと 講師:橘明広 ハイク・クルーズを案内することになりました、講師の橘です。今回の「カフェ・イン・水戸2004」では、街中にたくさんアート作品が繰り出します。いつも通っている水戸の街中に、変なモノがたくさん置いてあったりするのです。「はてな?」って絶対思います。その気持ちを、575のリズムに乗せて詠(よ)んでみましょう。言葉で、アート作品とお話するような、そんな時間になればいいなって思っています。 街ハイクのコツ! ま=まずは深呼吸。いつもとは ち=ちがった眼(視点)で街を見てみよう。 は=はじっことかすみっことか い=いつもは絶対見たりしないところを見てみよう。 く=くもや空の色、あ、風の音に耳を傾けるのも大切。で、 の=のんびりとのびのびと、心に浮かんでくる コ=ことばを ツ=つかむ! 俳句にしろ短歌にしろ、 詠(よ)もうと気合を入れすぎると、 逆に詠(よ)めなくなったりします。 適度に力を抜きながら、 透明な気持ちで、五感をひとつひとつ確かめながら深呼吸します。 このとき目をつぶるのも効果的! (街中なので安全に注意!)で、まぶたを開いて いつもは見ないだろうというところをちょっと気をつけてみてみます。 これもあんまり見つけよう見つけようとしちゃダメ。 やや、ぼーっとした感じで、 でも見るということをしている自分を忘れない。 すると言葉が浮かんできます。 『なんも浮かんでこないやぁ』という人も、 その言葉をメモしていくといいですよ。 『あ、こんなところに草が生えている』って 心の中でつぶやいたとしたら 「草」とか「雑草」とか「生えている」とか。 ま、連想したことをいっぱい言葉をメモっていくとよいです。 あせってはダメ! いきなり575に当てはめようとすると、言葉が窮屈がります。 のーんびりとのびのびと 言葉を心の中と、メモ帳の中で泳がせる。 で、ぐるーっと散歩が終わって、 ゆっくりベンチに座ってでもいいし、 お家に帰ってからでもいいので、 もう一度言葉たちを見直す。 歩ってきた道を思い出しながら 言葉をちょっとずつ変えてみるのも良い。 そのとき、575のリズムにのせて、 心に引っかかっている言葉を中心に 何回か心の中でつぶやいてみる。 そういうことを繰り返していると、 あらら不思議、 ハイクができあがってしまいます。 お試しあれ! |