洞雲山・碁石山・・・尾根越えの道

訪れた山系
今回は内海町の洞雲山から碁石山にかけて歩きました。道は比較的わかりやすかったです。 ただ崖や急斜面が多いので注意が必要です。
まず車で内海町苗羽から8番札所常光寺の看板を目印に山側への道へ入ります。 道は常光寺の横をすぎると急坂を上りはじめて森の中を進みます。2番札所碁石山が 終点です。ここに車を止めて少し手前から1番札所洞雲山に行く遊歩道へ入ります。 今回は洞雲山の寺には寄らずに、そのまま遊歩道を進みました。

展望台からの風景 2体の像 ウバメガシの林が続く遊歩道 洞雲山への登山口
登りはじめてすぐの祠 洞雲山寺から200mぐらい歩くと展望台に着きます。眼下に坂手港から内海湾が見え、その手前に 観音像が見えますのでちょっと下りてみました。展望台北側すぐ横に道があります。5分ぐらい急斜面を下っていくと やがて水平になり観音像に着きます。上からはわかりませんが横にも首のない像がありました。足下に供えられて いるお花は常に替えられているようです。展望台に戻り100mぐらい引き返すと崖の横を登る階段状の道があります。 ここが登山口になります。しばらく登ると祠があります。無事を祈願してから祠の少し手前から崖沿いに登りはじめます。 このあたりの道は白い砂利状で滑りやすいです。尾根にたどり着き左手の林の中をしばらく進みますと緩い崖を まっすぐに上る道が現れます。岩の出っ張りや小さな木が適度にあり比較的上りやすい斜面でした。登山口から 30分ぐらいで頂上に着きました。

斜面の真下に見える牧場 頂上の祠と田ノ浦半島 頂上より北側の眺め
頂上付近で登ってきた道を振り返ると真下ぐらいに牧場が見え少し怖かったです。頂上は崖に挟まれた岩場で 小さな石の祠があります。足下に近い方を見ると怖いですが、田ノ浦半島から寒霞渓・星ヶ城までよく見渡せます。 上右の写真の右側中央部にある白く見える建物が碁石山の寺です。その上に大嶽も見えます。 ここから北側に向いて尾根を歩きます。右手斜面には木が茂っていますが左手は崖が続きます。岩場の尾根が終わるあたりに 左手に下る急坂がありますのでそこを下ります。すぐに上り坂になります。洞雲山頂上から20分ぐらいで行者尾根に着きました。 左手(西側)に進む道がありますが、碁石山山頂へ行くつもりなので場所を確認して直進しました。

岩場の植物 碁石山山頂の三角点 碁石山山頂より橘方面の眺め 道の途中のある少し変わった岩
行者尾根から先は歩く人が少ないのか道が少し悪くなります。次のピークを越えると道の中央に変わった形の岩が出ていました。 碁石山山頂へはすこしきつい坂ですが、行者尾根からは30分ぐらいで着きます。標高434mの山頂は 木が茂っていて眺めは良くなかったです。急な下り坂に注意しながら、また行者尾根に向かって戻りはじめました。

龍神の祠 岩場から見た内海湾 岩場からは真下に碁石山寺の境内が見えました
駐車場から見た金比羅宮 行者尾根から少し下りますと岩場に出て龍神をまつる祠がありました。碁石山寺の一番上の行場だと思います。 でもすぐ横にビールや酒の空き缶がまとめて捨てられていたのはちょっと悲しい気になりました。 このまま尾根沿いに金比羅宮を経て下りる予定でしたが、道を間違えて林をまっすぐに下って 境内広場の隅に出てしまったのは残念でした。でも木立の間から見えた夕日はきれいでした。 行者尾根からは30分ぐらいかかりました。
このコースは急坂が多く、少しスリルもあり楽しかったです。碁石山より北側の大嶽方面は さらにきついコースのようですが、いつか挑戦したいと思います。



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