ファンゴルン |
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エオメルと別れた3人は、2頭の馬に分乗して追跡行を再開しました。 ファンゴルンの森の縁まで来た彼等は、そこで沢山のオーク達の焼かれた死骸を見つけ、その中にホビットが含まれているのではないかと不安に駆られました。その夜、その場で野宿をした彼等の前に、サルーマンではないかと思われるひとりの老人が現れ、何も言わずに姿を消しました。気がつくと2頭の馬も居なくなっていました。 夜が明け、あたりを探索していたアラゴルンは、ローハン軍とオークの戦いの場から少し離れたところで、ロリエンのマロンの葉、レンバスのかけら、紐の切れ端等を見つけ、エルフの身を隠すマントを着たメリーとピピンがうまく逃げ出し、ファンゴルンの森の中に入っていったと推測しました。そしてその暗い森へ入っていきました。 小高い岩棚の上に来た時、そこで思いがけず白一色の衣をまとった、ガンダルフと再開し、今までの経緯を聞くことができました。それによるといまや自分が、裏切り者サルーマンに変わって白のガンダルフとなったこと、またモリアでのバルログとの死闘について語りました。それは次のようなことでした。 デュリンの橋から長い長い間落ち続け、とうとう底の底に行き着いた。敵は暗いトンネルに逃げ込み、カザド=デュムの秘密の道から無限階段にやってきた。何千段何万段という切れ目のない螺旋階段を上がっていき、最後には銀枝山の頂き、ジラクジギルの塔に出た。その塔の上から敵を投げ落とした。ただひとり山頂に横たわっているところを、風早彦グワイヒアに見つけだされ、ロスロリエンまで送り届けられた。
それから、気になるメリーとピピンの消息についてもガンダルフは詳しく話してくれました。オークの手から逃れたメリーとピピンは、このファンゴルンの森でエントの『木の髭』と出会う。『木の髭』は彼等がもたらした知らせに怒りが溢れ、その怒りは今や、サルーマンとイセンガルドの斧に向けられている。そして彼等はこのファンゴルンを後にした。 |
ここで問題です ファンゴルンの森でメリーとピピンは、エント達が秘密会議を開いている間、「木の髭」から若いエントに預けられます。その若いエントの名は何といったでしょうか。 |
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のんき | |
おっとり | |