◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

店  名:とんかつ 百豚 (ひゃくとん)
エ リ ア:東京 (汐留)
住  所:港区東新橋カレッタ汐留B2 
電  話:03−5537−2121
アクセス:JR新橋駅より徒歩7分程度(ゆりかもめ汐留駅より3分程度)。
     ゆりかもめ新橋駅に向かうエスカレータに乗り上階の方に進むと、
     カレッタ汐留方向に続くペデストリアンデッキあるので、案内に
     従って進み、電通ビルのところを左に。右手に目的地ビルが見える。
     建物の中に入ってからが解り難いが、地下2階のカレッタモールの
     飲食店街の中程に店舗がある。     
Web Page:caretta SHIODOME   
営業時間:11:00〜23:00 (L.O.22:30)             
休  み:無休
席  数:テーブル席15人ほどの大テーブル1卓、2人x4卓、4人x4卓程度
メニュー:(極上)六白黒豚ロースかつ膳  2000円(消費税別途)
     ( 〃 )六白黒豚ヒレかつ膳   2200円
         ロースかつ膳      1000円
         さつま若豚ロースかつ膳 1250円(限定メニュー)           
          (ロースなのにヒレの味、脂少ない)
         バラかつ膳        950円
         その他メニュー多数
     

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆ 訪 問 日:2002年12月上旬 昼時 食べた物:六白黒豚ロースかつ膳 2000円 (+税100円) 肉   :厚さ約1.2cm、脂身がやや少な目のロース肉。 ボリュームは推定150g弱の軽めサイズ。 ころも :(色)キツネ色 (厚み)中厚 (きめ)中目      (食感)サク・サク つけ合せ:キャベツ千切り、野菜の素揚げや薄衣のパン粉をつけ      て揚げた物各種(カボチャ、カリフラワー、インゲン、トマト)。 ソース :卓上に味噌マスタードソース、白ソース(塩・鶏ガラスープ味)の      2種類。いわゆるとんかつソースやウースターソースの類は無し。 そ の 他:「膳」には、ご飯、豚汁(白味噌)、デザート(杏仁豆腐)が付く。       卓上にはドンブリ鉢に入った食べ放題の自家製漬け物(訪問時は       大根の浅漬け)(なお、ご飯等のおかわり自由等の表示は無い) コメント:再開発が急ピッチで進む汐留シオサイト。2002年冬にいち早く開業      した「カレッタ汐留」のお洒落なレストラン街に登場したとんかつ      専門店。店前のディスプレイ看板には「畜産王国・野菜王国 とんか      つ百豚」と書いてある。鹿児島県の味を全面的に売りにした店のよ      うだ。ちなみにこの「百豚」の右隣は「遊食菜彩いちにいさん」で      ある。ついに東京に3号店が登場で、なかなか人気のようですね。      こちらもランチ時には鹿児島産の黒豚のバラかつ定食(950円)など      を出している。       メニューを見ると、普通のロースかつ膳は1000円とお手軽な値段で      あるが、極上と書かれた六白黒豚ロースかつ膳になると、2倍の価      格に飛び上がる。メニューをさらによく見るとバラかつ膳の950円な      んてものもある。おやおや??これなどお隣の「いちにいさん」と      共通したようなメニューだなぁ?? パンフレットの色使いも良く      似ているんですよね。もしかして同じ会社の経営なのでしょうか?      店の自信メニューと思われる、六白黒豚ロースかつ膳を注文してみ      る。なお普通の「ロースかつ膳」の方も六白黒豚を使っているよう      なのだが・・・メニューの見方によってはそうでも無いように見え      るし・・少し曖昧な感じだなぁ....両者のメニューの違いを明示し      て欲しい気がした。      登場したとんかつは、キャベツの小山と彩り鮮やかな野菜の素揚げ      各種とともに皿のうえに鎮座している。お洒落な感じですね。さら      にはご飯、味噌汁の他に、カクテルグラスに入った柔らか杏仁豆腐      のデザートまで添えられている。      とんかつを運んできた際に、女性店員さんが卓上の2種のソースの      説明をしてくれる。ひとつは味噌ベースにマスタードを混ぜたもの。      もうひとつは、天日塩を鶏ガラスープで溶いたものだそうだ。      何と普通のソースやカラシは全く置いてない。実に斬新かつチェレ      ンジングなスタイルだ。      最初の一切れを先ず何もつけずに食べてみる。断面は鮮やかな薄ピ      ンク色できめ細かい肉質、黒豚特有のしっかりした弾力がある。し      かしながら脂身は少な目で、端に少しついているだけ。私の好みか      らすると、ちょっとアッサリし過ぎで物足りない感じだ。          次に小皿に注いだ塩ソースをつけて食べてみると、なるほどなかな      か良い感じだ。粉末の塩をつけて食べるよりも、塩味が均一にとん      かつの切り身や衣に行き渡り、じんわりと旨みを引き出してくれる。      その次に、味噌ソースにトライ。こちらは甘口の八丁味噌に、やや      酸味を加え、カラシで味を引き締めた感じのソースだ。イメージ的      には名古屋の味噌カツに使われるソースの濃度を薄めにした感じだ。      こちらをつけると、肉の旨み自体はソースの甘みで消されて解らな      くなってしまうが・・・ソース自体は美味しく、衣との相性も良い      のでまた違った味わいが楽しめてなかなか面白い。      店内を見回すと、内装もお洒落な感じで、女性客も多い。食器類も      なかなか凝っていて、ご飯に用いる茶碗は、片口を使っている。      最後にデザートの杏仁豆腐を頂いたが、柔らかタイプで、キウイと      オレンジのスライスがトッピングされている。これも女性客を意識      したサービスだろう。      総合的な印象では、今回注文した六白黒豚ロースかつ膳(2000円) は割高な感じ。上品にまとまっているが、黒豚本来の脂の旨さが味      わえず残念。これであれば、「いちにいさん」の昼の黒豚ロースか      つ定食(1200円)の方が脂身の旨さのインパクトが強く満足度が高      い感じだ。      なお、低価格メニューの各「膳」でも、基本的にサイドの各品々の      サービスのスタイルは変わらないようだ。店の雰囲気は◎なので、      だいぶ高評価になる気がする。次回は別メニューもぜひトライして      みたい感じですね。       10段階評価:6