◆◇◆◇◆◇◆◇◆ お 店 の 基 本 情 報 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆

店  名:かつ吉 水道橋店 (かつきち すいどうばしてん)
エ リ ア:東京
住  所:文京区本郷1−4−1 全水道ビル地下1F
電  話:03−3812−6268
アクセス:JR水道橋駅東口下車徒歩3分、白山通りと外堀通りの交差点近く、
     都立工芸高校並び、ビルの地下1F。大きく立派な木製の看板が目印
営業時間:11:30〜22:30(L.O.22:00)
休  み:年中無休
席  数:とても広い店内、カウンター席 テーブル席、座敷
駐 車 場:不明
支  店:かつ吉   渋谷店
     菩提樹   水道橋店
     かつ吉売店 新宿高島屋地下
     *かつ吉には日本橋系統と水道橋系統のふたつがあるようです。
Web Page:かつ吉・菩提樹

メニュー:(消費税込み)
     ーーーー  揚げ物 ーーーー
     特上ロースかつ定食      2400円
     ロースかつ定食        1900円
     ロースかつ定食(小)     1700円           
     特上ひれかつ定食       2600円
     ひれかつ定食         2000円
     ひれかつ定食(小)      1800円
     ねぎ塩ロースかつ定食     1900円
     特大車海老フライ定食(一本) 2100円 〜
     かつ丼柳川風(ロース)    1300円
       〃   (ひれ)     1500円
     替りかつ丼(ロース)     1400円 
     かきフライ定食(10月〜2月)  1600円
     かきフライ単品(一個)     300円
     お子様ランチ(小)       800円
     ランチ定食(日替り)1000〜1600円程度数種
     ーーーー  焼き物 ーーーー
     和牛ハンバーグ定食      2100円
     特選牛サーロインビフテキ定食 2800円
     その他、単品、おつまみ類、定食、アルコール類メニュー多数

katukiti

◆◇◆◇◆◇◆ コ メ ン ト ・ 訪 問 記 録 ◆◇◆◇◆◇◆

訪 問 日:1997年7月
食べた物:特上ロースかつ定食(単品に定食追加) 2620円(税込み)
     *現在は、2400円に値下げされています。

肉   :厚さ1.2cmほどで、ボリュームはさほど多くない。とても弾力性に富み、
     脂身が霜降り状に赤身に差し込んでいる。薩摩黒豚の様である。
ころも :(色)やや薄めのきつね色、(厚み)厚い、(きめ)粗め
     (食感)ふんわりと柔らかい衣で、肉にまとわりつく感じです。
          全くカリカリとした感じは無く、しっとりとした感じです。
つけ合せ:キャベツは無く。食べ放題のサラダの大鉢が運ばれてくる。サラダは、
     レタス、ワカメ、キュウリ、レンコン、海草類色々と・・醤油味の和風
     ドレッシングで食べる。

ソース :あらかじめ小皿に、辛子と、濃厚な粘性の高く黒っぽいソース。
そ の 他:定食は、ご飯、赤だし(なめこ、豆腐)、つきだし(じゅん菜の酢の物)
     漬け物(ナス、カブ、白菜、ニンジン)
     ご飯は、みどり鮮やかなシソご飯でお代わり自由、魚沼産の有機栽培米と
     のことです。この米なら、白飯で食べたい気もします。


コメント:とても豪華な内装で、落ち着いた雰囲気のお店。カウンターの回
     りのガラス棚には、凄い数の陶器が飾られている。カウンター席
     は大きな丸テーブル。厚い一枚板が使われている。内装にどれだ
     けお金がかかっているのだろう???
     運ばれてきたとんかつは、竹のスノコ付きの陶器皿にのっている。
     繊細な衣に対する配慮が十分施されている。とんかつを一口噛み
     締めると、ハッキリとした、ゴマ油の香ばしい風味が口の中にひ
     ろがる。とても粗めのパン粉をつかった柔らかい衣である。口の
     中に含むと、衣がホロホロと溶けるような感じの食感である。
     秋葉原の丸五に近い味であるが、それもそのはず、どうも丸五の
     ほうがこちらの出身の様である。
     肉も、歯ごたえ、脂身の付き方申し分ない。とても厳選された素
     材を使っているようである。

     ほとんど完璧な味ですが、脂身派の私にとっては、もう少し、脂
     の甘みが欲しいところ・・、それと、肉への火の通りをほんの少
     し控え目にして欲しいところです。・・贅沢な悩みか???

     食後には頃合いを見計らって、氷の浮かぶ冷茶が運ばれ、冷たい
     オシボリのサービスも。接客に関しては100点満点です。

     おつまみ類も豊富で、お酒を飲みに行く目的でも充分満足できる
     様な感じです。サービス、雰囲気満点なので、大事なお客さんの
     もてなしや、カップルの方などにもお薦めできる店だと思います。

     <2005.1追記>
     現在のメニューでは、とんかつに使用している肉は、国内産極上
     銘柄豚使用と記されていて、鹿児島産の薩摩黒豚に特定されてい
     ないようです。

10段階評価:9

     
--------------------- その後の訪問による追記 -------------------------------

訪 問 日:2004年 12月中旬 (昼時)
食べた物:かきフライ定食 1600円  (税込み)

コメント:水道橋で仕事があったので、久しぶりにランチ時に立ち寄り、季
     節メニュー(10月〜2月)のかきフライ定食を注文。気仙沼産
     のかきを使い、独特の調理法で、この店の人気品のひとつのよう
     だ。

     登場したスノコ皿には、ラグビーボールのような形をした、大ぶ
     りのかきフライが4個のせられて来た。この店のとんかつに比べ
     て、衣の色がだいぶ濃い目の茶色にあがっている。やや高温の油
     で、さっと揚げているのでしょうか。

     かぶりつくと、滋味あふれるジュースがじゅ〜っと飛び出すよう
     に口の中に拡がった。まるで小龍包みたいですねぇ。かきフライ
     で、ここまでジューシーなものは、他店ではお目にかかったこと
     がありません。

     そのマジックのタネは、小粒のカキを3〜4個まとめて揚げてい
     るからのようだ。断面を見ると、かきがひしめくようにぎっしり
     詰まっている。揚げるときに水分があまり逃げていないためなの
     か、フライのひとつひとつが、ずっしりと重たく感じられる。

     定食ひと皿のフライの個数は4個であったが、これで充分すぎる
     ぐらいのボリューム感があった。実際、生がきの個数では、小ぶ
     りながら十数粒分使われているのだろう。かきフライ好きの方に
     はぜひお勧めの逸品である。 

     なお、ランチ時に行ったら、モヤシ炒めの鉄板皿がサービスで前
     菜として出てきた。メニューも以前に比べて若干値下げされてい
     て、お値打ち感がだいぶ向上したように感じました。次回、とん
     かつを食べて良かったら評価を10点にUPしなくてはいけない
     感じです。