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串カツのネギ

[1] トーマス - 2004/07/16 22:23
[長ネギ、あるいは玉ねぎ?]
本ホームページの王道はロースカツであるのは承知しています。あえて「串カツ」っていう線ではどうかなって?

食べ歩きの範囲が狭い小生の知るうちでは自由が丘・とんき支店、仙川・さんなすびでも長ネギ使用で、両方とも好みです。とんきのネギはネットリとあがっていて、子供には合わない大人の味っていうのかな。

漫画家・東海林さだお氏の『世の中で一番好きな食べ物』は、居酒屋で出てくる、玉ねぎと申しわけほどの小さい豚肉が刺された”ころもの厚い”串カツなのだそうです(と記憶しています)。串を立てて、根元に上からデレデレととんかつソースかけるのだそうです。ちょうど先端にソースが達したところをそのまま口に持ってきて、玉ねぎとお肉をセットでついばみ、そしてグイグイとビールを合わせ飲むのだそうです。クィーって!そのときは長ネギではイケナイ、というのだそうです。

串カツのヨイお店、知りませんか?そしてそこは長ネギ派?玉ねぎ派?

[2] ミカミ - 2004/07/16 23:40
ヨイ店の情報じゃないですが、先週末に地元の商店街のフェスティバル
で、通りが歩行者天国になり、いろいろな模擬店が登場したのですが、
串カツを売っている店があり、おもわず購入してしまいました。

5本で、400円という値段。段ボール箱に大量に入った、出来合いの
冷凍品を揚げているようですが、まさに東海林さだおさんの描写の通り
の玉ねぎ串カツ。揚げたてをソースをどばっとかけて食べると、これが
妙に旨いんですよね。居酒屋で出てくるのも、同じ商品なのでしょうね。

なお先日、銀座の「矢場とんに」に行ってきましたが、こちらの串カツ
が妙に旨そうに見えました(未食なんですが)。串カツを、牛筋の味噌
煮込み(どて焼き)の汁につけて食べたら旨いことを発見したというの
が、名古屋の味噌かつのルーツだそうですが。

[3] トーマス - 2004/07/17 13:37
[異教(言いすぎ)の串カツ、キーワードは「表面積」]

ということで、ミカミさんの代わりに先ほど食べてきました。串、5本がついて、定食1100円でした。

これはビックリ、ここの串カツというのは『角材(棒状)』のロース肉だけを縦に串を刺して揚げたものでした。一瞬、つくねにも見える。長ネギも玉ねぎも刺されていないんです。パン粉も細かいのかなあ。

頼んでから、出てくるのが凄く早い。2分。味噌ダレでよく煮込まれている。隣のお客さんが食べているロースカツは、味噌ダレが「かけられて」いるとわかるのは、かけられていない部分もあるからです。ある程度揚げられた串カツが「煮込まれ」る調理時間を経てテーブルに出てくると想像できました。それもタップリとした厚い衣に味噌ダレを吸わせて、、

持ち帰りの単品串カツは一本136円で、5本でも680円ですから「味噌ダレ」代だけで200円プラスか?

それにしても「ここ」の串カツは、普通のカツだと揚げたあとに切った面に味噌ダレがシミにくい。そこで、同じ肉の表面積を大きくするために棒状に切った肉に衣をつけて揚げました、形が萎縮するので串に刺しました、というものです。たぶん、「味噌ダレ」を存分に楽しむ、そういうお皿なんだと思います。

それにしても、長ネギでも玉ねぎでもよかった、食べたかった。

テーブルにソースは置かれていません。すりゴマ、七味、一味、からしが置かれていました。メニューに「ソースもあります」と書かれていたので、「ソースでXX」と頼んだ人にだけソースが出てくるんだろう。その場合に串カツを頼むのはお勧めできません。厚い衣に辛いソースがシミ過ぎちゃ。



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