2001.01.08.  東京ドーム

SET LIST(start 18:45 End 21:15)
「ジュディ」「サイキックNo.9」「STONE BUTTERFLY」「DEAR FEELING」「TVのシンガー」「GIRLIE」「天国旅行」「カナリヤ」「I Love You Baby」「ROCK STAR」「SHOCK HEARTS」「Sweet&Sweet」「JAM」「BURN」「SUCK OF LIFE」 「パール」「バラ色の日々」「峠」
EC
「メロメ」「真珠色の革命時代(Pearl Light Of Revolution)」「悲しきASIAN BOY」
「BRILLIANT WORLD」「WELCOME TO MY DOGHOUSE」

(感想)
遂にこの日が来てしまいました…。待ち遠しいのだけども来て欲しく無かったような、単純に喜べない複雑な気持ち…(;_;)。
広大な東京ドームということで座席に関してはほとんど期待していなく、「A-7ブロック61番」という何だか前っぽそうな番号を見ても「ドームだしね…期待していると悲しいかも…。」とホントにピンと来ませんでしたが、フタを開けてみるとなんと前から7列目しかもヒーセ側花道の横!!
は〜もう、今年の運使い果たしたかも…(^_^;)。…もう今年は地味に暮らしていきますわ。

や、そんな事はおいといて、これはマジでレポせねばなりますまいと思い、目を皿のようにして登場を待ちます。
が、思いの他メンバーの位置がセットより中央寄りで(かめの予想では真ん前にヒーセがくると思っていたのです。)、歓声が上がったと思ったら、メンバーは登場していました。…かめってば…全然役立たずじゃん…。
そんな自分のボケぶりにショックを受けつつ、吉井さんをチェックせねば…と目を中央にやると…動く金箔が…(ToT)。うっわ〜!!やってくれましたね〜!!(さすがにアイススケーターではなかったケド、スポーツテイスト…。)
「ジュディ」にあわせてか、黒のロングコート(?)を羽織って抑え目にしてたけど、まさに♪人工的な皮膚〜♪なカンジでした…(^_^;)。
ヒーセの衣装は渋めのシルバーとダークグレー(黒?)のツートンのヒーセらしい衣装(ボキャ貧で申し訳ない…(^_^;)。)、エマちゃんは黒地にワインレッドの模様(若しくはワインレッド地に黒の模様??)の入ったスーツでした。
アニーは…済みません…かめの席からではドラムセットに埋もれていて顔しかチェックできなかったのです…(^_^;)。(アニー班の友達によると茶色だったとか??)
そして「サイキックNo.9」で、エンジン全開!!吉井さんがなんとまぶしいことか…それは全身金キラきんのせいだけではないはず。
吉井さんの全身金箔衣装はかめ的には、(ちょっと前の)近未来って言うか宇宙人って言うか、「スターウォーズ」のロボット(名前忘れた…。)ってイメージかな。
そして、吉井さんから「少し遅くなったけど、ハッピーニューイヤー東京!!今日はやりたい曲中心でいきます。」とのお言葉が…。うお〜!!
その後は「STONE BUTTERFLY」「DEAR FEELING」とヘヴィーなナンバーが続きます。
で、ヒーセが花道の方に来てくれて、無茶苦茶カッコいいの何のって…。こんなにヒーセを近くで見るのは初めてで、もう大興奮!!デカイよヒーセ!!
アシンメトリーに片方の肩が出ている衣装もセクシー。
そして吉井さんは動きが金箔衣装と相まって不思議な生き物感をアップ。
ヒーセの雄叫びのような曲紹介で「TVのシンガー」。ギターの音が重厚で無茶苦茶カッコイイっス!!もう、「キミは「カッコいい」という表現しか知らんのか??」ってカンジですがマジでカッコいいんだもん。
エマちゃんのギターのポルシェマークが見えるのも感動です。
吉井さんもいつの間にか、上半身の金箔取ってるし。インナーは迷彩Tシャツと思いきゃ、またしても変わった趣の柄のカットソー??といぶかしく思いつつも、「GIRLIE」で吉井さんとエマちゃんがそれぞれ身体でリズムを取りつつギターを弾いている構図はもう涙が出そう…(;_;)と、ちょっとほろりとしてみたりして…だって女の子だもん。(←おいおい。)
吉井さんのギター掻きむしりソロで「天国旅行」。途中、ピヨピヨってさえずりみたいな音はひばり??そして鳥つながり(?)の「カナリヤ」はすごく照明効果が綺麗でした。
重厚なナンバーからしっとりさせた後に「I Love You Baby」で、ノリノリ(死語?)なパート(?)へ突入。
「ROCK STAR」ではエマちゃんが花道に来てくれました。近くで見るエマちゃんは王子様なんだけどCOOLな大人の男の香りが…どきどき。それでいて、おヒゲがあっても美人なのよぅ〜!!!(壊)…うっとり…。あっ、でも少し近寄りがたいオーラが出てました…エマ様〜ってカンジ。
そして遂に、「SHOCK HEARTS」では吉井さんが来てくれました〜!!!!!
大きくって可愛くって…もう手を伸ばせば届くかも…って距離で吉井さんを見れるなんて感無量です…!!ホント横にいたのに、照明が強くってシルエットになっちゃった所が残念…。でも、贅沢は敵贅沢は敵…。
なんか、すごくエッチなコトを言っていたような気がするんだけど…気のせい(^_^;)…??
ああ…もう、まるで夢の中のような出来事…。
「Sweet&Sweet」ではヒーセの構えるベースに撃たれたり、ギターに夢心地の頭をかき回されてしまいました〜。

「イエローモンキー、初めての東京ドームということで…雪まで降って…祝ってもらっているような…。」と、いつもよりゆっくりと喋る吉井さん。なんか、宇宙人の喋りのようです…(^_^;)。
「ここから後ろまで声が届くのに4.6秒かかるそうなのでゆっくり喋ります。」4.6秒!!音の速さは1秒で300mだっけ??350m??(汗)。ちょっと計算してしまうのが悲しい性。
「今回はメカラウロコということで昔の曲ばっかりでごめんなさい。リハーサルもやってみたんですが「8」の曲が全然入らないのです。2日間やろうと思ったのですが、チケットを捌けるツテもなく…。」…そうっスか…(^_^;)。
何はともあれ、スローモーな宇宙人口調がとても可愛いのです。
コロムビアレコード時代のプロモーターと、ツアースタッフが早世した事に触れ、「JAMの歓声が好きだったのでやらせでも良いから大きな歓声を…」なんて…吉井さんってば…しんみりしたのに…(^_^;)。
ここで「JAM」が来ちゃうともういよいよ大詰め…なんて思いと、吉井さんのMCで切なくなってしまいました。
「BURN」では一転ステージは真っ赤な照明に染まりました。ねっとりしていていいですのぅ〜。
そして、♪じゃじゃ〜ん♪のイントロにパブロフの犬の如く妄想回路が暴発してしまう「SUCK OF LIFE」!!エマちゃんが心持ち離れたかなぁ…と思ったら、吉井さんがマイクスタンドをぐるぐるぐるぐる〜。カッコええっ!!いつもより多く回っています〜。と思うのは気のせい??
んでもって、皆様も気になるであろう、例のアレ(^_^;)は…真ん中の花道の所に吉井さんが来て、「これでしばらく見納めの「SUCK OF LIFE」です。」とおっしゃいました。
当然、ここで、かめのテンションはイヤがおうにも高まります。(←どんな時も煩悩は忘れない奴。)
しかし、吉井さんったら「おヒゲの生えている人はイヤっ!!」なぬ〜!!(ToT)。
ちょっと逃げ腰な吉井さんに近づくエマちゃん。ちょっと攻めモード(業界用語…??(自爆))入ってる様な気が…。
かめの席からでは吉井さんの頭がちょっと揺れた程度しか見れなかったのですが、「ちゅっ」っとして(したの??)、「かゆ〜〜〜〜い(はあと)」と、ステージに戻る吉井さん。
何〜!!君の愛はそんなものなのかっ!!かめだったら…かめだったら…(壊)。…すみません…(^_^;)。
メンバー紹介は吉井さんがまずアニーの所へ行きスネア(?)を叩いているスティックを取り、アニーにマイクを持たせて一言言わせようとするんだけどアニーは「こんばんわ〜。…これしか言えない…。」…懸命に叩いてるのねん…。
吉井さんがアニーの代わりにスネアを叩いている所もステキでした。
エマちゃんの時は「兄貴ィ、エアロスミスもやったドームっスよぉ。兄貴ィ。」とナゼか下っ端ちんぴら風…(^_^;)。
三国さんの時は「おじいさ〜ん、1人で散歩に行っちゃダメって言ってあるでしょう〜??」と、お嫁さん風に…おいおいおい…(^_^;)。
そして、三国さんがフライング気味ににソロを弾くと「紹介終ってないだろ〜フライングだ〜」で、またしても「ば〜か」コール…(^_^;)。
「老体にむち打ってたくさんツアーやっちゃってゴメンねぇ〜!!復活したときはベレー帽にしてね。」ここで手塚治虫が浮かんだ発想が貧困なかめ…(^_^;)。
ヒーセには「臭い匂いが嫌いなロックンロールゴリラ!!ロックンロールゴリラ」出たよ、ナゾの歌…(^_^;)。
のあとに打って変わって「おやぶ〜ん!!ジーンシモンズもやるドームっスよぉ。」またしても下っ端ちんぴら風…(^_^;)。可愛いなぁ〜。
そして吉井さんの時には、ヒーセが「折り紙で衣装を作ったぜ!!吉井和哉!!」…た…確かに…(爆)。
その後、吉井さんは「SUCK OF LIFE」のリズムに乗せて、「♪そ〜らが太陽を抱き〜♪」とちょっと調子っぱずれに「追憶のマーメイド」のフレーズや、「♪胸を締めつける〜♪」と「コレ知ってるよねぇ〜??」と言いつつ「Love Communication」のフレーズと「東京ブギウギ」もサービス。
濃厚なカラミは見れなかったけど、なんか得した気分っ!!もう、大好きっ!!
「充実した21世紀を過ごして、俺達が帰ってきた時に、悔いのない人になって下さい」お休みの間もぼーっとしてらんないわ〜。はぁ〜、頑張って行かなくては…と思いながらもちろん一緒に歌っちゃう、「バラ色の日々」。この歌って人生の真理を突いていて身につまされます。そして、今この瞬間も「バラ色の日々」だし。
やっぱり、「8」と付くからにはこれはなくてはの「パール」。力強い吉井さんの歌声にまた明日からも頑張ろうと決意。何度聞いても「♪何も答えが出てないぢゃないか〜♪」には力づけられちゃうのだ。
「結成した当時、まさかここでは出来ねぇだろうと思っていました。でもできてしまいました。」とか「ここ何日か寝つけなかった…オレって結構神経質??」とかいろいろ言っていましたが、ここでと言うか、今日の吉井さんのMCの中で一番印象に残ったのが「たくさんの希望と絶望と興奮をありがとう。」と言う言葉でした。
そこに「絶望」という刺激の強い言葉が入っている所がすごい正直で、こういう所が好きだったりする。
せっかく近いのでモニターはあんまり見ないで生のメンバーを見ようと思っていたのですが「峠」では見ずにいられませんでした。
吉井さんの顔が今までにないぐらい厳しい顔に見えて「かめも明日から一人で歩いていかなきゃいけないんだね…(;_;)。」と思ってしまって、視界がぼやけてきました…。
音自体もずんずん響いてきて重いんだけど、歌詞もすごく重かったです。
ここで本編終了。

アンコールでは、歓声が上がってモニターにメンバーが映るのだけども、かめの場所からではどこにいるかわかりません…と思ったら、アリーナの中央(?)にドラムセットがいつのまにかあって(っーか最初っからあった??)そこにメンバーが登場しました。
吉井さんは白いシャツとパンツに衣替えしていて、エマちゃんはジャケットを脱いで黒いシャツになっていました。…色使いがかめとちょっとお揃いかもっ!!(ラヴ)
「アルバムでは僕が1人でやってるんですけど、今日は皆でやります。「メロメ」
ちゃんと、ドームでも皆が近くで見れるようにってサービス精神が心憎いですね〜。
吉井さんは、「いかだに乗って漂流しているみたい。」と言っていました。
…この曲は申し訳ないけどモニターで見ちゃいましたが…(^_^;)。
そして、メンバーが戻ると、いつの間にかステージには「メカラウロコ楽団」が…。
まさに、ライブタイトル通り「メカラウロコ」ってカンジがしてきました。
しかし、楽団が出てくる前はセットがどうなっていたのかちんぷんかんぷんなところがかめのダメなトコロ…(^_^;)。
「真珠色の革命時代〜Pearl Light Of Revolution〜」のギターソロのところでエマちゃんの横でギターを弾くマネをする吉井さん。二人ともカッコ良くって可愛い〜。
花火が炸裂して「悲しきASIAN BOY」と共に「THE YELLOW MONKEY」の電飾が下からせり上がってきて登場。
吉井さんが花道の方に来て横で胸に爪を立ててたのにはドキドキしました〜。…爪を立てたい…どきどき。
そして、紙吹雪が吹き上がりました。ドームに舞う紙吹雪。とても綺麗で見とれてしまいました。桜吹雪っーか、電燈の下で舞い降りてくる雪を見ているようでした。学生の頃、時間通りに来ないバスを待っていた冬を思いだすよ。
場所的にかめの上には降ってこなかったのだけども5、6席右隣では椅子の上に積もっていてちょっとうらやましかったです。甲子園の土のようにお持ち帰りしたい逸品でしょ??やっぱり。
や、吉井さんが手の平からフ〜ッと散らしていた紙吹雪もうらやましいけど。
ヒーセの笑顔も最高でした〜。友達に言わせるとウインクしてるっぽかった笑顔だそーで。
ヒーセ、吉井さんの順にはけてアニーとエマちゃんが一緒にはけていきました。エマちゃんの投げキッスにほわ〜んとなりました。

ここでアンコールを待っている間、スタンドでウエーブが起きてたりして盛り上がってたっス〜。さすが、ドーム。
「BRILLIANT WORLD」では、モニターに二重螺旋がエマちゃんのギターの上に二重写しになったりして小ワザが…。
でも、広大なドームなのでモニターは常時メンバーが映っているほうが良いような気もするのですが…(^_^;)。
吉井さんが12弦ギターを持って、「後楽園ということで、普通の野良犬に戻ります。THE YELLOW MONKEYは永遠に不滅です!!」と言い、締めはやっぱり「WELCOME TO MY DOGHOUSE」
長嶋のセリフは言うだろうなぁと思っていたのですが、キャンディーズもくるとはね…。(…後楽園だったのか…や、若ぶってるんじゃなくてね(笑)。)
ヒーセのベースが攻撃的で腹にずんずん響いて、花道の前で構えるポーズもカッコよかったっス〜。
そして、「写真撮ろうか〜」って記念撮影…。いいよねぇ、こういうところ…。
はけるときに、エマちゃんがアニーの肩を揉んでた(?)所に兄弟愛を感じました〜。んで、深々とお辞儀をするアニーが可愛かったです。
結構、あっさりなはけ方だったので、もう一回出てきてくれるかな〜と思ったんだけど、余韻に浸る間もなく公演終了の放送で退場の指示が出されました。
前の方で「ありがと〜〜!!」と歓声が上がってました。かめもおんなじ気持ち。
柵の隣で出るのはもう少しゆっくりかなぁと思ってたら、すぐ柵が外されてコートを着るのもおぼつかないぐらいすぐ退場させられました。
…収容人数も多いし時間の問題もあるので仕方がないのねん…。

嬉しいとか、悲しいとかの単純な感情で割り切れるライブではありませんでした。
が、これで最後ってコトはないと思いました。
メンバーそれぞれからの休止前のコメントもなく(えっ??もうどこかで語り尽くされているとか??(^_^;))普通のライブの様な終わり方だったので(記念写真を取っていた辺り、ロングツアーのファイナルに近いカンジかな??)、フル充電したTHE YELLOW MONKEYに出会えるのもそう遠くのことではないんじゃないかな〜なんて思ってたりしてます。(根が楽天家なもんで…(^_^;)。)
公演終了の放送の後、「My Way」が流れたところが何とも言えなかったけど…(^_^;)。

…それにしても、こんなに前だと知っていたらもう少し色っぽい格好(爆)を考えたよ〜(;_;)。
取りあえず、花道の横だった喜びを絵で表してみたのですが…「珍獣かめにえさを与えないで下さい」ってカンジになってしまいました…(^_^;)。


*注* メモもろくすっぽとっていなかったので非常にアヤシイ所があるかもしれません…(^_^;)。 お気付きの点があればメールくださいませ…m(__)m。

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