<第3部へっぽこ鑑賞記>

第51話「八歳の腕白息子」(2002年6月10日放送)
前回の引きに続いた主題歌の後、いきなし9年後かよ!!
直也と夕子の間の子供はやんちゃに育ったようで、ヨソの子供にケガさせて親が捻じ込みに来るというおヤクソクの展開でございます。
怪獣プラモをお友達にあげて仲直りなんてリッチさんは違うよね。でもさすが直也の子供。ちょっと生意気っス。
で、夕子は難産の揚げ句、死んだのかい!!(←これもおヤクソク??)
種彦は自分のことを「おじさん」って言うのね〜ん。いつの間にか恐竜博士だし。
優との会話に哀愁を感じました。
ライオンのポーズで美奈子登場!!(爆)東京オリンピックで建設ラッシュの頃、ヨガって流行ってたんスか??
モロッコでロケっつーのもウケました。
売春防止法後に持った六本木の瑠璃子さんのバーに権藤先生が来てたのが笑えた!!権藤先生、結構好きかも(笑)。
宮畑氏も来ていて、第3部の1話目は登場人物の状況紹介ってカンジっスね。
瑠璃子さんはママの上に人生相談までやってるのかいっ!!…しかしお店の名前が「瑠璃子の部屋」って…(笑)。
んで、美奈子がドラマのポンサー会社社長の直也と再会しておヤクソクの「すずめ」で飲み会。
美奈ちゃんの真意はわからないけど「瑠璃子さんに子供がいる」じゃぁ、ニブチン直也は気付かないよ!!
それにしても、まだ直也にお目付け役がついてたのねん。9年のうちに「女嫌いの社長」になったそうで…(笑)。
ばらけるビー玉の演出に次回以降、またしても波乱の予感…??
っーか、このドラマがマトモに最終回まで行くわけあるまい。(←確信。)

第52話「九年ぶりの再会」(2002年6月11日放送)
のっけから、会社の来年度採用計画にクレームをつける直也。…って…仕事は出来る男なの…??(^_^;)
監視役の所為で直也の結婚が遅れたと監視役に「クビ」だと叫ぶ直輔はあんまりです。
美奈子に冷たく当たられるむら枝がちょっと可哀想。しかし、取りなす瑠璃子さんがちょっと浮いてるカンジなのは…いえ…多くは申しますまい…。
美奈ちゃんは優に自分の境遇を重ねてるので、直也への告知をけしかけてるのね〜ん。
でも、大声で話していても優に聞こえないのか。さすがはお屋敷っスね。
直輔が直也に紹介した頼子って、かめは好きになれないタイプだな。神経無さそう…。しかも体育教師かよ…。
で、直也は頼子に「瑠璃子の部屋」に連れていかれて運命の再会!!
店の名前も相変わらず笑えるのだけど、種ちゃん手作りのインテリア「木製の球」が落ちて直也の足下に転がっていった演出に大爆笑!!転がったのは木製の球だけじゃない!!(爆)
「男性も女性もママの虜になる」と言っていたのに、直也と瑠璃子がただならぬ関係と判ると「ばかばかしい!!」と手の平を返したような態度を取って帰る頼子って…やはり、無神経なスポーツ○鹿ですか!!絶対、受け持たれたくねぇな。ソリが合わなくて赤点間違いナシ。
直輔に贈る言葉は「セクハラオヤジ!!」よりも「アンタ女見る目、無い!!」ですな。ああ、だからこそ直也ママと別れてるのか…。
それにしても、やっぱり直也は単純だなぁ…。

第53話「笑顔の記念撮影」(2002年6月12日放送)
結局、部署を変わることになった監視役。かめも残念です(笑)。
美奈子の演技の練習なのに椅子に縛られてるなんて、芸の細かさが良いなぁ。
ロープを無造作に置いていくなんて、自殺者がでないか心配です。(←毒されすぎ。)
若造なりちゃんは瑠璃子さんが好きなのね〜ん。なりちゃん彼女と揉め事が起こりそうでドキドキ(期待)。
しかし、男性も女性もママの虜になるってハズでは…??まぁ、頼子の話だからアテにならないか(爆)。
優を直也の家に連れて行って親子を交流させて記念撮影(笑)なんて美奈ちゃん秘かに大活躍中ねっ。
出てきたカメラのフラッシュの大きさにビックリ。あんなのを持って歩いてたんかい!!
いきなり会社に尋ねてくる頼子にさらに無神経さを確信。
しかも調べるなんて…貴女に一体、何の権限があるのでしょうか〜??
直也じゃないけど、とやかく言われる筋合いはないです。ってゆうか、どんなふうに話を持ってきたのよ、お父様。って、お父様はお父様で直也と優のツーショット写真お持ち帰りかい!!
顔のない父親の絵がおヤクソクのコテコテっぷりです(笑)。

第54話「戸籍謄本の謎」(2002年6月13日放送)
やっぱり直也のママは鋭いなぁ〜。「またぞろ…」という表現がツボに。
しかし、わざわざ戸籍抄本を持ってくる頼子って…見守ってやってくれでここまでやるのかよ??
玲子は偽装見合いの被害者だし、登美子は瑠璃子の登場まで夫婦として穏やかに暮らしてきたので、多少(?)のイっちゃった行為も同情できた点はあったけど、結婚する意志の無い直也に対して過去を知っていてここまでする頼子は、タダの勘違い女以外の何者でもないじゃないですか。
いくらニブチン直也でもこの勘違いぶりでは結婚からはますます足が遠のくでしょう。
直輔って、よっぽど焦っているのか人を見る目が無いのか…会社大丈夫??(^_^;)
いや〜、ホント、直也はつくづく女運が無い男だ。…って…直也こそ女を狂わせる妖婦ならぬ妖夫なのか…??
直也と優の親子水入らず入浴話は微妙なセンだったな〜と、思うかめの目は曇っているようです。
「腕も肩もモリモリ」って…ああ…直也役の葛山さんは結構イイ身体してるもんねぇ…。
瑠璃子さんが優の下着を確認するトコロにキケンなかほりが…かめの目はやはり曇っているようです。
美奈子の出生の秘密スキャンダル発覚〜!!ずいぶん反応が遅いのねぇ(笑)。
って、美奈ちゃん、メジャーになったのは最近なのか??実の母親が娼婦だっただけじゃなく継母のあんなことやこんなことはスキャンダルにならないのか??(笑)
美奈子に縁切り宣言されたむら枝が「瑠璃子の部屋」で荒れてるのが何とも言えず。が、「うわばみのおむら」には笑いが…。
そんでもってタイミング良く登場した無神経女頼子に優の出生の秘密を喋っちゃうなんて、地味に伏線張ってるのね。
なりちゃんと頼子の初顔合わせ(?)には「なりちゃん、頼子もどっかに持ってっちゃってくれ。」と思ったのは何故なんだ〜??
直也との記念写真を見て父親の顔を描いた優というおヤクソクの展開もステキです(笑)。

第55話「隠し通せぬ真実」(2002年6月14日放送)
やはり頼子は直也とママに優が娼婦の子供であることを御注進(爆)。
その後にめくるめく夕子の水揚げ回想…もはや懐かしいシーンですのぅ…。
真偽を確かめるために直也が行った「瑠璃子の部屋」に権藤先生が来ていてなんか嬉しかったよ(笑)。
そして、花咲く昔話…「振蛉館」って楽園だったんか…で、未だに「夕顔の君」と言われるのねん…。
秘かになりちゃんが後ろで諜報活動をしているトコロも見逃せません。
直也も興信所を使って夕子のコトを調べるし情報は命なのねん。
しかし、直輔…そこまで瑠璃子さんを嫌がるか。瑠璃子パパの徳光と言いこのドラマに出てくる父親は頑固だねぇ。
…もう、認めてやってもいいじゃないですか。魂胆は直也への愛だけでしょ??
直輔と頼子を中心に波乱がありそうな予感…??ああ、なりちゃんも忘れずにね。
荘田ファミリーの寝巻きはシルクなのね〜ん。美奈ちゃんのチャイナっぽい独特の寝巻きが良いな。
父親参観日に直也に「今日はお父さんになって下さい」と頼むシーンにはさすがのかめもホロリ…。
でも、「ひれ伏してお礼が言いたい」と言いつつ土下座するとか相変わらず、セリフと演出のキレが良いなぁ(笑)。
「木製の球」はまた小道具として扱われてたけどこの先ポイントになるんだろうか??気になります。

第56話「子どもの直感」(2002年6月17日放送)
うお〜パズル!!懐かしい〜。子供の室内遊びの定番だったんですかね〜。かめもパズルっ子でした。
それはさておき、すっかり杉野家に入るつもりでわざわざ瑠璃子さんに文句を言いに店に来る頼子。
「図々しすぎるわよ!!」なのはむしろお前だ!!なりちゃんはっきり言ってやれ!!(←何故か御指名。)
痛すぎるというよりも最早、嫌悪感の方が勝ってしまうよ。
ホントに直輔は弁護士を派遣したり余計な事しすぎ。でも弁護士の方がビジネスライクな点かなりマシだけど。
しかし、優を預かりたいと切り出す直也も唐突な…。父性ってそんなもんなんですか??
瑠璃子さんがなんだかんだ理由をつけて諦めさせるのは解るけど。
昔の瑠璃子さんと直也の写真を優が発見した時の種彦の不自然な敬語がウケました。
確かに、直也とのツーショット写真やら名前が父親と同じだったりしたら、父親が直也じゃないかと子供でも思うよなぁ…。
美奈ちゃんはすっかり瑠璃子さんの相談役なのねん。戦友みたいな良いコンビになって欲しいな。
そして、瑠璃子さんの決意とタイミング良く優が学校の帰りに行方不明に…ナイス引きです。

第57話「父親の名乗り」(2002年6月18日放送)
優の誘拐(←最早犯罪です。)は頼子の仕業なのか〜!!せいぜい、直輔シンパの会社の人間の仕業だと思ってたけど、ここまでやるか!!最悪である。
直輔のおじいさんぶりには大笑い!!大泉逸郎の「孫」が聞こえてきそう…。
…しかし…直也の家に行くという優は何と薄情な子供なのでしょう!!
と思ったけど、子供って「ヨソの家の子供になるドリーム」があるんだよねぇ。
かめも嬉々として親戚の家に泊まりに行った事があったなぁ…。その時の母親の心境をちょっと考えてしまった…。
それはさておき「家族みたい」でその気になる頼子に殺意を覚えましたよ(笑)。
空気を読め!!…って、頼子はやはり脳味噌まで筋肉なのか??
直也の「皆が優のことを大好きなんだ」の「皆」に頼子は多分、含まれてないと思います。
権藤先生はぼちぼち出番ありますなぁ。他の瑠璃子ファンクラブのメンバーはどうしたのか気になります。
なりちゃんは「瑠璃子の部屋」に毎日来てるのねん…(^_^;)。さすが御曹司。
家に帰った瑠璃子さんの第1話のウエディングドレス下見の回想。懐かしすぎる〜!!ここだけでも初回から飛ばしてた事が良く解るよ(笑)。もう一回最初っから見たいなぁ…。
美奈ちゃんが勝平の事を語っていたところが良かった。
優の荷物をしっかり荷造りして、直也の家で涙の告知。
何故か瑠璃子さんよりも優に感情移入してしまいました。

第58話「身を切られる別れ」(2002年6月19日放送)
「ヨソの子供になるドリーム」で外泊した子供って往々にして夜、自分の過ちに気付くんだよね。や、ヨソでおねしょは体験してませんけど。
朝食を用意する直也が何とも言えず良い味でした。ピーナッツバターに時代を感じました。
徹夜明けで愚痴をたれつつも瑠璃子さんの様子を窺う美奈ちゃんってやっぱり良いなぁ〜。
「優が瑠璃子さんの事を忘れるはずがないでしょ」のセリフにはホロリ。
種ちゃんといいキクといい瑠璃子さんは周囲の人に恵まれてる気がします。
それにしても、学校から帰ってきた優を迎えてくれたのが直也ママでほっとしたよ〜!!
頼子って勝手に上がり込んでいそうなんだもの…。ま、出てきたらどうやって鍵を手に入れたんだとつっこもうと思っていたんだけどね。
あ〜、でもやっぱり来たのか〜!!(-_-#)(←優、心の声)
…コレでも学校の先生なんだよね…。(…頭痛が…。)
偏見かもしれないけど体育会系教師の嫌なところばかり集めてきたようなキャラですな。
優にスカートめくりさせるなんて…デリカシーがないというか…脳味噌まで筋肉決定ということで。
とりあえず、セクハラ教師として訴えてやった方が良いでしょう。
そのうえ、直也にスカートめくりの報告をされるなんて優の立つ瀬がありません。
常識的に言って上品で美人な瑠璃子ママがいるんだからこんな脳味噌筋肉女が母親として必要な訳ないダロ〜!!
直也と二人になったときに優が「(瑠璃子)お母さんと結婚すればいいのに」と言うのは至極当たり前です。
さすがの直也も「邪魔しないでくれ」ときっぱり拒絶したなぁ。そりゃそうだろ。
宮畑氏は微妙にオヤジ入っているところが残念だなぁ…。
今回の後半は優の気持ちになって見てました。

第59話「深夜の訪問者」(2002年6月20日放送)
帰宅して玄関で泣き伏す瑠璃子さん。でも「もうこんな家に帰ってきてもしょうがない!!」はあんまりです。
見かねた美奈子が直也の会社を訪問。でかいサングラスに女優の貫録を感じさせます。
で、瑠璃子さんとの結婚を焚付けても煮え切らない直也に「お嫁さんにして」と言う美奈ちゃんが可愛くていじらしかったです。
優に跡継ぎ教育(?)をする直輔と現実的な直也ママなんだけど、いつのまにか「子はかすがい」なイイ雰囲気。
なのに、そこにいきなり「お邪魔します」と頼子登場!!そうそうお邪魔なんだよ。解ってるのかよ??
入れ替わりで帰る祖父母に「帰らないで」オーラを出す優。しかも直也は緊急会議。…ピンチである。
直也の電話を取ったときの頼子の「ぶりっ子」(死語)ぶりはものすごくイイ感じにいやらしさが出ています。
その後の優との食卓のぶっきらぼうさとのギャップが凄いよ。優のことは「アンタ」呼ばわりだし。
それに対して優の「おばさん」呼ばわり反撃は小気味良かったです。
好き嫌いをしてピーマンを残す優に無理矢理、食べさせようとする所もなぁ…ピーマンの味は大人にならないとわからないもんだよ。(←優に感情移入中。)
優が飛び出したところにグッドタイミングで美奈ちゃん登場!!ワクワク…。
…と思ったら、直輔が「瑠璃子の部屋」を急襲したところに場面転換。そんでまた場面転換。気を持たせるなぁ。
頼子の優への仕打ちに切れる美奈ちゃん。イケイケ〜!!
しっかし、頼子は人の気持ちを理解できないし、言って良い事と悪いことも理解できてないのに、良くこんなんで教師が勤まるね。美奈ちゃん、パーじゃなくグーで殴っていいよ。いや〜ホント高笑いは爽快でした。
そして直輔は瑠璃子さんのトコに親権交渉しに行く前に人を見る目磨いとけ!!もう何度も言ってるけど。
それでも、美奈子と帰らず直也の帰りを待つ優は立派。
んで、自分の気持ちを抑えて直也との結婚を瑠璃子さんに勧める美奈ちゃんが切なすぎる〜!!
それなのに、頼子は優に出生の秘密を暴露するし〜。もう、いい加減にしろよ!!ってカンジ。
瑠璃子さんと美奈ちゃんのコトが解ってないのにクチ挟むな。むしろ気色悪いのは頼子の方です。
この仕打ちにはさすがに耐えきれず優が家に帰ったところで明日へ続く。
今回のポイントは美奈子嬢の健気さと頼子の教師失格人間失格ぶりでしょう。
かめは秘かに予告の美奈ちゃんの頼子ビンタシーンを楽しみにしていました。

第60話「三人一緒がいい」(2002年6月21日放送)
直也は結構、酷いこと言ってるけど、頼子にはこれぐらい言ってやらないと気がつかないでしょう。っーかもっと言って欲しいです。
直也のコトをちょっと見直しました。直也で爽快感を得たのは初めてかも…(^_^;)。あ〜さっぱり。
「散々、子供の面倒まで見させておいて」って、勝手に見に来たのはお前だろうが〜!!と、直也の心の声を想像してみました。
優に母親について聞かれたことを瑠璃子さんが美奈子と話し合うシーンは良かったです。
やっぱり美奈ちゃんは瑠璃子さんの良い相談相手だったんだろうなぁ…。
直也への想いを「言ってみたかっただけ」とひらりとかわす美奈ちゃんはカッコいいっス。
しかし、「三人一緒がいい」とか「あのおばさんが嫌」とか子供は正直っスね(^_^;)。
珍しく直也に優への真実の告知の相談をする瑠璃子さんを見て、美奈ちゃんの方が頼りになるかも〜と思っちゃいけないよ(笑)。
優を取り戻そうといきり立つ直輔に突然、瑠璃子さんと結婚するのが一番良い方法として切り出すなんて、直也、どうしたのよ今日は!?
さすがに直輔丸くなったね!!なぜか色は黒くなったけど!!(爆)んで、ママは相変わらず良識家です。
そして、CM明けにいきなし直也が瑠璃子さんにプロポーズ。何と早い展開なのでしょう!!
でも、過去が過去だけに返事に戸惑う瑠璃子さん。
優と自称「一番手ごわいライバル」美奈子がこれでもかこれでもかと猛プッシュ。
瑠璃子さんと美奈ちゃんが遠い目になっていきなし伊豆の旅館での駆け落ちの回想シーンが入ったのがいいっスね。
何度も幸せの一歩手前で不幸になった瑠璃子さんはあの真珠ネックレスを手に取り一抹の不安と期待の間で揺れ動きつつ、待て次週。
しかし、それにしても「四十路を前にして」ってわざわざ年齢言わんでも…(^_^;)。

第61話「結婚への迷い」(2002年6月24日放送)
いきなし、光一兄さんを呼びつけて結婚への根回しとは直也は意外と策士のようです。伊達に社長はしてないってコトですか。
光一兄さんが意外と出世しているらしいのもビックリですが、ルパシカ着用じゃないのがさらにビックリ!!
「すずめ」で旧交を暖めた後、光一兄さんは「瑠璃子の部屋」に。
優が直也の子供だって知らなかったんかい!!というツッコミは些細なことのようで、光一兄さんは瑠璃子さんの説得を開始。
そりゃぁ、亡きお父上の話を出してこられたら瑠璃子さんも前向きな返事をするしかないでしょう……えっ!!一人、気になる人が…って…誰??
と、思ったら種彦だったのねん…。(直輔かと思った…ってここまで来たらそりゃないか。)
瑠璃子さんが結婚話をした時の種ちゃんが一瞬、錯乱しそうな雰囲気だったのには焦ったけど、その後の涙をこらえつつの笑顔が良かった。
遂に結婚を決心した瑠璃子さんにキクも大喜びだし、遂にハッピーエンドへ??
っーコトで、早速、直也の会社へ返事をしに行くんだけどタイミング悪く(おヤクソク通り?)直也は不在。
が、待ってるうちに瑠璃子さんは突然、気分が悪くなり直也に会わずに帰っちゃうのね〜ん。
って、コーヒーカップを倒してヨゴレたテーブルクロスは〜??
…いやいや…ハンカチで口を覆い吐き気をこらえる姿がなんとも生々しかったんだけども…。
そんなコトとは露知らず、荘田家の食卓ではキクが美奈子に瑠璃子の返事を報告。
瑠璃子さんの結婚後も荘田家に残ってくれるようにうどんの「かまぼこ」でキクを懐柔しようとする美奈ちゃんが可愛い〜。
なのに、打って変わってシリアスに、病院で検査中の瑠璃子さんなんだけど…「内臓に違和感」ってどんなカンジなのでしょう??
直也が荘田家に電話を入れた時に秘書がテーブル拭いてたので安心しました(笑)。
美奈ちゃんの明るいじらしは良いなぁ〜。
しかし、瑠璃子さんはいきなり精密検査で入院。不穏なBGMと「すずめ」で祝杯をあげた時のママのしみじみとしたセリフが裏で起きつつある悲劇を強調するなぁ…。
告知の時の「これでもか」な演出が素敵でした。瑠璃子さんカッコ良いです。
さすが東海テレビの昼ドラ。やっぱりそうそう簡単には幸せにしてもらえないのね〜ん(;_;)。

第62話「本当のお母さん」(2002年6月25日放送)
美奈子が病室で週刊誌の自分の記事の切り抜きを見つけたって事は、瑠璃子さんはちゃんと週刊誌とかで記事をチェックしてるのね〜。
瑠璃子さんの余命の告知に美奈ちゃんが記事の切り抜きをはらりと落としたところに、そんな事は知らない直輔の大喜びぶりがかぶさる演出は芸が細かいなぁとうなりました。
瑠璃子さんとの間にまた孫が…と期待イッパイの直輔が何とも言えず。
そしてまた場面が変わって荘田家で大泣きの美奈ちゃん。このギャップが悲劇だよなぁ。
キクに悟られないように場を離れるところが良かったっス。
しかし、写生のためとはいえウサギに首輪って…なんか可哀想な気が…。おしっこまで描いてしまう優は写実主義なのでしょう。
瑠璃子さんが優に本当の母親を告知したときの優の微妙な首フルフルがいい味出してます…。
…はっ、またしても優視点に…(^_^;)。
それにしても、優を直也の家に連れて行って先に帰る瑠璃子さんのセリフとかって、今生の別れみたいで不安になるよ〜。実の母の告知もあったことだし。でも、泣く演技って難しいんだねぇ…(^_^;)。
直也とのニアミスシーンにちょっとドキドキしました。だって隠れられそうな場所はなさそうじゃないですか。
家に帰った瑠璃子さんは種彦に泣きついたりして、ちょっとうらやまちいです。(←かめ的に相手は美奈ちゃんでも良いらしい。)
優の話に不穏な空気を感じた直也は「瑠璃子の部屋」を襲撃するんだけど、その時の瑠璃子さんの呼びかけが「直也さん」ではなく「あなた…」だったのにはビックリしました。…なんだか切ないっスね。

第63話「結婚できない理由」(2002年6月26日放送)
結婚の件を確認した来た直也にきっぱり断る瑠璃子さんに久々の妖婦モードを感じました。
うろたえる直也がまたイイ!!やっぱり直也はうろたえなきゃ(笑)。
「必ず口説き落とすつもりです」なんて食い下がるなぁ。…今日の直也は一味違う…??
何故かタイミング良くお店に来ていた宮畑氏にすがる瑠璃子さん。
「相変わらず同じようなことをしてるんだな」のセリフに笑った。…しかし、一人称は「わし」なのか…宮畑氏…。
その頃、美奈子が種彦に瑠璃子さんのガン告知をしているのをキクも聞いてしまい…。3人の嘆きにホロリと来てしまったです。…宮畑氏の嘆きよりも感動したとか…??(^_^;)
しかし…宮畑氏って都合のいい…ゲフンゲフン…(^_^;)。
ふと、なりちゃんの事を思い出してしまったんだけど…瑠璃子さんが頼るにはやっぱり貫録が足りないのか…。
瑠璃子さんの手紙を読みながら直也に呼び出された「すずめ」の前でたそがれる光一兄さん。ホントに背景も真っ赤でたそがれてます!!しかし、構図がイイ感じでした。
間にコマ回しをして遊ぶ直輔と優の様子が挿入。…や、30年後の子供はコマでも遊ぶらしいっスよ。
しかし、直也、食い下がるなぁ〜。伊達に色々あったわけじゃないのね〜ん。
20歳の頃に作った地味目の着物をキクにあげる瑠璃子さん…形見分けモード??
更にCM明けにエメラルドの指輪を種ちゃんに譲るんだけど…何故に指輪…。
それに対しての種ちゃんの科白「この指輪、喜んでないよ」が詩的な表現です。
種ちゃんが瑠璃子さんに抱きついている所に直也が来たと伝えにキクがやって来て見てるこっちはドッキドキ。
…や、多分キクは慣れてるんだろうけど。でも、ちょっと所在なさ気だった気が…。気のせい??
それはさておき、13年前の想い出を出して、なんとか、想い出の修禅寺のあの旅館に行く約束を取り付ける直也…成長したのねん…(遠い目)。って、あのトシじゃ言われたくない言葉でしょうが…。
んで、旅館で生け花の水に花ロウソクを浮かべ感慨にふけりつつ直也を待つ瑠璃子さん…嗚呼、どうか直也が事故りませんように…(-人-)。(←ここまできてそれは絶対ないだろう。)

第64話「思い出の修善寺へ」(2002年6月27日放送)
無事に直也も旅館に着いたようで…って当たり前だ。しかし、直也も張り切ってたのか早く着いたようですね。
13年前を回想して瑠璃子さんが純潔を告白した後、2人はついに…嗚呼…こっぱずかしくてこれ以上アタクシには書けません(^_^;)。
それにしても赤いバラの花びらがハラリ…ですか!!いや〜、なんのてらいもなくこの演出を使う所がやっぱり凄いよ。
そしてもう朝なの??と思ったら障子は最初から明るかったんですね…(^_^;)。ホントの朝はちゃんと鳥がさえずってたわん。
帰りしな瑠璃子さんが直也に包みを渡すのだけど包装紙がオレンジ色…何故にオレンジ…??
で、荘田家に帰っていきなり美奈子に「直也と結婚して」ですか…。いくら余命わずかな瑠璃子さんの頼みでもツライものがあると思います。
そんな事とは知らずに結婚話や瑠璃子さんの誕生日について盛り上がる直也と優…涙が…っーか、具体的な日付が出たのは不意打ちっぽい。ちなみに5月28日。双子座ですか。
オレンジ色の包みを開くとあの真珠のネックレスと別れの手紙が…直也ショック!!
CMが明けると美奈ちゃんが直也宅で冷蔵庫を開けていてビックリ。…ニンジンとタマネギ…カレーですか??結構、家庭的??
勿論、直也は瑠璃子さんの真意を美奈ちゃんに尋ねるんだけど…や、それは良いんだけどさ、旅館の一夜のことを美奈子に報告しないようにな!!(恥)
美奈ちゃんはやっぱり真実を言わないので、「瑠璃子の部屋」に直接、確認に行く直也。さりげなく様子をチェックしている宮畑氏がいる所がポイント。
「新しい出発って…死出の旅…(-_-;)。」と思っているかめをヨソに瑠璃子さんは宮畑氏の力を借りて妖婦モード発動。…しかし…オトナの付き合いって…相性って…(汗)。
それはさておき、直也も知恵がついたのか納得しないのですが、美奈子との結婚話を持ち出されさすがにぶち切れ。…ここまで言われたら直也じゃなくてもぶち切れでしょう。
直也宅では優と美奈ちゃんが夕食中。あっ、ハンバーグだったんですか。美味そう…じゅる。
「お母さんが病気だったら…」の会話になった時、タイミング良く直也が帰ってくるんじゃないかと一瞬思いました。
そして、またしても宮畑氏は都合のよ…いえ、器の大きさを見せるのでした。

第65話「永遠の愛の誓い」(2002年6月28日放送)
いよいよ最終回…しかし、傷心で「すずめ」で飲んだくれる直也…最早恒例ですな。今回は直輔もいるけど。
直輔じゃなくても瑠璃子さんの気持ちはわからないっスよ。ええ。
直也の家にはまた美奈子かいる…仕事はどうしたんだろうとか突っ込んじゃうけど、優の世話に来てるのねん。
まだ瑠璃子さんを諦められないなんて3部に入ってからの直也はグレードアップしたような気がします…っーか、さすがに学習効果ぐらいあるよね。
瑠璃子さん肖像画を前に病気が治ることを祈る種彦は健気でホロリときました。
でも、勝平にお願いするのはどうかと…。(連れていきそうじゃないですか…(^_^;)。)
その上、自分を生贄にしてとは…なんでこんなツボを刺激する単語を使うかなぁ…。
「オレは「種彦」を生贄にして「瑠璃子」を召喚する!!」ですか??(←絶対違う。)
宮畑氏に呼び出された直也は本当の事を聞かされるんだけど…よりによって「瑠璃子の部屋」でそんな話をするなんて…じゃなくて、他の男からそんな話を聞かされる直也の胸中をちょっと考えてしまいました。
かめなら本人からじゃなく他人からこんな話を聞く方が傷つくと思うけど。や、それは言わないおヤクソクですか。
それでも素直に感謝する直也は漢ですのぅ。最終回にして初めて直也を立派だと思ったかも…。
修禅寺の旅館のコトを人前で反芻しないようにすればもっと良いんだけどね(笑)。
身内が一堂に会した瑠璃子さんのお誕生会が修禅寺の一夜とは違ったイミでこっぱずかしく見えたのはかめの目が腐っているからでしょう(^_^;)。
身内が一堂に会したはずなのに光一兄さんの奥さんがいないのが気になります。
それはさておき優のプレゼントは結婚式の絵!!ここでも絵かよっ!!将来は光一兄さんに師事…という道もアリですか。
優とダンスして倒れた瑠璃子さんに直也が病室で遂にプロポーズ!!
そしていきなし教会の鐘が…。(一瞬葬式かと…あわわ…(^_^;)。)
晴れ姿の瑠璃子さんと直也を見て花嫁の父のような感慨を覚えました(泣)。
ホント…ここに来るまで永かったよね…(ToT)。
教会にも旅館の一夜で使われた花ロウソクに白バージョンも登場させて紅白2個にしたのは二人が本当に結ばれたことを表現したのでしょうか。小物にもこだわってますね。
あの真珠のネックレスを式で直也が瑠璃子さんに着けてあげるところがまた憎いっス。
でも、また光一兄さんの奥さんを探してしまったのは言わないおヤクソクね。
結婚式シーンがラストで、その後の瑠璃子さんがどうなったのかは描かれていませんが余韻を残した終わりで良いのではないのかと。後は貴女の心の中で…って所でしょうか??
何はともあれ、3ヶ月、楽しませていただきました。ありがとう、真珠夫人。ありがとう、東海テレビ。

真珠夫人トップに戻る
BLACK BOXトップページに戻る
Return to My TopPage